およそ5年余り前まで、堺区新町で「与太呂」という居酒屋を開業されていた滝下晴義さんから、久しぶりのお便りをいただきました。
市役所近くのこのお店は、魚料理をメインとする昼定食を営業されていて、ほぼ毎日のように利用した上、我が家の夕食用のテイクアウトもお願いしていました。また、首相になる前の菅直人さんが2006年12月に関空経由で来阪した折には、無理を言って夜遅く店を開いてもらったこともあります。
その「与太呂」が閉店になったのは、滝下さんの肺がんとの闘病生活が始まったためです。いただいいお便りによると、「オプジーボは2割の人に劇的に効くという中に、私も含まれています。余命も相当あるような気がします」とのこと。手術後の投薬効果で元気に過ごされ、現在の心境をしたためた書も同封されていました。
お昼の開店時には、市の職員や裁判所の裁判官などもよく利用しており、顔見知りなった多くの利用客から閉店を惜しむ声を聞きました。再開は望むべくもないのかもしれませんが、滝下さんのがんとの闘いを同じがんサバイバーとしても応援したいと思います。
「議員活動報告」(№86)の配布が遅れていますが、地域での配布を引き受けて下さっている方のご体調も関係しています。今日は、金岡町の一部地域を担当して下さっていた方の分をカバーするため、サンヴァリエ中百舌鳥と周辺の住宅にお届けしました。午前中に約2時間で516部、午後は45分で214部を配布。
事務所に戻ると、手術で入院されていたHさんが来訪。「遅れついでに議会速報を挟み込んで配りたい」とのこと。快復の早さに驚きながら、担当配布部数2600部を印刷してお渡ししました。
さて、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除された39県で店舗などの再開が進んでいるようです。「大阪モデル」の基準を達成した大阪府では、今日の感染者がゼロになりました。なお堺市の場合、5月14日以来の4日間、「ゼロ」が続いています。
明日は、5月定例会の初日本会議。まず、議員報酬15%を6か月にわたって減額する条例を全会一致で可決する予定です。
▼今年はゼラニウム系の花が見事に咲いてくれています。