10月の駅前議会報告の際に、通りかかった保護者の方から情報をいただいた「森のようちえんどんぐり」の保育現場を視察させてもらいました。場所は、大阪狭山市東野東にある私設キャンプ場ですが、堺市美原区・菅生神社の近くです。
以前、大阪市内あった西住之江幼稚園が前身だそうで、勤務していた和田寧子さんが自然の中で子どもを育てるという理想を追い求め、10年間にわたって取り組んできたとか。森のようちえんはデンマークで発祥してドイツなど欧州各地に広がっており、日本でも「森のようちえん全国ネットワーク連盟」ができています。
年齢混合の3グループに分かれての「朝の会」(写真上)の後、1時間ほど自由に遊んで昼食(写真下)です。お弁当は持参。かまどで炊かれた暖かい味噌汁(お味噌は自家製)が振る舞われ、私もご馳走になりました。雨や雪でも戸外活動が原則だそうで、発熱や体調不良のときは現場にあるログハウスで休ませる態勢も備えています。
今年の園児は、年長11人、年中8人、年少6人の計25人。地域別では、堺市9人、大阪市5人、河内長野市3人、大阪狭山市2人、富田林市2人、その他4人。堺から通っている園児が3分の1を超えているのです。
朝、町内一斉清掃に参加するため出かける寸前、堺市職員だった寺井紀夫さんの逝去を知らせる電話をいただきました。38年前、寺井さんは高校の先輩として、初当選した私の歓迎会を催してくださった方です。 正午からのご葬儀に参列し、お別れさせていただきました。合掌。