昨日、選挙運動最終日のことを書きましたが、今日はその初日の出来事を書き留めたいと思います。関西スーパー前の出発式で私が強調したのは、「正正の旗、堂堂の陣」。正しい目標を掲げ、ボランティアで陣容を整えた私たちの選挙を象徴することばです。出発式を終え、満開の桜に祝福されるように自転車遊説を始めました。
午後、奥本町1丁を走行中、前方にタスキ姿で自転車に乗った候補者の姿が見えました。そして、自転車を停め、道路沿いの住宅フェンスに掲示している維新府議と自身との二連ポスターをはがし始めました。維新現職ながら党の公認を得られなかった同候補はこの二連ポスターを各所に掲示していましたが、告示後は違法となります。
現場を私と私の運動員に目撃されたご当人は、驚きと当惑を隠すように、「なかなか(撤去が)追いつかなくて」と言い訳。違法ポスターはここだけでなく、あちこちに数え切れないほど散見されました。
ところで、3月30日の日記で紹介したように、同日朝、私の選挙を妨害する怪文書が発見されました。告示日直前、私の支持者が多い地域で防犯カメラのないいくつかの集合住宅のポストを選び、巧妙かつ悪質な配布方法です。発行者が誰かは明記せず、A3用紙にカラーコピーして中央を裁断するという方法で、かなりの枚数を作ったと推定されます。
このいかにも怪しい文書を自身のツイッターを使い、早速拡散しはじめたのは違法ポスターをはがしていた候補者です。「仮にもまだ公職にある人が、正体不明の文書を拡げてよいのか」。疑問と非難の声が、何人もの方々から私の事務所に寄せられました。
前回選挙は維新公認でトップ当選だった地位が今回は危うくなったと感じて、他候補の追い落としを試みたのでしょうか。真意は測りかねますが、この候補者は落選しました。
今日も事務所にはお祝いの来客があって応接。午後遅くなってから登庁し、いくつかの案件の処理にあたりました。