午前中、市役所で「堺市安全まちづくり会議」開かれました。市、警察、事業者、市民、地域団などの協働で、犯罪防止や地域の安全確保の市民運動を展開するというこの会議は、2008年から開かれています。堺市議会の代表として、今年初めて委員を務めることになりました。
冒頭に大阪府警本部府民安全対策課の管理官から「堺市の犯罪情勢」について報告があり、興味深いデータが示されました。近年、大阪府の刑法犯認知件数のピークは2001年で32万7262件(堺市=3万917件)でしたが、それ以後は徐々に減少して2018年は9万5558件(堺市=7671件)だったそうです。府全体で7割以上減り、堺市の場合は8割も減少です。もしかしたら、このような会議も一役買っているのかもしれません。
ご承知のように、このところ高齢ドライバーの事故が相次いでいます。免許証の更新辞退も考えなければいけないのですが、仕事上で車を手放せません。中学校時代からの友人でカーレーサーの経歴もある自動車評論家にアドバイスを求めたら、「サポカーSワイドという機能を備えた車に乗りなさい。お互い、歳を考えて早くしたほうがよいと思う」とのこと。従前通りのステーションワゴンですが、11年前には考えられなかった安全対策が進化しています。また、視認性も意識してボディーカラーはこれまでの紺から赤に変えました。もちろん、運転支援機能に頼るだけでなく、十分に安全運転を心がけるつもりです。
●安全対策ある車に
ところで今日、2008年から使っている愛車を乗り換えました。その前に乗っていたのは、13年で21万1494㎞を走った車でした。
ところが、今回は僅か9万8694㎞での乗り換えとなり、多分に心を痛めていますが、乗り換え理由は安全対策です。
車の乗り換えに当たって丁寧に助言してくれた友人(自動車評論家の津々見友彦さん)にお礼のメールを送ったら、早速、運転支援機能の扱いについてさらなる助言が届きました。
レーダークルーズ(RC)ですが、最初は怖いかもしれません。徐々に慣れて下さい。人間の感覚と同様なことはまだ出来ません。例えば、遠くの信号が赤で、その後にクルマが停止しているとき、人間なら遠くからアクセルを抜くのですが、RCはクルマを認識する約200m手前になって初めて気が付きます。なので、最初のころ、そんなときには軽くブレーキでRCをキャンセルすると当然スピードは落ちますので不安なく停止しているクルマに近づけます。
ただし、キャンセルされているのでクルマは自動ブレーキは掛けませんから、自分でブレーキして下さい。慣れてくるとクルマに任せて自動ブレーキしてもらえると良いと思います。
要するにRCが得意な場面ではRCに任せ、人間が得意の場面は自分でやる。と、言う感じですね。RCをブレーキで解除したら、その後、リジューム(RCの復帰操作)しないと普通の距離でのブレーキはしませんから、下手すると追突に近い接近をすることがあります。(緊急の自動ブレーキは勿論効きますが、急ブレーキで、場合によれば軽い接触をする可能性もあります。)