《2015.10.1》
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※9月30日以前の日記は、前ページに掲載

10月1日(木)前線の通過で列島全体が荒れ模様。午後から雨になり、気温は22℃台。

沖縄大学客員教授の真栄里泰山さん(元那覇市企画部長)から、大阪で維新の人気が衰えない理由についてお尋ねがあり、返信を送ったら、お礼とともに珍しい花の写真が送られて来ました。そのメールには、「沖縄の夏も今日で終わり、秋風に乗って早くも北からは冠雪の便りも聞きます。日本最西端の与那国島では観測史上最大の台風21号の被害情報もありますが、台湾、福州の状況はいかがでしょうか。お見舞いかたがた、我が家の『おおごちょう』の花を贈ります」と書き添えてありました。
「オオゴチョウ」(黄胡蝶)は、西インド諸島原産の マメ目植物で、 沖縄ではサンダンカ、デイゴと並ぶ三大名花と呼ばれ、県花にも指定されているそうです。

●バークリー市が辺野古への基地移設反対決議
さて、その沖縄では、名護市辺野古への米軍基地移設反対運動が知事を先頭にして続いていますが、米カリフォルニア州のバークリー市議会が、9月15日、移設に反対する決議を採択したそうです。
決議では、住民の生活や、辺野古沿岸部の埋め立てに伴う生物への影響を懸念。世論調査で県民の80%が移設に反対している現状を指摘し、「沖縄の人々への支援」を表明しました。また、国防総省に文化財保護法の順守を求めるとともに、連邦議会に対応を要求し、オバマ大統領にも決議文を送付したとのこと。

バークリー市は全米で政治的・社会的に最も進歩的な都市として知られており、2001年10月18日には、市議会が「アフガン空爆の中止を求める決議」を可決したこともあります。
●バークリー市議会「オープンマイク」制度に学んだ、堺市議会報告会
また、堺市はバークリー市と1967年に姉妹都市提携を結んでおり、私も1992年に訪問しています。その折、毎週火曜の夜に開かれる市議会では、30分間、市民が自由に発言できる「オープンマイク制度」を設けていることを知り、堺市議会でも実現したいと主張してきたのです。

それから実に20年、2012年10月に「第1回議会報告会」を開催することになって、やっと実現できました。昨日も書いた「議会基本条例」の検討中、盛り込むことが決まった予定条項の先行実施でした。
2012年度に2回、13年度、14年度は各1回開催し、このほど5回目の議会報告会が催されることになりました。過去4回の開催では、参加してくださる方が固定化する傾向が見られました。また、参加者の発言も1回限りで一方通行になっているという反省点を改善するため、今回は、市民人権、産業環境、建設、文教、総務財政、健康福祉の各常任委員会ごとに1つのテーブルを設け、市民と議員が意見交換できる形式を採用しました。私も、健康福祉委員会の席に着きますので、ぜひご参加ください。10月25日(日)午後1時~3時、市役所本館11階と12階。参加申込みなどは、こちら=堺市議会ホームページ

▲写真=しんぶん赤旗(2015.9.17)から転載

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