大晦日。さすがに今日は、ほんの僅かながら家事を手伝うことにしました。洗濯物を干してから、正月用食材の買い物に同行。夕方に時間が空いたので、明日お届けすることにしていた新年メッセージの配達に出かけました。日没で宛名が読みづらくなったので中断。続きは明日にさせていただきます。なお、新年の駅前議会報告は1月4日(水)、地下鉄・新金岡駅@出入口から始める予定です。
この1年、ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
新金岡校区自治会館の横の公園に「2016しんかなキャンドル」の作品が展示されていました。同校区が3日間にわたって実施している年末夜警の最終日に合わせたイベントです。午後5時から、6人がかりで作り始め、約700個の紙コップに入ったキャンドルを並べるのに2時間、点灯に1時間を要したとか。また、少し離れたあずまやのテーブルには、会員のMさんお手製のキャンドルも並べられ、夜警を終えて会館に戻った人たちを楽しませました。
ところで、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」の古川和子さんが、関西支部の機関誌「きずな」を送って下さいました。12月の健康福祉委員会での議論を詳細に掲載し、竹山市長の「住民の皆さんと連携する」との答弁に大きな関心を寄せていただいているようです。ご期待を裏切らないような堺市の取り組みが求められます。
北区、南区、東区などで「長谷川俊英議員活動報告」の地域配布を担っていただいている方々をまわり、年末のご挨拶。併せて、年明けから配っていただく新春号をお届けしました。
朝から夕方までかかりましたが、例年どおり、元事務所スタッフの夫君Uさんが丸一日、運転して下さったので大助かりです。今年も、ほんとうにたくさんの方々のご支援を得て、議員活動をさせていただき感謝に耐えません。お陰様で、年内に予定していて仕事は、ほぼ完了させることができました。
さて、迎春準備のため、葉ボタンの鉢植えを2つ作り、事務所前に飾っています。左は、ハーベストの丘農産物直売所(またきて菜)で「切り花用」として販売されていた苗。右は、昨日の挨拶まわり途中で立ち寄った富田林市農業公園サバーファーム入口そばの直売所(ニコニコ市場)前で、「1株100円」の見切り価格に誘われて買い求めたものです。
朝から夕方まで、年末の挨拶まわり。今日は、堺市外でお世話になっている方や、長年にわたって何かとご支援をいただいている方々を訪ねました。
夜は、新金岡校区連合自治会の年末夜警の出発式にお邪魔し、同校区に居住中からお世話になっている皆さんにご挨拶。いよいよ各地で歳末の防犯活動が始まり、地元の新金岡町5丁でも拍子木と「火の用心」を呼び声が聞こえます。
ところで、今朝、安倍首相の真珠湾訪問のニュースを見ました。オバマ大統領と並んでの演説は、一見、日頃の安倍発言を包み隠すもののように見えました。元外交官で外務省国際情報局長なども務めた評論家の孫崎享さんが、ツイッターで次のように発信しています。
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「安倍首相の真珠湾訪問。朝日は本訪問はそもそも米側提案と報じていた。どの様な形で実施かも指示のはず。そして今次訪問における米国務省報道官のコメント。『in a spirit of looking forward未来志向の精神で』そうなんです。行動だけでなくセリフも米国の振り付け」
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そう言えば、演説構成に加え、広島訪問時のオバマ氏の立ち居振る舞いとの酷似など、アメリカ側との周到な事前調整があったのでしょう。
今日、防衛省沖縄防衛局が辺野古での基地建設に向けての工事を再開しました。沖縄県の翁長雄志知事が昨日、国勝訴の最高裁判決に従って、自らの埋め立て承認取り消し処分を撤回したからです。しかし、その翁長知事は記者団に、「沖縄県民の怒りと悲しみは大きいので、『そう簡単に物事は進みませんよ』と申し上げたい。新辺野古基地の建設は本当に難しいと思う。知事の裁量権は非常に大きいと最高裁判所が判決で理解を示しているので、いろいろな手法をとって移設を阻止していきたい」と語ったそうです。
昨日の日記で紹介した崎山正美さんは、「県民の闘いは果てしなく続きそう」と書いています。沖縄の人々の自治権をないがしろにする司法や国家権力の振る舞いに怒りを覚えながら、夕方5時〜6時、堺市役所前のスクランブル交差点付近に立ちました。雨の中でも約30人の市民が参加。代わる代わるマイクを握って、沖縄の人々への共感を呼びかけました。
市役所の年内の仕事は明日まで。やり残して年越しになるテーマについて、昨日は市教委と協議。今日も、建設局長や北区長から報告を受けました。
11月に沖縄を訪問した際、南部戦跡のガイドを引き受けて下さった崎山正美さん(元・糸満市企画政策課参事)から、ご自身のエッセー『旧暦・耳学問』が送られてきました。下の写真は、「苦界浄土」と題する「その428」に掲載されているもので、左は南城市玉城のヤハラヅカサ、右は名護市屋内運動場で催されたオスプレイ墜落抗議集会だそうです。
●ニライ・カナイ
ヤハラヅカサの写真には、「沖縄の人々の魂はニライ・カナイからやって来て再びニライ・カナイに還る」との一文が添えられています。沖縄方言辞典によると、沖縄ではニライ・カナイという理想郷が、他界もしくは海のかなた・海の底にあり、神々が豊穣、幸福をもたらしてくれるという世界観があるのだそうです。その沖縄は今、日常的な基地問題に加え、辺野古訴訟をめぐる最高裁判決やオスプレイ墜落など県民の怒りを駆り立てる事件が続いています。多くの人々が抗議の声をあげており、その状況を崎山さんは次のように綴っています。
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「判決がでた後にも関わらず、辺野古新基地工事阻止の心意気はいささかも衰えることはない」。「体制に身をゆだねた政治家、司法、経済界などなどとの闘いは果てしなく続きそうである。政府のやり方に抵抗するこの年老いた人たちはやがてニライ・カナイに還っていくが、石牟礼さんが語るように彼らの『いのち』は決して朽ちることなく永遠に連なっていくのであろう」
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沖縄の人々の闘いを、私たちは遠い彼方の出来事として見てはいないでしょうか。日米安保条約に基づく基地の大半を沖縄に押しつけている現実を、今一度、自分自身に問うてみたいと思います。崎山さんは、こうも書いています。
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「『苦界浄土』に描かれていることはまさに今の沖縄ではないか。政権も司法も形式的手続き論で沖縄を斬り捨てた。彼らには本能もなければ、知性や理性さえも感じない。そんな人たちが日本を動かしていること自体が今の日本の危機である」
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沖縄で起こっている政治の現実は、私たちにも、それを直視し、立ち向かわなければ課題を突きつけているのです。
●明日、堺市民の「緊急行動」
ところが、堺市議会は、11月定例会に私たちが提案した「やんばるの森の自然環境の保全と住民の安心安全を求める意見書」を否決しました。反対したのは、大阪維新の会、公明党、自民党です。この意見書が堺市民の意思として政府や関係機関に送られることを望んでいた堺市民の皆さんが、明日、「オスプレイも新基地も中止!沖縄の怒りと思いをともにする12/27堺市民緊急行動&つどい」を計画し、参加を呼びかけています。
*午後5時〜6時 抗議の座り込みと宣伝活動(堺市役所前スクランブル交差点)
*午後6時30分〜午後8時40分 市民のつどい(堺市総合福祉会館4階研修室)
琉球朝日放送政策のドキュメンタリー映画の上映/参加費500円
クリスマスが終わるので、事務所前の切り株サンタは大きいものを片付け(左写真)、代わりに葉ボタンとマンリョウを飾りました(写真左)。午前中に来客。昨日仕分けが終わった「議員活動報告」(新春号)を、ご近所に配るために取りに来て下さる方もありました。
午前中からボランティアの方々が来て下さって、発送準備は完了しました。午後からは、新年の駅前議会報告の際にお渡しする「議員活動報告」に「議会速報版」を挟み込む作業をしていただき、これも完了。年内の事務所の仕事はほぼ終わりました。皆さんに感謝します。
今日は、ずっとボランティアの皆さんと一緒に、事務所で仕事。「議会速報」の裏面に印刷する関係新聞記事をまとめました。休日にもかかわらず、お昼過ぎから来て下さったボランティアは8人。中には4日連続の方も。お陰で発送準備作業はかなりはかどりました。
※議会速報裏面 http://www.gulf.or.jp/~syun-ei/hp_katsuho73/katsuho73-6.html
ここ3日、たくさんのボランティアの方が事務所に来て下さって、「議員活動報告」(新春号)の発送準備。3日連続の方もあって、今日は7人の方々が宛名シールの貼り付けや封入の仕事をこなして下さいました。実は、この作業の日程上、最終本会議の記事は「予定原稿」で印刷しています。実際の展開からするとやや臨場感に欠けるので、早起きして「議会速報版」を作りました。新春号はまだアップしていないのですが、議会速報はこちらからご覧いただけます。
http://www.gulf.or.jp/~syun-ei/hp_katsuho73/katsuho73-5.html
なお、最終本会議終了後の正副議長記者会見の記録が届きました。ここでも、喫煙所廃止をめぐって記者から厳しい質問が飛んだ様子です。そして、記者への答弁は、議長(ソレイユ堺)と副議長(公明党)の説明にずれが見られます。副議長自身も愛煙家のようですから、本当は議場で質問したかったのですが、決議案の提案者に名前を連ねていないので遠慮しました。いずれにせよ、「敷地内喫煙所の受動喫煙対策が進まなければ、議会喫煙所で吸い続ける」との理屈にはまったく論理性がありません。