3月21日(火)春分の日。カエデの芽吹きが、春の足音を感じさせてくれます。
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《2006.3.21〜23》
朝から夜まで、来客が相次ぎました。休日にもかかわらず、足を運んで下さった地区役員や職員の皆さん、ご苦労様でした。また、いじめ被害を乗り越えて昨日の卒業式を終えたMちゃんが、はにかみながら明るい笑顔を見せてくれたのは、とてもうれしかったです。それに、わざわざ貴重な情報をお持ち下さった方もあります。さまざまな方々との関係を通じて議員活動をさせていただているのですが、はたして皆さんのご期待に応えることができているでしょうか…。明日からの予算委員会総括質疑に備えて発言準備。私の出番は、明後日になるかもしれません。
3月22日(水)天気予報どおり、また午後から雨。気温も低めで肌寒い日でした。
予算委員会の総括質疑は、公明党、フェニックス民主、自民党市民クラブ、共産党が各1人の質疑を行って、5時20分ころに延会。明日は、わが会派の■■■■議員からスタートして、田中丈悦議員、長谷川俊英と続きます。3人の持ち時間は126分ですが、おそらくそのほとんど全部を使うことになるでしょう。私が議論を予定しているテーマは、@上下水道局職員の不正事件、Aヘルパー派遣事業における不正事業者への措置、B議員報酬、C介護保険料、D下水道料金、E合併の総括。発言開始は午後になるかもしれません。
3月23日(木)彼岸明けを明日に控えて、春の兆しが感じられるようになりました。
総括質疑の2日目。私の発言のメインテーマは、指定居宅介護事業者の設置基準違反と偽装廃業事件です。NPO法人堺市視覚障害者福祉協会が2003年に設立した「ヘルパーステーションともしび」は、支援費制度が始まって以来、昨年9月まで視覚障害者へのガイドヘルパー派遣事業を行ったとして、堺市から2年半で1億6400万円もの支払いを受けました。ところが、設立当初から、「管理者の常勤」や「サービス提供責任者の配置」などの設置基準を無視し続けました。にもかかわらず、昨年9月、実地調査に入った堺市は、違反事実を現認しながら、当該事業者が「3か月前に事業を廃止した」ことにして事件が表に出ることを抑えていたのです。
大阪府が同種の違反事業者への厳しい対応をしている事実などを示して、法律に基づく検査や使途不明の支援費の返還請求を行うことを求めました。
質疑を通して、誰が見ても不審に思う事実関係を担当幹部職員らがきちんと説明しようとしないのにはあきれました。市長の見解を求めたところ、「自分が聞いていてもおかしな事件。徹底調査と適正対応を指示する」と答弁。事業者を所管する福祉推進部も、やっと「指定取り消し」や「支払い済み支援費の返還請求」に向けて取り組むことを約束しました。
ところで、きょうの予算委員会の審議は、朝10時から私たちの会派の総括質疑が続きました。石ア議員が10時50分まで、田中議員が昼食休憩(60分)を挟んで13時50分まで。次の私が終わったのは17時10分で、持ち時間の残りは2分40秒でした。3時間20分にわたる私の発言の間には、通常の30分の休憩のほかハプニング休憩が20分ほどありました。
発言中に、「長谷川議員は美原町を攪乱している」とヤジった議員があったため、その取り消し求めたところ、休憩となったのです。ヤジを飛ばしたのは、美原町で議長も務めた長老(?)議員ですが、経歴やお歳の割にはお行儀の悪い人で、その前にも「長谷川議員を怖がるな!」などと、答弁に立つ職員をけしかけていました。影響力のない“遠吠え”は聞き流していたのですが、「攪乱している」と明言した事実無根の誹謗ヤジは放っておけません。再開後の委員会冒頭で、「休憩中に、当人から“取り消し”の意思表明があった」と委員長が報告しました。