大泉緑地を歩いてから登庁。追加提案される補正予算についての説明を受けた後、10時開会の議会運営委員会に出席しました。
議運では大綱質疑の順序を決定。私は、2日目=12月7日(火)の4番目で、前の3人が通告した発言時間から推測すると午後1時半ごろの登壇となりそうです。なお、今回はコロナ対応の時間短縮はなく、持ち時間は40分です。
また、発言テーマは「改めて、本市のアスベスト対応について」とすることを通告。具体には、「@東雲公園予定地アスベスト事案に関する発表の混迷はなぜか?」「A4小学校アスベスト事案をめぐる市教委の責任意識等を問う」「Bアスベスト患者と家族の会の要望への回答はなぜ遅れたのか?」「C石綿検診に係る諸課題」などについて議論するつもりです。
午前中、議会基本条例に基づく議員研修会が開催されました。テーマは「政治分野における男女共同参画推進法をどう活かすか?」。講師は上智大学法学部教授・三浦まりさんで、オンライン講演です。
国会議員の女性比率はルワンダ(アフリカ)が最高で38.5%、先日の衆議院選の結果は9.7%で、改選前(9.9%)を下回ったことなどを紹介。女性の政治参画を促すため、「パリテ」や「クオータ」など発想の転換が必要だと強調されました。
※パリテ https://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%86%E6%B3%95-1741419
※クオータ https://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%BF%E5%88%B6-482724
これに対して大阪維新の会の議員の一人が、「クオータ制で女性に下駄を履かせて政治家にするのは如何か?」と質問。三浦講師は「もともと、男は下駄を履いている。クオータ制によって有能な女性が政治家になる機会が増えるし、女性参加の多い国では政治に対する信頼度が高まっている」と答えました。
ちなみに、堺市議会の会派別女性議員比率は、共産党80.0%(4/5)、公明党18.2%(2/11)、自民党12.5%(1/8)、大阪維新の会11.1%(2/18)です。
なお、午後は11月定例会の初日本会議。議員の期末手当の減額条例などを即決しました。
琉球アサガオがまだ元気で、小振りながらたくさんの花を咲かせています。とは言え、間もなく師走。撤去作業を始めました。「ツルをリース材料にしたい」との妻の意向を尊重し、絡みついたネットからから慎重に採取。時間がかかり、今日の作業は半分だけです。
なお、事務所前に飾っていたイチョウは葉を散り終えました。ちょっと早めですが、例年どおり切り株サンタを並べています。
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大泉緑地のゴリラ(チェンソーアートだそうです)が、人間(ゴリラ)ドックから戻って来ました。「しばらく養生が必要なので触らないでください」との掲示には、「11月25日に退院しました」「強そうに見えてもお年寄りなので、乗ったりもたれたりしないよう、離れてお楽しみください」と書き添えられています。
ともあれ、公園利用者が待ち望んでいた帰還です。通りかかった多くの人たちが側に寄り、「お帰り!」と声をかけていました。
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先議会での自民党議員の「緊急質問」をめぐって、「緊急性はない」との立場をとる大阪維新の会が、「緊急性の基準」を定めるべきだと主張しています。これに対して、議運委員長が会派間調整を行うための協議を提案。10時からの協議に参加しました。
なおこの協議では、質問や質疑の際に他議員の名前を出すことについての申し合わせも議論対象となっています。こちらは、やはり先議会で維新議員が、ことさら他会派議員の名を挙げて当人をおとしめようとしたと思える発言をしたことに対する対応策として提起されています。
とは言え、議会では議員の自由な発言が保証されていることがいちばん大切なことです。もちろん、他者を侮辱したり、事実に基づかない批判などは許されません。地方自治法132条は「普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない」と定めています。屋上屋を重ねるような取り決めは慎重であるべきだと、私は思っています。
昨夕17時30分、新門司港発のフェリーに乗船。いつもどおり、定刻6時に泉大津港に着岸しました。帰宅後、身支度を調えて登庁し、10時からの議会運営委員会、11時すぎになった会派等代表者会に出席。また、会議の開会前と午後に、市当局から各種の説明と報告を受けました。
昨日の法要の後片付けを手伝い、義母の遺影を1階座敷の祭壇から移し、2階仏間の窓辺に飾っている義父の横に並べました。
ちなみに、遺影の側に掲げている百歳お祝い状に記された内閣総理大臣は、義父=「小泉純一郎」、義母=「安倍晋三」ですが、2013年に102歳で他界した私の実母へのお祝い状の贈り主は、偶然にも「菅直人」でした。
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義母の四十九日法要。幸いにも新型コロナウイルスの感染拡大が収まった時期だったので、妻の実家に親戚縁者が集うことができました。
いつもながら、西蓮寺・中川正法住職の法話に教えられます。今日は、仏説阿弥陀教の一節をわかりやすく解説されたのですが、九州大学でインド哲学を究め、現在は筑紫女学園大学学長を務めながらインド仏教やインド仏教芸術の研究に勤しまれる学者としての説得力に溢れています。
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明日、義母の四十九日法要が営まれるため、妻の実家へ。
牛頸川の清流に面した庭の紅葉が圧巻です。庭を一望できる座敷は14年前にした他界した義父の自慢で、11人の孫たちが川に入って遊ぶことも新築構想に盛り込みました。子どもたちが幼い頃、例年の夏、ここを訪れて数日滞在するのが慣例でした。そのことを楽しみにしてくれた義父母を失いました。
2階の寝室で最期を迎えた105歳の義母は、窓から見えるこの風景を眺め、「もうすぐ紅葉」と楽しみにしていたと、介護に当たっていた義妹から聞きました。息を引き取る1週間ほど前だったそうです。
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