明日、私にとって9回目の当選を期す、市議会議員選挙が告示されます。1979年の初当選以来、足かけ40年にわたる議員活動へのご評価をいただけるかどうか。いつもどおり、厳しい選挙戦になるものと思っています。
●竹山市長に真相説明と辞職を求めます!
市民の皆さんの最大の関心事は、2月6日のNHK報道で明らかになった竹山市長の政治資金問題です。その後、市長自身が議会に報告した調査結果では、1億3000万円(収入7000万/支出6500万)を超える収支報告書の記載漏れがあったとか。
どうしてこんなに巨額な記載漏れが起こったか。不正・不適切な支出はほんとうになかったか。ずさんな会計処理が続いたのはなぜか。
竹山市長はまず、その真相を市民や議会にきちんと説明する責任を負っています。日本で初めて制定された「政治倫理条例」は市長や議員が「高潔性を自らすすんで市民に実証」しなければならないことを条例前文にうたっているのです。
きちんと説明責任を果たした後に、“竹山市長は辞職すべきだ”と私は思っています。
●政治家の不正・疑惑や特権にメス!(議員報酬など受取拒否の総額1.330万円)
「政治倫理条例」は私の初当選時、汚職事件に怒った市民の直接請求運動で誕生。その運動には私も参加しました。2年前には、政務活動費で不正した議員を辞めさせるリコール運動が起こり、私はこの運動にも参加しました。市民の一人として、政治腐敗と闘ってきたのです。
また、府内最高となった議員報酬の減額を提案。現在、20%の受取拒否を続けています。これまでの返上総額は1,330万円になりました。
●健康・長寿を実現できる堺市政を!
自分自身の前立腺がん罹患を契機に、「堺市がん対策推進条例」やがん検診無償化を実現。アスベスト飛散事件を追及して、健康被害の防止と被害者救済、さらにアスベスト対策の全庁的取り組み体制も実現しました。ギャンブル依存症などの依存症対策にも取り組んでいます。
●子ども・若者・障害者に安心できる未来を!
「森のようちえん」など、新たな幼児教育への支援を要請。児童虐待の防止や里親制度の拡充など、子どもたちの未来を守る議論を展開しています。
また、性暴力被害を防止するため、学校での性教育の見直しを提案。さらに、障害児や障害者、それに高齢者などが安心して暮らせるまちづくりをめざしての活動も展開しています。
■市民の旗を押し立てよう!!
これまでずっと、私が貫いてきたのは「ふつうの市民の声を市政に届けること」。政治は、政党や組織のためのものではありません。市民が参加し、市民の手で政治を動かすため、「市民の旗」を押し立て続けます。
※明日からの選挙期間中、アクション日記の更新はいたしません。毎晩、書き込む作業を控えて、全力で選挙運動に取り組むつもりです。