5月16日(水)予報どおり、夜は雨になりました。どうやら明朝まで降り続きそうです。
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《2007.5.16〜18》
天気予報が気になり、明朝に予定していたJR堺市駅前での議会報告を1日繰り上げて行いました。この駅の西側は堺区になるのですが、「議員活動報告」はいつも、その方面から利用される皆さんにもお配りしています。きょうも、たくさんの方々から「投票できなくて残念だったけど、当選できてよかった」とのお声をいただいたそうです。ボランティア・メンバーにとって、そんなお言葉がとても励みになる…と喜んでいました。
さて、きょうも正副議長の選考をめぐる折衝が続きました。10時から始まった議運予定者会の冒頭で、民主党が「議長候補を降ろす。自民、公明両党から出すことを提案する」と発言。何度かの休憩を繰り返した後、「自民党A議員を議長に、公明党B議員を副議長に…」という折衝経過が予定者会の席で示されました。
今年の役員選考の進め方は異例づくめです。例年、議長、副議長候補の絞り込みは、議運の正副委員長とのセットで行われきました。ところが今回は、議運委員長(民主)と副委員長(自民)を早々と決定。“役職配分”のバランス上、その時点で「議長=民主」の線は消え、「自民か公明から選ぶ」という談合結果が見え見えでした。また、候補者の名前を公開するのは各会派への内々の打診があってから…というのが通例ですが、この点も異なり、議運予定者会で名前が示されてから異論が出るという事態となりました。
そしてきょうは結論を出すことができず、明日10時から議運予定者会を再開することにしていますが、18日の本会議での「選挙」となる公算が大きいようです。市民の皆さんには、密室折衝よりも公開投票によって選ぶほうがすっきりしているように見えるでしょう。
5月17日(木)朝方一時上がっていた雨がまた降り出し、強い風も吹く荒天となりました。
10時から始まった議運予定者会は、折衝経過の確認に手間取りましたが、予想通り、明日の本会議で議長選挙と副議長選挙を行うことを決めて、閉会。少し時間ができたので、ご依頼があったことの調査などに着手しました。
今回の選出課程は、すべての会派が「自会派に議長・副議長の候補者あり」と表明してスタートしました。いったいどの会派が裏取引での正副議長誕生に加担したか、各会派議員たちの思惑と行動が投票結果から見えてくるはずです。しかし、いま堺市議会にとって大事なことは、誰が議長や副議長になるかではなく、3月の議会で「継続審査」→「廃案」としてしまった政務調査費の領収書公開を早急に実現して、市民への責任を果たすことだと思います。昨日、市民からその要望が出されたことを、朝日新聞が大きく報じています。
●今週日曜日、泉北ニュータウンのSさん宅をお訪ねした折、お庭に群生しているスズランを撮らせてもらいました。
5月18日(金)お天気は「すっきり回復」とはいかず、街頭活動中も少々雨にぬれました。
中百舌鳥駅の南側で議会報告。なんば行きホームからも見える位置で話していたため、わざわざ通勤中の列車を途中下車して、激励の握手を求めに来て下さった方もありました。
さて、きょうから5月議会が開会となりました。市長や新任副市長の挨拶に続いて議長と副議長の選挙が行われ、私は、議長選の投票用紙に「長谷川俊英」と書き、副議長選は白紙で投票。もちろん1票しかありませんでしたが、議長選びの野合に加担しなかったことを明確にしたわけです。午後からは、市役所に来客が相次ぎました。