大泉緑地は、やはり朝が一番。ちょっと冷い空気がとても美味しく、足取りも軽やかになります。深まる秋を感じつつ、戻って、事務所まわりの木々の施肥などを試みました。
どうやら、明日の雨を境に「冬」の季節に入りそうです。来週からの11月定例会に備え、資料の読み込みも始めました。
事務所前に漂う新しい香りの主は、ヒイラギです。春にしっかり剪定しておいたせいか、たくさんの花を咲かせてくれました。
午前中に様々な所用を済ませ、午後から大泉緑地へ。金岡口のイチョウ並木の下は、黄葉が落下して黄色い絨毯のようです。かわいい子どもや愛犬をモデルに、しきりにシャッターを切る人たちを何人も見かけました。
秋色が進む木立の間にイーゼルを立て、水彩の筆を使う方もいます。
明日、義母の四十九日法要が営まれるため、妻の実家へ。牛頸川の清流に面した庭の紅葉が圧巻です。庭を一望できる座敷は14年前にした他界した義父の自慢で、11人の孫たちが川に入って遊ぶことも新築構想に盛り込みました。子どもたちが幼い頃、例年の夏、ここを訪れて数日滞在するのが慣例でした。そのことを楽しみにしてくれた義父母を失いました。
2階の寝室で最期を迎えた105歳の義母は、窓から見えるこの風景を眺め、「もうすぐ紅葉」と楽しみにしていたと、介護に当たっていた義妹から聞きました。息を引き取る1週間ほど前だったそうです。