京都府八幡市で開かれた「上谷耕造市議１周年の集い」にお招きいただいて講演。上谷さんは、私と同じ立命館大学法学部を卒業後、八幡市職員や民間企業サラリーマンを勤め、１９９１年に市議初当選。そして２００４年の八幡市長選に挑戦するも実りませんでした。

昨年の市議選でカムバック後、「上谷耕造を支える会」のメンバーとともに「以前とは質的に異なる議員活動を目指している」とのことです。同会顧問を務めていらっしゃる森茂樹さんからご依頼があって、私の議員活動体験や議会改革などの話をさせていただきました。きょうは同会の総会も兼ねる集会だったのですが、多士済々の役員や会員の方々が、この会を通して市政参加に意欲を燃やしておられる様子も拝見できました。会場で配布された「市民が元気なまちに！」のパンフレット（Ａ５版全２４ページ）は、「政策企画部」の皆さんの手作りだそうです。

ＪＲ百舌鳥駅前で議会報告。「議員活動報告」を配っているボランティア・メンバーに、「今朝の朝日新聞に載っていた傍聴規則のことをどう思っているのか」との質問があったそうです。
朝日の記事は、「『妨害しそう』傍聴お断り？」の見出しで、５月１５日の議会運営委員会で委員長が提案した堺市議会の傍聴規則改正案のことを報じています。２月議会で、議長の制止にもかかわらず叫び続けた傍聴者がいたため、「会議を妨害し、又は人に迷惑を及ぼすと認められる者」は「傍聴席に入ることができない」と決めたい…ということでした。この提案があったとき私はまだ議運委員ではなかったのですが、すぐに当時の委員長に「こんな漠然とした規定での傍聴制限は避けるべきだ」と伝えました。その後、前委員長は再考してくれたらしく、どうやら明日の議運では方向転換が図られる見通しです。
さて、きょうは今年度の議会諸役員を確定する本会議が開かれました。協議が整わなかった常任委員会の正副委員長は本会議で採決、特別委員会は各委員会での選挙で決定。まあ、これが原則と言えばそうではありますが、何日も時間をかけて話し合いながら、まとめられなかった責任は問われるべきでしょう。

朝はＪＲ堺市駅前、夕方に南海・堺東駅前と、きょうは議会報告のダブルヘッダー。堺市駅では若い方々からのエールが増え、選挙区外の堺東駅ではご縁の深い人たちに何人もお目にかかりました。なお、午前中に開かれた議会運営委員会では、傍聴規則の改正は「委員長預かり」という形で事実上の提案撤回。また、今年度の“海外視察”計画が自民党から提案されました。視察先は、ベトナム、ドバイ、マカオだそうです。各会派が持ち帰って再協議ということになりましたが、私はあえて発言を求め、「市民アンケート調査の結果、回答者の９８％が議員の海外視察に賛成ではない」という現実を踏まえて検討したいと表明しました。
ところで夜遅く、テレビ朝日から電話取材。西東京市で議員報酬のアップに反対して闘っている森てるお議員への嫌がらせに関するコメントを求められました。明日（２８日）12:00～12:20ころの放送になるそうです。関西では６チャンネル。お時間があれば見て下さい。