「隣に新築中の建物が、従来あった建物間の空地を狭める工事をしている」。昨夜そんな相談の電話をいただいたので、現地を見に行きました。念のため、開発調整部に問い合わせたところ「建築確認申請が提出され、現場の確認もしている」とのこと。民法234条1項に「建物を築造するには、境界線から50㎝以上の距離を保たなければならない」との規定があります。しかし、236条は「前二条の規定と異なる慣習があるときは、その慣習に従う」と規定しており、一概に「50㎝」を主張することもできないようです。
説明終了後に全局長らが入室。子ども青少年局長から、児童自立支援施設の府委託に関する予算について追加説明がありました。他の局長からは発言がなく、説明会は終了しました。
さて、今日の大阪府の新型コロナ新規感染者は11171人(亡くなられた方19人)。堺市の新規感染者は1156人(亡くなられた方3人)。コロナ感染は衰えを見せず、死亡される方(ほとんどが高齢者)の増加が気になります。なお、明日から竹城台小(南区)が全校休業です。
午後から登庁して、2月定例会に提案予定の議案説明を受けました。来年度予算案が提案されるため、例年なら全局長が出席して説明に当たるのですが、コロナ感染防止を理由に財政部長の説明録画をまず動画で見せてくれました。出席者は他に組織改正を説明する行政部長と事務担当の資金課長のみ。議案説明は会派単位で行うので、私を含めて6回催されます。同じ説明を繰り返す財政部長のことを考えれば、この方法も悪くはありません。ただ、行政部長の説明動画は撮影した隣室の話し声まで録音していて聞きづらく、これには苦言を呈しました。
現場付近には、およそ50年前に建売業者が開発した建物(主に2~4戸の連棟)が並んでいます。また建物と建物の間の空地は、下水道が整備される前に汲み取り作業などで使用した路地と見られます。今回のケースは、4戸で構成される連棟家屋の端の1戸を取り壊しての新築ですが、今後、このような争いが増えるかもしれません。
●大阪府の新型コロナ感染者、また過去最多を更新
大阪府の今日の新型コロナウイルス新規感染者は11881人で、過去最多です。亡くなられた方も18人と増加し、内訳は60代1人、70代4人、80代7人、90代5人。堺市の新規感染者は1013人で最多更新はしなかったものの、休日明けの昨日の2.3倍となりました。また、今日から金岡小(北区)、金岡南小(同)が新たに全校休業となり、明日から日置荘小(東区)、深井西小(中区)が全校休業となります。なお、2学年が閉鎖となっていた地元の大泉小は、両学年とも平常授業が行えることなったと、学校から連絡がありました。