署名1週間の成果を確認し、さらなる拡大を図るべく企画した「リコール署名大集会」。急遽確保した会場は400人収容のホールだったので、参加者数が気になりました。当初は前席に詰めていだこうとロープを張っていたのですが、心配は吹き飛びました。「超満員」とはいきませんが、少し空席はありながら会場全体に人が座り、とてもいい雰囲気の集会みなりました。オープニングの「リコールの歌」、北区と西区の受任者のお話が、参加者全員に伝わったと思います。
長かった「5月定例会」の最終本会議です。大阪維新の会が提案した「議員報酬の削減条例」について、また「職員の政治的行為制限条例」を継続審査とすることについて、意見を述べました。
議員報酬削減の条例は昨年2月議会に提案されたものと同じで、その際、私は賛成しました。その訳は、政務活動費を巡る不祥事案などが拡大している折、市民の皆さんに議会としての反省の意を込めて報酬減をすべきだと感じたからです。そのことを討論で述べ、提案した維新の会(当時は同会派の水の上議員が議長)に対して、他会派とも調整してぜひ削減を実現してほしいと要請しました。
ところが、水の上議長も維新会派の誰も、そのような努力はしなかったようです。
●「20%減額」を提案しながら、維新議員が地震で被災した熊本市に送ったのは「5%」
昨年もこの議案は否決されました。「提案はパフォーマンス」と批判された維新の会議員は、その後、議員報酬の5%を地震被災地の熊本市に送ると発表したのですが、批判に対する証とするなら、どうして20%を寄付しなかったのでしょうか。
また、維新議員は、今議会で私が議案質疑の際に質した「旅費規程」の見直しには無関心で、「それは議会力向上会議で議論」と逃げました。他方、「議員報酬を議会力向上会議で議論しよう」という他会派の提案には、「いや、条例提案で示した」と言うのですから、まさに「ダブルスタンダード。実現できそうな「身を切る改革」はやりたくないのでしょう。もしかしたら、議員報酬の削減もほんとうはやる気がなく、「否決」を見越して提案しているのでは…という他会派の指摘が当たっていそうです。そんなにいい加減な維新提案には協力できない旨を表明。また、市長に対して、旅費規程の見直しを行うよう要請しました。