26日に開会する11月定例会初日本会議の議事運営を協議する議会運営委員会が開かれました。コロナ拡大に伴い、前議会同様に発言時間を3分の2とするなどの対応を決定しました。
また、大阪維新の会が、現在実施中の議員報酬15%カットを半年延長して来年5月までとする条例改正案を提案すると表明。11月で終了する減額延長のためには、初日本会議での議決が必要です。そこで、公明、自民、創志会、共産の各会派が質疑・討論を行うと通告し、私もこれにならいました。ところがその後、全会派が通告を取り下げたので、私も討論だけに絞って発言することにしました。
議運終了後は、人事部と協議し、庁議決定した各種案件の報告を次々と受けました。そして夕方、市教委に調査依頼していた校内駐車問題について、当該校を訪問して校長・教頭と面談。不思議なことが一杯です。
▼以後の管理を委ねられた松。これほどの姿に育てられた年月と注がれた愛情におそれをなしています。
「『うそをついても人は信じる。ただ権威をもって語れ』。皮肉屋として知られた文豪チェーホフの言葉である」。昨日の朝日新聞の天声人語に書かれた一文にうなりました。一国の首相があれほどまでいけしゃあしゃあとウソを並べた桜を見る会の国会答弁に、私たちはもっと怒るべきでしょう。その前首相を支えた現首相も、案の定、「捜査中」を理由に答弁を拒んでいます。森友、加計を含め、国民をだまし、欺き続ける政治を続けさせることはできません。
さて、今日の議会力向上会議の議論は予定時間を大幅に超えて、2時間半に及びました。現在試行中の代表質問制や予算・決算委員会の分科会方式を本格実施に移すかどうかを審議する際、大阪維新の会からは「発言時間を20分減らせ」との提案。ワークライフバランスに配慮して会議を5時までに終えるのが目的というのですが、ならば会議日数を増やすべきです。
なお、政治倫理条例の改正をめぐっては、提案した自民党から同条例の改正という形にはこだわらず再検討したい旨の表明がありました。今後、議論の方法が変わるかもしれませんが、条例改正を検討するなら、次のような課題があります。①政治倫理基準、②議員や親族の請負辞退、③有罪宣告後の説明会開催を逮捕後・起訴後に拡張、
④資産報告義務者を配偶者・親族に拡大、⑤資産報告書の価額を実額表記、⑥納税状況も報告義務に、⑦審査機関の構成と職務内容の見直し。
■明日・初日本会議=議員報酬カット議案について討論
昨日の日記にも書きましたが、明日の本会議に大阪維新の会が提案する「議員報酬15%カットの延長」について、発言します。公明・自民・堺創志会・共産の各会派が一旦通告した質疑・討論を取り下げたのは、おそらく「粛々と否決したい」との思いによるものと推測されます。
しかし、このような事態は市民の理解を得られるでしょうか。もう一度、議会全体で考えてみたいと思っています。午後1時の開会後、ほどなく登壇する予定です。