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《2008.6.20〜22》
6月20日(金)やはり梅雨。一日中、雨が断続的に降り続き、湿度も上がりました。
毎日新聞が一昨日の紙面で、堺市の下水道部がルールに基づかず、シャープ工場進出に関連する業務を随意契約で発注していたことを報じています。詳細な説明をしてくれるよう下水道部に求めたのですが、昨日は必要な資料を持たずにやってきました。今朝、担当職員らが事務所に来てくれたものの、話しを聞けば聞くほど疑問が深まります。改めて、資料を再調製の上で説明することを要求しました。
午後から大阪市内の弁護士事務所へ。住民訴訟が起きている「指名停止中・10億円随契事件」の勉強会です。予定よりも早く終了したため、以前から気になっていた友人の仕事場を覗きました。ちょうど忙しい折で話し足りなかったのか、その友人が夜に事務所を訪ねてきてくれました。日付が変わるまで語り合うなんてことは、はたして何年ぶりでしょうか。38年前の夏、彼を含む新金岡団地の仲間たちと発行し始めた「こんにちは!」新聞(右が創刊号)の編集会議は、毎号、徹夜。地域づくりに、みんな熱く燃えていました。
●画像をクリックして、「これはあなたの紙面です…」で始まる創刊の言葉をお読みいただけたら、うれしいです。
6月21日(土)不安定な天気ながら、ときには晴れ間も見えた暑い日です。
朝、先日来ご相談をいただいている方と共に、事件の現場に行き、関係者と話しました。まだまだ全貌は見えませんが、さらに別の関係者にも会ってみようと思っています。午後からは、母が入居している特別養護老人ホームで家族会と懇親会。揺れる福祉行政の下での現場の悩みも伺ってきました。
6月22日(日)昨夜から雨になり、一日中、降ったり止んだりの梅雨らしい日です。
「慰安婦」被害者・韓国のハルモニを迎えて…という集会が開かれたので参加しました。少し遅れて会場に入ると、すでに超満員。定員108人の部屋に121人の方々が詰めかけ、ハルモニや支援組織「挺身隊問題対策協議会」役員の話に聴き入りました。
キル・ウォノク(吉元玉)さん(写真右)は11歳で、またイ・ヨンス(李容洙)さん(同左)は15歳のとき、日本軍の慰安所に連れて行かれ、終戦まで悲惨な被害を受けました。お二人とも1928年生まれで80歳。「死ぬ前に実相を究明したい。偽りのない言葉、補償、謝罪を求めたい」と訴え、韓国での「戦争と女性人権博物館」建設への協力を呼びかけておられました。