健康福祉委員会視察の2日目。今日の訪問先は東京都北区です。ここでも区議会議長の歓迎挨拶がありました。視察テーマは「地域包括ケアシステム」で、同区が今年3月に策定した「地域包括ケア推進計画」や、実際に取り組んでいる「介護と医療の連携推進」や「認知症施策の深化」について、それぞれの担当課から説明を受けました。
昨夜の心配が現実のものとなりました。事務所を出発した途端、フロントガラスに雨粒が落ち始めたため、駅前議会報告の中止を決意。現場まで車を走らせ、すでに待機していただいていたボランティアの皆さんにお詫びしました。予報では雨は8時以後だったため、早起きして下さったのに申し訳ありません。初回からのアクシデントで日程の組み直しが必要ですが、とりあえず明朝は新金岡駅④出入口で実施させていただく予定です。
事務所に戻って、各地域で配布を担って下さっている方々にお届けするため、必要部数の仕分け作業。また、午後から登庁して上下水道局などから報告を受け、リコール運動関係者との会合にも出席しました。昨夏の運動の記録集を作成中で、今月22日に完成見込みです。
予定どおり、新金岡駅④出入口で議会報告。終了後すぐに登庁して、議員研修会に出席しました。この研修会は、議会基本条例第18条「議会は、議員の政策形成及び政策立案の能力向上を図るため、議員研修の充実に努めるものとする」との規定に基づくものです。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の教授・萩原なつ子さんをお招きし、「SDGsと未来都市堺の果たす役割」と題する講演を聴きました。
「SDGs」(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の国連サミットで採択されたもの。国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。(詳しくは、こちら)
また、「SDGs未来都市」とは、自治体によるSDGsの達成に向けた取組を推進するために国が新たに創設したもの。堺市は、「SDGs未来都市」を選定する国の公募に対して、人口減少や高齢化などの地域課題解決をめざす提案を行い、今年6月、「SDGs未来都市」に選定されています。なお、同時に選定され29自治体のうち、神奈川県、ニセコ町、下川町(北海道)、横浜市、鎌倉市、富山市、真庭市(岡山県)、北九州市、壱岐市(長崎県)、小国町(熊本県)は、モデル事業に選ばれました。