明日はクリスマスイブ、それに今日は天皇誕生日です。ただでさえも忙しい師走の休日だというのに、たくさんの方々が事務所に来て下さいました。スタッフを含めて総勢15人。中には、アクション日記の記事を読んで、中区や南区、堺区から発送作業のために足を運んで下さった方もありました。お陰様で、作業は予定よりも早く進み、恐らく明日の午前中にも完了すると見込まれます。ついては、それ以後に予定していただいている方々はどうかご放念下さい。
ところで、今日のテレビ放送で、誕生日にあたっての天皇の記者会見のことばが流れていました。「この1年を振り返ると、様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」
思えば、8月15日の全国戦没者追悼式で天皇陛下は、「さきの大戦に深い反省」とのことばを捧げられました。他方、安倍首相の式辞では「アジアへの加害責任」に一切触れることがありませんでした。太平洋戦争開戦の年に生まれ、ほんのわずかながら戦争の悲惨さを実際に知っている世代として、私自身の責任や使命を噛みしめています。
午後4時45分、私が臨時委員長(年長委員)になって開会した100条調査委員会は、会議時間の延長を決めて休憩。その間に、正副委員長候補の会派間調整が行われました。開会前には、「共産党委員長・自民党副委員長」という案が出ていたのに、予定の休憩時間を20分も延ばした挙げ句、「公明党委員長・ソレイユ堺副委員長」に変わりました。
私はもともと「議運委員長会派の公明党が委員長となるのが妥当」だと思っていたのですが、公明党があくまで固辞したため、「共産党委員長案」が浮上したのです。ところが、きっと「共産党だけはご免!」と誰かが言い出したのでしょう。それを阻止するため、固辞したはずの公明党委員長へ急展開させ、「指名推選」(全会一致)による選出が企てられたわけです。
100条委の提案者である共産党を排除するような談合は、傍聴席に詰めかけられたたくさんの市民の方々の目にも「不透明だ」と映ったに違いありません。すでに委員長席に着いていた私にこの話が伝わったのも委員会の開会直前でした。私は、公明正大な選挙を行ったほうが市民の理解が得られると判断し、選挙によることを宣言して議事を進行。委員長選挙の得票は「田渕委員(公明)8票、長谷川3票、野里委員(自民)2票」。副委員長選は「小堀委員(ソレイユ)10票、野村委員(自民)3票」でした。その結果、田渕委員長、小堀副委員長が決まりました。
今日も朝からボランティアの方々が来て下さって、発送の準備作業は予想どおり午前中に終わりました。年末に郵便局に引き取ってもらい、年始にお届けできる予定です。
午後から登庁して、ご相談事項の処理。なお、明日は午後4時45分から、第1回100条調査委員会が開会されます。正副委員長を選ぶだけで終わるかもしれませんが、お時間があればぜひ傍聴して下さい。本館12階の第3・4委員会室。傍聴受付は4時15分から。4時30分時点で傍聴希望者が10人を超えていたら抽選となります。ただし、音声傍聴も可能です。