《2012.2.18〜20》
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※2月17日以前の日記は、前ページに掲載

月18日(土)朝の雪景色を期待していたのですが、予報はずれ。日中、少し小雪が…

議会や自宅に届いたチラシに誘われ、「放射能が大阪に??住民説明会」なる市民集会に参加しました。主催したのは「おかんおとんの原発いらん宣言」と「放射能からイノチを守る南大阪ネットワーク」。どうやら、私の子ども世代の方々のようです。会場の堺市総合福祉会館に100人ほど集まった参加者の中にも、子連れの若いお母さんの姿が目立ちます。東日本大震災と福島第一原発事故を体験し、市民運動を担う新しい層が生まれているのを実感しました。

午前中、調査中の事件の関係者を訪ね、いくつもの証拠の確認をしました。また、午後は、資料収集に協力していただいている方との打ち合わせ。どのように組み立てて質疑の場に臨むか…。工夫が必要です。
議員控室で思案を巡らせているところに、某紙の記者が来室。地裁堺支部で開かれた西井勝議員の初公判の様子を伝えてくれました。西井被告(あえてそう書きます)は、「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めたそうです。起訴状では、1月1日、大阪狭山市内で車を運転中にミニバイクの女性と接触し、けがをさせたまま逃げたことが罪に問われています。1月19日の議会運営委員の会議では、維新の会委員が「事実関係に争いがある」と言っていたのですが、その釈明は早くも覆りました。
また、被告人質問で事故現場から逃げた理由を問われ、「運転前に日本酒を飲んでいて、ばれるのが怖かった」と答えたとか。さらに、逮捕直後に「何かにぶつかった音は聞いたが、周囲に何も見えなかったので立ち去った」と言ったのは「嘘だった」…という供述調書も証拠採用されたようです。
そのような事実を認めたのなら、西井議員自身が潔く出処進退について決断し、公職者として最後の責務を果たしてくれることを期待します。

月20日(月)久しぶりに大泉緑地を散歩。双池橋近くの白梅が開き始めています。

「前立腺がん患者のつどい」には、20人の方々が参加されました。ほとんどが、「議員活動報告」やホームページでの案内を見てやって来られた方です。お住まいの地域も、北区だけでなく、南区、美原区、松原市、大阪市と広がっています。家族といっしょに来られた方、ご本人が出席できないので代わり参加された家族もあります。また、胃がん、肺がん、舌がん、大腸がんなど、闘っておられる「がん」も多様で、中には「闘うのではなく、共に生きる気持ち」とおっしゃる方もありました。それぞれの病状や思いを語りながらの自己紹介の後に、市立堺病院放射線部長の池田恢先生(元・国立がんセンター放射線部長)のお話。そして、池田先生への質問や意見交換など、参加者の皆さんに大きな意義を感じていただける催しになったと思います。

月19日(日)「雨水」の今朝は−2℃。しかし、明るい日差しが感じられる日でした。

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また、「住民説明会」とうたっているだけに、大阪府の受入指針の問題点や、堺市が受け入れた場合の処理施設(東清掃工場)を見学しての指摘、内部被爆の話など、よく準備されていました。それに、被災地(福島県郡山市)から避難してきて堺市で暮らすお母さんの呼びかけは、参加者の胸を打ちました。なお、以前に住民運動のお手伝いをさせていただいたことのあるKさんやNさんと、久しぶりに再会できたのもうれしいことでした。