朝からパソコンの前に座って、大綱質疑で使うパワーポイント作成に取り組みました。いつもだと私の発言は2日目か3日目になるので、もう一日余裕があると思っていましたが、初日の登壇となり、根を詰めざるをえなくなったのです。
64コマを作り、提出期限ぎりぎりの午後5時前、議会事務局に届けました。これから発言のストーリーを考えながら順序を整えなけばなりません。
なお、私の発言は4日(月)の午後5時半頃になると見込まれます。もちろん、インターネット中継でもご覧いただくことができます。
1992年、佐賀市議会の議長選挙をめぐる贈収賄事件が発生した折、市政浄化の市民運動に取り組む方々に招かれて、私は佐賀市を訪問。堺市の政治倫理条例や市民の政治参加について語りました。翌年の市議補選には、運動メンバーの一人である岩尾幸代さんが仲間から推されて立候補。手作り・理想選挙を貫いて当選しました。
岩尾さんの当選は、まだまだ古い体質が残る佐賀で、女性たちを元気づけ、活動の場を広げてきました。岩尾事務所の隣には、その女性たちが喫茶・雑貨の店「ハモニカハウス」を開設。障害者グループや男女共生、国際ボランティアなど、人々の様々な活動をつなぐ拠点となっていました。写真は、2004年2月に訪問した私を迎えてくださった仲間の皆さんで、写真右の右端が岩尾さんです。
市議を12年8か月務めた岩尾さんの退任後も活動は続きましたが、1年ほど前に「活動を終える」との連絡をいただいていました。しかし、乗馬など好きなことに打ち込んで元気にされていると思っていたのに、今朝9時に逝去されたことを、当時の仲間の方が知らせてくださいました。突然の訃報は、とても残念です。謹んでお悔やみ申し上げます。
今日は、午後から登庁。大綱質疑で取り上げるテーマについて、関係部課から資料提供を受け、協議しました。
■議員報酬20%カット/「受取辞退通告」を提出
昨日の本会議での宣言に基づき、議員報酬の一部の受取辞退通告を市長に提出しました。
辞退額は、条例上の支給額に基づく税引き手取り額と、議員報酬(78万円)を20%カットした場合の税引き手取り額との差額で、約12万7千円(議会事務局の試算)になります。なお、「来年1月から」としたのは、給与計算事務を担う事務局の仕事への配慮です。
▼長谷川俊英がこれまでに実行した議員報酬などの受取拒否=総計1140万6071円
※詳細はこちら http://www.gulf.or.jp/~syun-ei/hp_017-2nikki/1952.html
■大綱質疑での発言は12月4日(月)に
ところで、今日は午前中に議会運営委員会。来週に3日間開会する大綱質疑の本会議の発言者などを決めました。私の登壇は1日目・4日(月)の最終バッターです。おそらく、午後5時半くらいの登壇になるのではないでしょうか。発言テーマは、「今秋、本市の各所で発生した土砂等の崩落事故について」と通告しました。
■小林議員への再度の辞職勧告決議も提出
なお、今日の議運では、「小林由佳議員に対する再度の辞職勧告決議(案)」を、共産党議員団と共同で提出。最終本会議(12月19日)での議決をめざします。
▼受領辞退通知(画像クリック→拡大)
※こちらにも全文掲載 http://www.gulf.or.jp/~syun-ei/hp_giinhosyu/jitaitsukoku2017.html
11月定例会が始まりました。市長選挙後の議会ですから、市長が所信表明演説をするのが通例。しかし、その後は議案説明が淡々と行われるのが初日本会議のいつものパターンです。ところが、今議会は初日から厳しい議論を展開せざるをえなくなりました。
●市長給与の50%削減に反対!!
その一つは、竹山市長が「自分の給料を半額にする」と提案し、しかも「今日、即決してほしい」と議会に迫ったことです。半減すれば市長の月給は59万5千円。20%減にする副市長の79万2千円より20万円近く少なくなるのです。
市長にとっては、選挙前に発表したマニフェストでの公約を実現する当然のことなのでしょう。しかし、職責の重さに比例すべき給料の極端な逆転は異常です。竹山市長が2年前に諮問した特別職報酬等審議会も、その答申で、勝手に大幅減することは不適切だと戒めています。
●市長の給与半減を可決しながら、議員報酬は1円も減額しない堺市議会の異常!!
私たち議員の月額報酬は78万円です。月給が半額になった市長より、18万5千円も多く、市民の税金から支給を受けることになるのです。しかも、3選出馬表明の折に「365日フルタイム」と語った市長に比べ、議員はあくまで「非常勤特別職」です。
堺市議会では、提出された議案を委員会に付託して審議することを原則にしているのですから、給与半減という大問題もそうすべきだと、私は主張しました。しかし、私以外の全議員は市長の即決要求を認め、議案にも賛成しました。
竹山市長は前任期でも給与20%カットを実行しており、そのことは私も認めました。そして、「議員報酬の削減も直ちにを検討すべきだ」と主張し続けてきたのです。ところが、多くの会派が消極的で、検討はまったく進んでいません。自分の報酬は1円でも下げるのは嫌だ言う議員が、市長の給料を半額にすることを、市民の皆さんはどう思われるでしょう。そんな身勝手な議会に席を置く一員として、私は市長提案に賛成することはできず、論陣を張りました。
●「否決」させるために提案する、大阪維新の会の「議員報酬2割カット案」
厳しい議論のもう一つは、大阪維新の会市議団が提案した「議員報酬20%削減」議案です。昨年2月と5月に続き、3度目の提案です。過去2回否決されており、本気で報酬削減を試みるのなら、他会派も巻き込める現実的な削減案を調整すべきだと、私は繰り返して要請してきました。しかし、今回、維新の会も「即決」を要求。他会派があっさりそれを認めたのは、きっと、「議論を長引かせて市民の関心を高めたくない」との思惑が働いたのだろうと、私は思います。
案の定、維新提案に「反対」の意見表明をしたのはソレイユ堺だけ。公明、自民、共産の各会派は、ひとことの理由や見解を述べることもなく、「20%削減案」を葬りました。
●維新提案に賛成。20%削減による税引き手取額との差額の受領拒否を表明!!
市長は、給料半減の理由を「心意気。強い決意」だと説明しました。それを認めた議会の議員として、市民から「心意気や決意は如何」と問われたら、私たちはどう答えるのでしょう。維新の会と他会派が互いに調整を怠り、結果として議員報酬削減が実現しない現状を放っておくことはできません。「20%」が妥当だとは思いませんが、議員報酬削減への私自身の意思を明確にするため、今回は賛成することにしました。
そして、20%を減額した場合の税引き手取額との差額分(およそ12万7千円)について「受け取りを辞退する」と表明。ちなみに、維新議員は、昨年5月議会での私の指摘後、10万円だけ辞退しているそうです。
今年で4回目を迎えた北八下校区の「絆フェス」にお招きいただき、参加しました。オープニングは北八下幼稚園の園児による「やしもん♪ダンス」。同校区のゆるキャラ「やしもん」の衣装を着た可愛い演技に、アンコールの声が上がりました。
事務所に戻り、午後からは明日の本会議に向けての発言準備。発言は4回します。
専修大学神田校舎で開催された「情報公開日韓会議」に参加。情報公開クリアリングハウスが主催し、透明社会のための情報公開センター(韓国)が共催するこの催しは、両国で「市民の知る権利」を確立しようとする市民グループによる初めての試みです。
日本の情報情報公開制度について報告した弁護士の牧田潤一郎さんが、韓国側の報告を聞いた後、「アメリカに学んで出発した日本の情報公開だが、韓国の状況に視点を変えて勉強する必要がある」と最後に語りました。それほどに進展めざましく、また熱を帯びた韓国側参加者の発言でしたが、「実際には、韓国でもそううまく行っていない」とのこと。相互の市民の交流によって、両国の情報公開制度が高まることを期待したいものです。
アスベストに関する川崎市のホームページ見ていて、実際の取り組み状況を調べたいと思いたちました。
午後、川崎市役所の第2庁舎にある議会を訪問。待ち受けてくださっていた環境対策部環境管理課の河合健一課長、同課放射線・化学物質担当課長の盛田宗利さん、技術職員の渡部純一さん、公害調整担当係長・江口大さん、大気環境課のアスベスト担当係長・上坂弘さんから、説明を受けました。
その後、同市のアスベスト対策の推進に尽力した旧知の前市議・猪俣美恵さんとも電話で話したのですが、やっぱりいろいろ苦労をしたそうです。
大仙公園で開催された「堺市農業祭」を見に行きました。今朝まで降っていた雨で会場はぬかるんでいましたが、それでもお天気になって、関係者はほっとしたことでしょう。新鮮な地場野菜が直売される「とれとれ市」の評判は高いようで、あちこちに長蛇の行列ができていました。
自転車での帰り道、百舌鳥梅町付近に設置された西高野街道の案内標識を検証。少し気になることはありますが、まずは実現を喜びたいです。
昨日、西高野街道の石柱の安全対策のことを書きましたが、今日は懸案だった案内標識の取り付けが完了したと、土木部から報告がありました。
写真は、大阪府立大学の前から白鷺駅方向への曲がり角。このような案内板が、堺区の大小路橋付近から始まって、北区、東区、中区を経て、大阪狭山市との境界付近までの道中、27か所(一部区間は竹内街道の案内表示も併設)に設置されたそうです。
なお、報告によると、大阪狭山市や河内長野市の関係部課にも堺市の取り組みを伝え、一体的な配慮を提案しているとのことです。
●市長給与50%削減の議案に質疑・討論を通告
さて、今日は午前中に議会運営委員会、午後から議会力向上会議が開催されました。議運では、27日から始まる11月定例会に提出される議案が示され、そのうち、市長給与の50%削減と退職手当を不支給とする特例条例については、委員会付託をせずに即決することが諮られました。しかし、前任期での20%カットを50%にするという大幅削減の議案は、丁寧に審議すべきです。可決されれば市長給与は月額59万5千円となり、議員報酬78万円より18万5千円も低くなります。果たして、議員報酬はそのままでよいのでしょうか。
私は、市民の皆さんに納得してもらえる議論をするためには、委員会での審議も必要だと主張し、即決に反対する旨を表明。他会派は全部「即決でよい」との意向で、市長給与の半減にもすんなり賛成する模様です。仮に即決と決まっても、私は市長に対して質疑を行い、その答弁を確かめた上で賛否の討論をすることを議運で通告しました。
●大阪維新の会が議員報酬20%削減を提案
なお、大阪維新の会は、前議会で提案して否決された議員報酬20%削減案を再び提案することを明らかにしました。市長の提案に呼応する形になりましたが、これは予想どおりのことです。維新の会もこの議案の即決を求め、他会派は同意しました。きっと、「即否決」で対応するとつもりのようです。だけど、本来は議会全体で本気で考え、実現できる報酬削減案を各会派間で調整して作るべきだと私は考えています。互いに相手を悪者にして、議員報酬は1円も減らさないという政治姿勢は、市民の思いを踏みにじるのではないでしょうか。維新提案に対しても、即決に反対し、質疑・討論をすることを通告しました。
●初日本会議は、27日(月)午後1時に開会します
そんなわけで、今議会は初日から厳しい議論をすることになりました。お時間があればぜひ傍聴にお越しください。もちろん、インターネット中継でご覧いただくこともできます。
先日の日記に書いた西高野街道の石柱に関する安全対策について、北部地域整備事務所が早速対応してくれたようです。最初に危険性を指摘するメールを下さったYさんから、現場写真(下)を添えて、「早々に完璧な対応していただき有難うございます。この反射ポールのお陰で怪我される方が少なくなる事と思います」との感謝メールが届きました。
さて今日は、ずっと更新が滞ったままで、気になっていたトップページを手直ししました。
http://www.gulf.or.jp/~syun-ei/