昨日の質問に対して、市当局から回答がありました。7月中に接種を完了するためのワクチンの量を確保する見込みは立っているとのこと。ただ、接種を受けるかかりつけ医などを特定すると、その医療機関の接種スケジュールによって接種時期が遅くなる場合があるのだそうです。また、集団接種予約の混雑に対応するため、コールセンターのオペレーターを180人に増員し、インターネット受付のサーバー容量も2倍にしたとの報告もありました。集団接種だと7月中に完了するようですが、「平日の医師確保に不安が残っている」と、夕方のNHKニュースが報じています。
大阪府の今日の新規感染者は851人で、亡くなられた方は50人。堺市の新規感染者数は昨日よりも21人増の71人でした。
しかし、上記の投書によると、昨日から始まった市内医療機関(かかりつけ医など)で予約はできても、接種日は「8月12日」と「9月2日」になるとのこと。「7月中に2回目の接種を完了できる見込み」との市長の宣伝は「詐欺」とさえ思われかねないのでは?と疑問が湧きました。そこで、議会事務局経由で市当局に質問メールを送信。まどろっこしい手順を踏んでいるのは、堺市議会ではいま、コロナ対応に当たる事務現場の業務逼迫に配慮して議員自身からの直接の問い合わせを控えることにしているためです。ちなみに、本日中の回答はありませんでした。
さて、今日の大阪府の新規感染者は974人(堺市は50人)。亡くなられた方は、過去最多を更新して55人になりました。また、施設や自宅などで医療を受けずに死亡した人が18人(うち17人は第4波以降)に上ることも公表。医療危機はますます深刻です。
全国的にワクチン接種の予約が困難になっているニュースが報じられています。昨日、私のホームページの掲示板(BBS)に「コロナワクチン・決まりました、が」と書き込まれた方がありました。
▼コロナワクチン接種は、堺市では「かかりつけ医」活用です。予約開始の5月10日に行きました。混雑を考え、1時間遅らせたのに、すでに列ができていた。1回目8月12日(木)。2回目9月2日(木)。オリンピックは終わっています。民百姓の命を犠牲にして、オリンピックの選手はワクチンをうって・・・。何か勘違いをしているのでは、これでは、池江りかこさんも、目覚めが悪いでしょう。(堺の鉄ちゃん)
●永藤市長の宣伝文書は「詐欺」?
実は、5月7日に開催された堺市議会災害対策会議(BCP会議)の際、市当局から「新型コロナワクチン接種のお知らせ」と題するポスターが示されました。「接種予約に対する市民の不安を和らげるため、自治会掲示板などに貼り出す」とのことでしたが、やたらに市長の名前が目立つ印刷物で宣伝するのは如何なものかと思い、文書の内容のみを当日のアクション日記に紹介しました。