大阪府の新型コロナ新規感染者数が8612人となって、また過去最多を更新しました。亡くなられる方も増え始めており今日の発表は10人。90歳代3人、80歳代5人、70歳代1人、40歳代1人で、高齢者の死亡リスクが高いようです。なお、堺市の新規感染者も605人と過去最多を更新し、亡くなられる方は1人と発表されました。さらに、4つの児童施設でクラスターも発生。
中百舌鳥小(北区)など4校が新たに全校休業になった他、閉鎖期間の延長や学級・学年閉鎖が日々増えています。地元の大泉小でも、6年が学年閉鎖となりました。
今日の市長の記者会見では、ワクチンの追加接種を堺市独自で前倒しする計画が発表されました。他方、18歳以上の市民の3回目接種率はまだ2.5%、65歳以上でも4.1%という現状です。接種体制の整備などにも万全を期す必要があるかと思います。
●接種を回避されたい方への配慮
ところで、ワクチン接種の副反応について心配される方からご連絡をいただきました。堺市ホームページにも関係記載があります。持病や体調などで接種を受けることができない方、また接種を望まない方もおありかと思います。私たちは、それらの方々の意思にも十分な配慮をすることが求められるでしょう。
新型コロナウイルスの急激な感染拡大が止まりません。今日発表された大阪府の新規感染者は9813人(亡くなられた方3人)、堺市は1049人(亡くなられた方はゼロ)となりました。堺市はついに1千人を超え、府も1万人規模という事態に危機感が募ります。政府は昨日、大阪など16府県を「まん延防止等重点措置」に追加することを決定し、その期間は明日から来月20日までですが、もはや「緊急事態宣言」が必要なのではないかと思えてきます。
議会事務局から届いた連絡には、「現在、市職員におきましても感染が広がっており、当局においては、その対応等のため、業務に支障をきたす事態も生じております」との添え書きがありました。とりわけ、消防局や市立総合医療センターなどで職員の感染が相次いでおり、直接的に市民の生命や安全を守る業務に支障が生じることがないよう念じるばかりです。学校での感染拡大も続き、大浜中(堺区)では5人の教職員の感染が判明。同校も、明日から31日まで全校休業の学校閉鎖に入ります。