5月11日(土)第3日=土佐入野の宿〜下田の渡し〜久百々(民宿いさりび)
当初、昨日から3日間に雨マークが出ていました。ところが、今朝の出発時に雨はなく、ラッキョ畑の収穫風景などを見ながら歩きました。ちょうど1時間のところに分かれ道があって、左に曲がると四万十川の河口を渡し船で渡るコースです。
「運行しないことがあるから、ここで電話を…」との案内掲示を見つけ連絡しかけていたら、2人の遍路が追い付いて来きました。岩本寺で出会い、カメラのシャッターを押していただいた方々です。四万十大橋に向かう予定だったお二人も電話結果を待って、ここから同行されることになりました。
渡し船が出る下田漁港まで、さらに2時間半の歩行。港で半時間ほど待ち、親子船頭さんの船で対岸へ。乗船時間は10分ほどでしたが、情緒のあるコースです。なお、港に着く手前から落ち始めた小雨が下船後まで続き、昼食に立ち寄ったうどん屋さんで雨具を脱ぎました。開業35年になるというこの店の主は2代目。食器は、先代が特別注文した砥部焼だそうです。
ところで、ここまで同行の男性は名古屋の方、また女性は埼玉の方と伺いました。お二人はとても健脚で、うどん屋を出てからは先に行ってもらいました。ちなみに、今夜は3人とも別々の宿を予約していて、男性は私の宿よりも0.5q先、女性は3qほど手前です。ほどなく、1620mの長いトンネルを抜け、3時間後に宿に着きました。 【歩行距離28.8q 40,314歩】
四国遍路・区切り打ち日記(第3回)