さて、政府はやっと、大阪、兵庫、京都、東京の４都府県を対象に緊急事態宣言を出す方針を固めました。期間は、大阪府知事らが「適切」と述べていた「３週間～１か月」よりも短く、４月２５日～５月１１日までの１７日間。また、「延長」という事態になるのでしょうか。
なお、大阪府の今日の新規感染者数は１１６２人。４月１３日以来、１９日（月）を除いて１千人を超える日が１０日になりました。堺市の今日の新規感染者は１１６人。３日連続百人超えです。

１回目の緊急事態宣言が出されていた昨年４月２４日の日記には、堺市の発生状況に初めて「死亡１」が加えられたことを書いています。明日から３度目の宣言期間に入りますが、１年を経て、新型コロナウィルスに命を奪われた堺市民は合計７３人。感染した堺市民の数は今日の１１３人を加えて累計５２０４人となりました。
また、今日開かれた堺市の対策本部会議での消防局長の報告によると、「新型コロナウイルスの救急対応は、４月６日から急増している。自宅療養者を救急搬送するケースで搬送先が確定せず酸素投与して現場に長時間待機する状況が生じている」とのこと。感染者への必要・適切な医療の保証が危うくなっている模様です。
さて、大阪府の今日の新規感染者数は１０９７人。１千人超えは５日連続となり、堺市の百人超えも４日連続となりました。

昨日、我が家にも「ワクチン接種券」が届きました。ただ、どのように予約するのかなどの説明はなく、今朝から事務所にお問い合わせと、「不親切だ！」との怒りの電話をいただきました。
堺市は、「新型コロナワクチン接種のしおり」を作成し、市広報（５月号）に折り込み、通常よりも早期配布（４月２３日～２６日）することにしています。なお、先行する集団接種の予約受付は、２６日午前９時～です。「しおり」は、堺市ホームページでも見ることができます。（こちら）
●市民派議員学習会でコロナ対応の総括も
ところで、昨日の近畿市民派議員交流・学習会では、両市長の講演に続き、尼崎市保健所の波多伸一郎課長が「コロナ対策の現状と課題」について報告。同市のコロナ対応を詳細に分析・自己評価されており、超多忙の中でよくぞまとめられたと感服させられました。