またまた久しぶりに早朝の大泉緑地を歩きました。紅葉と落ち葉が楽しめる季節です。もっとも、昨年の台風21号による倒木や折れ枝の傷は痛ましく、黄葉が美しかったイチョウも姿が変わっています。
なお、今日は一日、事務所で仕事。午後は、「鉢ヶ峯の自然を守る会」の方々の来訪を得て、南部丘陵の緑地保全と開発問題について勉強しました。
なお、新堀町1丁にあるさくら今池公園でワンカップ酒瓶が割られて散乱しているとの通報があり、大浜公園事務所に清掃を依頼。併せて、ご要望があった健康遊具設置の検討も求めました。
さて、明日は11月議会の議事運営などを協議する議会運営委員会。市長が初日本会議への提案を見合わせている旅費条例改正に関して、議会の対応などを議論するつもりです。
今朝も大泉緑地を歩いてから登庁。定刻前に議会運営委員会が行われる会議室に入ったところ、いつもは早くから待機している議会事務局幹部の姿が見えません。少し遅れて共産党の議運委員が顔を見せましたが、その他の会派の委員と事務局幹部の入室は開会時刻ぎりぎりでした。もしかしたら今日もまた、旅費条例改正について私と共産党を除く協議が行われいたのではないかとも思われますが、「邪推」でしょうか?
●前議会で提案を表明した市長は困惑しているのでは?
永藤市長は前回定例会で「条例改正しましょう」と言明。9月19日に改正案の内容を正副議長に提示し、議会側の意向を示してほしいと伝えました。以来2か月、議会内での協議が続いていますが、私の認識では提案内容に「異議」を表明している会派はありません。にもかかわらず、議会が市長への回答をしないから、市長は改正議案を提出しかねる立場におかれています。きっと困惑しているのではないかと、私は推察しています。
●議会回答が遅れている2つの検討課題
議会の回答が遅れている原因は、2つの検討課題があるからです。その一つは公明党が提案した旅費計算の起点見直しで、今日は具体的な改正案も提示されました。対抗するように維新の会も改正案を提出。どちらを採用するかの協議は必要ですが、これは条例内容と関係のない運用上の取り決めです。協議が整わないなら、現行起点で運用するしかありません。
もう一つは、議運委員長が改正条例の施行日を4月1日にすると言い出したこと。行政視察を未実施の委員会があって、1月1日施行なら実施済みの委員会所属の議員と不公平が生じるというのが理由のようです。しかし、12月末に議決された改正条例は1月1日施行とするのが通例です。「議員の役得」のための施行延期など、市民理解を得られるはずがありません。
実は、各会派の議員たちに個々の意見を聞くと、「1月1日施行」に否定的な議員はいないのです。それでも委員長は自説を曲げず、「全会一致で市長への回答をまとめる」と言い張ります。
そこで今日の議運の最後に、旅費条例改正が11月定例会に提案できるようにすることだけは確認すべきだと主張し、他の会派もこれを否定することはできませんでした。また、この状況は議長(大阪維新の会)から市長に伝わっているはずです。以前にも書きましたが、万一にも市長が提案を見送るようなら、市長自身の政治姿勢を問わなければいけないと思っています。