その日の議論で私が示したのは、同駅前での議会報告の折、一瞬、線路内に飛び込もうかとさえ考えた光景の写真です。両手の杖を頼りに西側エレベータを目指される市民の方が、踏切を渡り切る前に遮断機が下りました。幸い、自力でバーを押し上げて脱出されましたが、東側エレベーターの整備が必要なことを如実に示す一枚で、竹山市長(当時)にバリアフリー施策の点検を決意させました。以後も繰り返して議論した結果、5年後(2016年6月)に東側エレベーターの供用開始を実現することができたのです。
●背中の痛みがとれ、議員活動報告の地域配布を再開
さて今日は、実に10日ぶりに「議員活動報告」の地域配布を試みました。早朝、家人の協力を得て金岡町の集合住宅をまわって565部。午後は、金岡町の北部地域を3時間30分歩いて、895部。各地の配布協力者の方々から「完了した」とご報告をいただきながら、私が分担している長曽根町、黒土町などへの配布が遅れています。「痛みは1週間続く」との医師の診立てどおり、やっと背中の筋肉の痛みが癒えてきました。なお、92号はホームページにも掲載しました。
■政権交代の一票を!
さて、明日は衆院選の投票日。争点はいろいろありますが、森友学園事件が典型のように、公文書の改ざん・隠蔽までして国民を欺いた傲慢な政治は認められません。正直な公務員の命を奪っても平然と自身を守り、ウソ答弁を繰り返した政治権力を覆すために1票を投じます。
昨日の日記で、JR堺市駅の東側エレベーター設置のことを書きました。この問題を最初に議論したのは、2011年3月10日の予算委員会です。
当時、堺市のバリアフリー基本構想では「各駅1か所のエレベ-ター設置」が目標で、堺市駅は駅舎西側に隣接する複合ビルやデッキでつながる商業施設のエレベーターが利用できるので、市当局は「設置済み」だと考えていたようです。
未明から雨に。午前中は動けないと判断して、花苗を求めるためハーベストの丘の農産物直売所へ。お昼前に帰宅して、投票を済ませました。天気が回復した午後、金岡町北部の残り地域と府営金岡南住宅に「議員活動報告」を配布。1時間50分で482部をお届けしました。
●菅直人さん=日付が変わってから「当確」
なお、衆院選の開票状況は深夜まで見守りました。自民党が単独過半数、自公で絶対安定多数。残念ながら、政権交代どころか岸田新政権を窮地に追い込むことさえできません。また、維新の会が大阪で全員当選を果たして躍進。どうやら自民政治への批判の受け皿になったようですが、その根っこは同じですから、これからの政治の行く末を案じないわけにはいきません。
3日間応援に入った菅直人さんは、24時20分に当確。すぐ電話して祝福しました。2012年と2014年は比例復活でしたが、2017年に続く今回の選挙区当選は野党共闘の成果です。