(その2)
この人との出会い
由上修三先生(故人=小児科医/元・前橋市インフルエンザ研究班班長)
西川きよしさん(参議院議員)
細川護煕さん(元・首相)
政治活動や対談などで教えられた方
自治体議員勉強会の合宿で懇談した3知事
北川正恭・三重県知事
インフルエンザ予防接種の効果に疑問を持ち、実証的な解明で集団接種を中止に導いた中心人物。左の著書に次の一節がある。「堺市市会議員の長谷川俊英さんは、何度も拙宅を訪問され、予防接種について意見を交換した。また、電話で意見を求められることもあった。その勉強ぶりには頭が下がる。市議会の記録を見せていただいたこともあるが、まことに鋭い議論を展開している。専門家でも及ばぬようなデータの解析まで加えた討論が地方議会で行われていることに驚嘆するばかりである」。こんなにほめていただいて気恥ずかしいですが、議論のネタは由上先生はじめ多くの専門家からいただきました。
西川さんが国会議員1年生のとき、「ひとりぽっちの議員活動」という共通項で、朝日新聞(1997.7.13)に対談記事が載りました。政治的なお付き合いはありませんが、西川さんのまじめで真摯な議員活動をいつも注目しています。
総選挙への出馬準備中に、『文芸春秋』に発表された日本新党立ち上げの細川論文を読んで、思うところが同じなのに驚きました。ただ、私たちの目指したのは「無所属・市民政治」。生意気にも公認をお断りして敗北。片や“大勝利”を収め、自民党から政権を奪った細川内閣も、期待を集めながら短命に終わりました。
「自治体議員勉強会」の夏期合宿は、2000年高知市、2001年津市、2002年仙台市で開催し、「地方分権」の旗手として注目される高知県、三重県、宮城県の知事の講演や懇談を実現しました。予想や評判にたがわず、それぞれ個性的で優れた行政力を発揮されており、大いに触発されました。なお、私たちとの懇談の感想が、浅野知事の「ジョギング日記2002.7.23」に掲載されています。