10時半から、竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会(百条委員会)。証人喚問した出納責任者は姿を見せませんでした。熱心な市民傍聴が2人ありましたが、竹山氏側に説明責任への対応が見えないのが残念です。10月20日には竹山氏自身の喚問をしているものの、代理人弁護士から「出頭しない」旨の文書が届いています。
さて、今朝は地下鉄・新金岡駅④出入口で議会報告を行い、終了後に登庁。百条委員会の開会前に環境対策課と協議。依頼していた南区の産廃処理場などに関する資料の提供を受けました。
今朝は、予定どおり地下鉄・北花田駅③④出入口で議会報告。いつも使用している③出入口近くのコインパーキングが満車で、スピーカーやのぼりなどの積み卸しに一苦労しました。
午後は議会力向上会議。自民党から政治倫理条例の改正提案があったため、午前中に登庁して議論のための資料をつくりました。内容は、現行条例の制定経過や福岡県における条例内容の進化、その指導的立場にあった九大名誉教授・斎藤文男先生がまとめた「モデル条例」などです。1981年、汚職議員の居座りに怒って起ち上がった堺市民が、アメリカの政府倫理法などを参考に条例案をつくり、直接請求で日本初の倫理条例制定を実現した運動に参加した者として、議員の皆さんに条例の根幹への理解を深めてほしいと考えた次第です。
なお、向上会議前に市教委から報告があって、学校司書が未配置だった学校にも配置が完了し、学校でのアスベスト教育についても堺市のアスベスト対策推進本部の取組方針に位置づけることが決まったとのことです。8月定例会での指摘に応えてくれました。
◆来年予算は一般財源10%カットで編成へ
また、向上会議終了後には財政課から来年度予算の編成方針について説明を受けました。例年の予算編成では90億円程度の収支不足の中で予算編成を行っていたものが、来年度は一層収支が悪化し135億円程度の不足が生じるとか。このため、義務的経費を除く一般財源について10%の削減予算を組まざるをえないとの説明です。何がどのようにカットされるかの詳細は明らかではありませんが、市民サービスの低下が予測されます。とすれば、それに対応する議員報酬などの削減も実行しなければいけないのではないかと思い始めました。現在は、新型コロナウイルスへの対応予算捻出のため、6月支給分から15%の減額していますが、この措置は11月支給分で終わります。
ところで今夜は、新型コロナの感染拡大の中で見送っていた事務所での法律相談を久しぶりに実施。担当していただいた司法書士の相談者への明快な対応に改めて感心させられました。
また午後は、昨日の轍を踏まないように心がけ、暑さのピークが過ぎる2時過ぎから南花田町に入りました。2時間50分歩いて、お届けした「議員活動報告」は633部。念のためにと思い、靴も履き古して処分寸前のものを使用したせいか、とても足取り軽くまわることができました。
なお、今週の駅前議会報告は、明日14日(水)北花田駅③④出入口、15日(木)新金岡駅②③出入口(先日順延)を予定しています。