5月9日(木)第1日=新大阪〜岡山〜窪川〜37番岩本寺〜佐賀温泉の宿
昨秋は見事な黄葉に包まれていた岩本寺境内は、緑一色。お寺から国道に出ると、道路脇の標識が「24℃」を示し、季節の変化はいっそう鮮明です。これから38番金剛福寺に向かう旅は、遍路旅でもひときわ長い道程で3泊4日の予定。初日は足慣らしのつもりでゆっくり歩きました。主として国道56号線を進むのですが、古い遍路道が整備されている所ではその部分を選んで歩行。岩本寺を14時に出発し、今夜の宿・佐賀温泉(こぶしのさと)には16時50分に着きました。
【歩行距離12q 16,713歩】
区切り遍路、3回目の旅に出ました。1回目は2005年2月11日〜22日の12日間。7年を経て昨年11月9日〜17日の9日間で2回目。今回は、2回目のゴール37番岩本寺から、38番金剛福寺(足摺岬)、そして高知県最後の札所となる39番延光寺(宿毛市)を目指します。
四国遍路・区切り打ち日記(第3回)
●遍路旅はじめての新幹線利用
これまでの遍路旅で現地との往復はバス便でしたが、今回は高知県西部が起終点となるためJRを利用。岡山までは新幹線、岡山から窪川までは孫たちが喜びそうなアンパンマン列車(特急)です。歩き始める際、歩数計を忘れてきたことに気づきました。駅近くの方にホームセンターを教えていただいて購入。出発点の岩本寺に向かいました。お参りの後、前回は帰りを急いでいてゆっくり見ることができなかった本堂の天井画を鑑賞。参拝者の評判になっているマリリン・モンローの肖像画も見つけました。隣には「モデルの肖像」(ルノアール)の模写絵があり、全部で575枚だそうです。