《2020.3.29》
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※3月28日以前の日記は、前ページに掲載

月29日(日)雨は朝の内にり止みました。最高気温12.0℃。東京では満開の桜に積雪。

「議員活動報告」(№86)は、一昨日の本会議終了後に校了し、印刷作業に入っています。
トップ見出しは「やっと中止!! 出張先の宴会に税金」。大阪府では12年前、大阪市でも7年前に改革済みのことで、当時の知事・市長を務めた大阪維新の会創業者の橋下徹さんが断行しました。
そのことを知った2016年の熊本視察に支給された宿泊料「16,500円」のうち、実際に支払った「7,400円」との差額「9,100円」の受け取りを辞退。しかし、私以外の議員の差額は、その日の夕食代(熊本市内の料亭での飲み放題付き宴会)に充当されました。
以来4年間、10回の視察に参加。支給された旅費のうち、実費以外はすべて受け取りを拒否。その総額は「81,465」円です。もし48人の議員全員が同じように実費だけしか支給を受けなかったら、単純に計算すると約391万円の税金が節約できたことになります。
議会で何度も、私が旅費条例の改正を提案したのに、残念ながら他の議員たちは誰も耳を貸してくれず、自分たちの「役得」に浸り続けました。

●永藤市長が提出した「改正案」を、与党・維新の会が継続審査に
昨年9月議会で、永藤市長の「旅費」について質したところ、市長が「条例改正」を表明。12月の議会に改正案が提出されたのです。しかし、議運委員長が「施行を4月からにしたい」と言い出し、私が反対すると、「継続審査」という奇手を使って先延ばしを強行しました。
その際、審議を付託されていた総務財政委員会で、維新議員は「長谷川の勝手な行動」と言って「受取拒否」を非難。さらに、本会議の討論でも、維新議員は「議運委員長や他の議員を一方的な理論で攻撃した」と批判した上、「議運委員長に協力すべきだった」と主張しました。
●「過ちて改めざる。これを過ちという」(論語)
またその際、2016年より前の視察では「定額支給」を受けていたことをとらえ、「26年間、相当額の税金を使って飲み食いをした」とも言い放ちました。12月の討論では、順番が先だった私が反論できないの見越して、最後に登壇した維新議員はまさに言いたい放題でした。
そこで、今回の討論では、「過ちて改めざる。これを過ちという」との論語の言葉を引用して反論させてもらいました。私は橋下改革を知って、「定額支給」を直ちに改めました。維新議員は、しばしば私の所属委員会の委員長を務めており、私の「受取拒否」を知っていたはずです。また、本会議場などでも旅費改革の提案を聞いていたのです。にもかかわらず、ず~っとほっかぶり。その上、自党の市長が提案した条例改正を先延ばしして、「役得延長」に加わりました。
この党の最大のうたい文句(公約?)は、「身を切る改革」のはず。なのに、ネグレクト。「過ちて改めざる」という「過ち」を犯しながら、「改めた」私を攻撃する行為は滑稽でもあります。
●もしかしたら、それが「議運からの排除」の理由?
議会運営委員会から少数議員を排除するに当たって、維新議員は「長谷川の存在が恐ろしいから」とも言いました。本心でないことは明らかで、私が「正論」を吐き、「市民の利益が第一」という信念を曲げないことが邪魔になったのだと見ています。彼らとて、「既得権派」です。

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