剣道クラブの２５周年行事が近づき、準備のために会場となる小学校やその周辺、堺市役所などを走り回りました。市役所では議員の「海外視察」が選挙を前にして不人気だったこと、それでも間もなくドイツ、オランダ旅行に出発する議員が４人いるなどの話を聞きました。長引く不況で多くの市民が苦しみ、職員の給与カットも現実のものとなっているのに、１人100万円をかけ、まるで「議会だけは別世界」と思っているような議員たちには驚きとともに怒りが湧いてきます。1993年に市民参加を「実施要綱」からはずした時点で、公費を使っての海外旅行は取りやめにすべきでした。

行政評価システムのことで、堺市の担当課長と話しました。昨日は、政令指定都市化についても担当職員から情報を得ました。給与カットを迫られながら課題をこなすため担当者が四苦八苦しているのに、議員たちにはまるで緊張感がありません。指定都市の前提となる高石市や美原町との合併が実現すれば、議員数は合わせて８９人となり、経費増も莫大です。「合併推進」を主張するのなら、堺市議の定数(52人)か報酬(月78万)のどちらかを２０％ほど削減して、自らスリム化を図るくらいの努力をすべきでしょう。

新金岡団地で、かつて活動報告書を配っていただいていた方々を訪ねました。地域活動の再開を喜んでくださって、あれから９年も経ったけれど、「新しいチャレンジをすることへの協力は惜しまない」と、うれしい声を聞きました。

創立以来会長をしている「新金岡親子剣道クラブ」の２５周年記念行事。午前中の部内大会につづき、午後から３団体を招いての親善試合と合同稽古をやりました。総勢７０人ほどの少年剣士と一日を過ごしましたが、一時は当クラブだけで180人もいた子どもたちが、少子化でぐっと減りました。それでも２５年も続けることができて、熱心な指導者や保護者の皆さんに感謝です。夜はホームページの更新を完了してアップロード。なお、 Yahoo!JapanやGoogle から、「長谷川俊英」「都市政治研究所」のキーワードで検索して、「長谷川俊英と都市政治研究所ホームページ」がトップに表示されるようになりました。ご利用ください。

新金岡町のＹさんからメールをいただきました。「この夏の住基ネットも、堺市では問題提起をする議員がいなっかったことに驚いていました。長谷川さんが議会にいらっしゃれば、横浜市のように住民の選択制に出来たのではないかと思っていました。不参加を表明しても、一度振られた私自身のコード自体はシステムの中で維持されるのでしょうね？」。横浜方式は住基ネットへの皆さんの関心をぐっと高めた思います。ところで、ある堺市議が自分のホームページに、「横浜市長の宣言前から『きめ細かな選択制（どの情報をのせるか自分で決める）』を唱えている」と書いていると知らせてくれた方がありました。確認の上、３日ほど前に、「どこで発言し、どんな回答を得たの？」と質問メールを送ったのですが、いまのところ返事は未着です。