政策研究集会の2日目。今日も3つの分科会が設けられており、私は「『地方創世』競争に踊らされずに、豊かな暮らしを実現する道は?」というテーマの分科会に参加しました。講師は、日本総研上席主任研究員の藤波匠さんと学習院大学非常勤講師で社会学者の新雅史さん。
藤波さんは、「人口減が地方を強くする」と題して、わが国の人口動態を示した上、地方を持続可能にする3つのネットワークなどを説明。また新さんは、「人・カネ・不動産・事業から地方創世を考える」と題して、それらの新たな結合として熊本市の上乃裏通りの再生例などを紹介。40歳台の研究者による斬新な提案は刺激的でした。
この分科会が終わった後、すぐに国立駅に向かい、東京駅1時30分発の新幹線で帰りました。帰りを急いだのは、今夜、新金岡校区連合自治会と新金岡5丁自治会の夏祭りがそれぞれ催されたためです。
午後、堺市がん患者と家族の会「よりそい」の講演会が総合福祉会館で催されました。第1部は、市立病院機構理事長・門田守人さんが「がん対策における患者・市民の役割」と題して講演。第2部は、会場の聴衆も参加する「がんカフェ」が試みられました。
「大泉小学校の解体工事の騒音とほこりがひどい。市や業者の説明に納得できない」との相談が一昨日事務所にあり、新幹線の東京駅着時に連絡を受けました。昨朝、現場で通報者と面談。今朝から担当部局の説明を受け、午後は解体工事の現場状況を確認しました。市の対応にいくつかの問題があることを指摘して、改善と回答を求めています。
さて、今日は午前中の議運で8月24日初日本会議の議事運営を協議。また、午後からの議会力向上会議では、議会報告会(10月30日開催)、委員間討議、本会議での質疑方法、意見書の取扱い、政務活動費、議会基本条例の検証などについて意見交換。政務活動費領収証などのインターネット公開については、全会派が実施することで合意しました。ただ、「少なくとも今年提出した昨年度分から公開しよう」という私の主張に一部委員が難色を示し、いつの分から公開するかは引き続いて協議することになりました。検査委員からも指摘されている「説明責任」を自覚したいものです。