堺市立総合医療センターの創立100周年記念式典が、フェニーチェ堺大ホールで開催され、参加しました。開式前、大阪交響楽団の弦楽四重奏では、「堺病院の歌」も演奏されました。1935年に「堺市歌」を作詞して市職員となった安西冬衛が作詞したもので、生演奏で聞くのは初めてです。
門田守人理事長の式辞や来賓祝辞の後、記念講演や特別講演が続き、「式典」というより、さながらシンポジウム。医療基盤・健康・栄養研究所理事長・中村祐輔さんは、市立堺病院に勤務していた27歳ころに担当した4人のがん患者との関係から、「がんで死ぬ人を無くしたい」との思いを抱いて研究活動に打ち込むことになった体験談を披露。涙ながらの講演に胸を打たれました。
また、千葉大学予防医学センター教授の近藤克則さんは、「健康なまちづくりと医療」と題して、予防医療へのシフトの重要性などを講演。最後に、総合医療センター院長の大里浩樹さんが、入院患者の現状分析などを踏まえ、今後の課題や展望などを語りました。
なお、熱のこもった講演などで予定時間を1時間ほどオーバーした式典終了後、会場2階のスタジオで懇親会が開かれました。元院長の古河洋先生や金万和志先生、ご在職中にお世話になったOB医師や職員の方々と久しぶりに歓談。さらに、現に診察を受けているドクターも参加されており、普段の白衣ではないスーツ姿に戸惑いながらお話しさせていただく機会を得ました。
午前中、フェニーチェ堺で開かれた、市民1000人委員会の市長選ふりかえりのつどい」に参加。候補者だった野村友昭さんも元気な姿を見せ、「政策・熱量で相手を上回る意義ある闘いだった」「大阪は危険な状況にあり、政治にかかわり続ける」などと語りました。
午後は事務所で来客応接。また、夜は「平和・立憲・人権をつなぐ全国自治体議員会議」の代表世話人会議のZoomミーティングを傍聴。ちなみに、「会計監査報告」は昨日送信しました。