《2016.5.24〜25》
(1699)

※5月23日以前の日記は、前ページに掲載

月24日(火)気温は少し落ち着いて19.4℃〜26.8℃。ただし、湿度が増したようです。

「はいさい!ちゅううがなびら。毎度勝手にお邪魔します」と、沖縄大学客員教授(元那覇市企画部長)の真栄里泰山さんが毎日のように送って下さるメールのことは、前にも書きました。
昨日は、「元海兵隊兵士の事件被害者を追悼し、米軍の撤退を求める緊急集会 」の様子について伝えていただきました。22日に在沖米軍司令部があるキャンプ瑞慶覧のゲート前で催されたこの集会では、参加した人々がハーベールー(蝶)のプラカードを掲げたそうです。沖縄では、「蝶は魂を運んだり、魂そのものの化身」と言われ、この黒い蝶は切り絵作家のジョナサンさんの作品だと「沖縄タイムズ」などに紹介されています。

●怒りは沖縄の人々だけのものではありません!
集会では、「元米軍海兵隊兵士の事件被害者を追悼し、十分な対応と真相究明、米軍の撤退を求める要求書」が読み上げられました。次は、その一節です。
*私たちは何よりもまず、奪われた尊い命を悼みます。彼女を大切にしてきた人びとが、彼女を想うための時間と機会が損なわれることのないよう、求めます。
*私たちは、彼女がどれほどの恐怖と苦しみのなかにあったか、荒ぶるような心を鎮めることが出来ません。沖縄に暮らす私たちはみな、自分にも起こり得たことだと、言葉を失い、その痛み苦しみを共にしています。
*私たちは、基地・軍隊の長期駐留が押し付けられている沖縄で、幾度となく繰り返される事件のたびに、被害者を貶める発言や態度にも、幾度となく引き裂かれてきました。被害に遭った人の尊厳が守られるよう、強く求めたいと思います。

基地があるが故に繰り返される卑劣な犯罪と人権侵害への沖縄県民の怒りを、私たちも共有しなければいけないはずです。4月初めに訪沖した折、真栄里さんや翁長知事が共に語られた沖縄の歴史を思い起こしながら、そのことを強く思っています。
■今日の議運で、正副議長候補
さて、堺市議会の今日の議会運営委員会は、午後1時開会後に休憩を重ね、やっと4時半近くに、維新、公明、ソレイユ堺、自民の4会派から正副議長候補が示されました。48人中の39人(4会派の合計)と大勢が決まっているので共産党や無所属3人も同意しましたが、「議会改革」という視点からすると、このような議長選びには疑問も残ります。

大阪弁護士会で催された美原住民訴訟の慰労懇親会の折の写真を、竹中宏一弁護士(後列中央)が送って下さいました。竹中弁護士は、私に対するいわれのない政務調査費裁判(原告が取り下げ)でもお世話になった方。その後、西堺警察署での違法取り調べを立証して、被告の無罪と慰謝料を勝ち取りました。
さて、今日の本会議では正副議長を選任。他の議会役員や所属委員会を決める協議も始まっています。

月25日(水)未明からの小雨が少し残りました。その後も曇り空で21.0℃〜25.7℃。

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