昨日の大綱質疑で議論した2つめのテーマは、PFI手法で再整備された泉北ニュータウンの原山公園です。とりわけ、栂美木多駅からプールに至る緑道を調査して気になった、次の2点を指摘しました。
①再整備の結果、樹木の少ない道路となっている。新金岡団地の緑道(右図の下)などと比べれば一目瞭然で、さらなる植樹が必要ではないか。
②再整備前の道路は、歩行者道と自転車道が明確に区分されていた。道路拡幅で見通しは良くなっているが、安全確保のための措置が必要ではないか。
この質問に対して、建設局長が答弁。
❶植栽した樹木の生育状況を見ながら、適正に維持管理するなかで、事業者と協議して、よりいっそう豊かな緑が形成されるよう必要な植樹を行う。
❷緑道を分離構造としなかったことで、自転車と歩行者の交錯や自転車のスピード超過などの危険が予測される。「歩行者優先・自転車徐行」の啓発看板を設置し、路面標示も改善する。
なお、私が現地調査した朝、多くの児童が自転車道を歩いて登校中でしたが、この子たちとしては「人は右」が正しいと信じているでしょうし、駅に向かう通勤者に配慮して反対側を歩くのは間違っていません。