いよいよ、大晦日。今年は春の市議選などで大変お世話になりました。その上、予期しなかった市長選挙まであって、いっそうのご迷惑をおかけしました。
また、維新市政の誕生で大きな変化が起こるかと思っていたのですが、旅費条例の改正をめぐっては維新市議団が自民・公明などと共謀して市長提案を先送りするなど、奇妙な現象が起こっています。
ともあれ、来年も「市民の旗」を掲げ、まさに「老骨」にむち打って闘うつもりです。引き続いてのご支援をお願い申し上げます。
今日は、事務所前などの大掃除。一昨日の挨拶回りの途中、富田林市内で道ばたの農家直販店などに立ち寄り、買い集めた葉ボタンで新しい寄せ植えを作りました。先日のものと入れ替えて、飾っています。
午前中、わずかですが家事を手伝って、レンジ回りの清掃。午後から、また挨拶まわりに出かけました。年末休みに入ったせいか、市街地での車の渋滞はみられません。
ただ、途中で立ち寄った金融機関では、用を済ませるまで2時間も要して、さすがに閉口しました。年内の営業最終日で、利用客が多かったようです。
「有朋自遠方来 不亦楽」。論語の一節が思い浮かぶように、岡山市議の羽場頼三郎さんが突然やって来ました。
写真は、2014年9月、羽場さんの市政報告会に招かれ、江田五月さん、菅直人さんと共に参加した折のもので、左から2人目が羽場さんです。
羽場さんと事務所で歓談中、偶然にも江田さんから電話あって、久しぶりに近況を語り合いました。菅さんが次期衆院選で、また闘う決意を固めたことも。
なお、今日は朝からずっと、年末の挨拶まわり。昨日お届けできなかった配布協力者には、「議員活動報告」を届けました。
そして夜は、堺市の子ども文庫活動や図書館運動に長年携わってこられ、12月27日に逝去された青木啓子さんの通夜式にお参りしました。
「議員活動報告」の地域配布を担っていただいている皆さんに、年が明けてから配っていただく「新春号」(85号)をお届けしました。
毎年このとき、大阪市内から駆けつけて下さるUさんに朝から夕方まで運転手を務めてもらい、大助かりです。
今夜から、団地内各自治会の年末夜警が始まりました。新金岡校区自治会館の横には恒例のキャンドルアートが飾られ、会館から夜回りに出発する人たちがスマホのレンズを向けていました。
神戸市西区に住む実弟が北播磨総合医療センターで治療を受けるというので、診療に立ち会いました。小野市立病院と三木市立病院を合体して、両市で構成する企業団(一部事務組合)が経営に当たるこの地域の基幹病院です。2013年の開院で、2015年開院の堺市立総合医療センターと外来診療エリアのデザインがよく似ています。
予約診療でありながら1時間半も待たされたのは、それだけ丁寧な診療が行われているということでしょうか? 会計処理もシビれ切れしそうな待ち時間で、他自治体のことながらいささか管理体制などをチェックしてみたい気分になりました。
そんな余計のことを考えていたせいか、帰路の高速道で神戸ジャンクションの分岐を「新名神」方向に進んでしまい、宝塚北スマートICを出てUターンするはめに。年末渋滞が始まる前だったので助かりました。
博打場をスマートに見せて合法化する事業、「IR」をめぐる汚職事件の摘発が始まりました。逮捕された秋本司衆院議員、事務所に家宅捜索が入った白須賀貴樹衆院議員と勝沼栄明元衆院議員は、いずれも40歳代の自民党「政治家」です。
カジノ誘致を図る人たちのうさんくささが気になっていましたが、「やはり」というのが実感です。大阪でも同様の摘発につながることはないでしょうか。
さて、クリスマスが終わり、事務所前の切り株サンタをかたづけました。代わりに飾った葉ボタンの寄せ植えは、午前中にハーベストの丘の農産物直売場と和泉市の大型園芸店で目に付いた株を買い求めてきたもの。そこそこうまくアレンジメントできたのではと、悦に入っています。
昨日に引き続いて、9時45分から百条委員会の委員協議。そして10時からの委員会で、竹山前市長の市長選で出納責任者を務めた男性の証人尋問について、出頭日の調整を行うことが決まりました。今日はさすがに傍聴席は空席でしたが、別室のモニターで会議の様子をご覧になった熱心な市民もおられました。
会議が午前中に終わり、暖かくもあったので、午後は事務所まわりの片付け作業。妻の実家から持ち帰った実生のネムノキが小さなプラ鉢の底から地中に太い根を伸ばしていました。深く伸長している根を切って植え替えざるをえませんでしたが、さて、再生してくれるでしょうか。
午前10時から百条委員会の委員協議。午後2時からは、委員会です。竹山前市長の代理人弁護士から提出された文書に基づいて、同氏の証人尋問は1月30日(木)午前10時半から行うことを決定しました。また、前回の出頭請求に対する回答で「竹山氏の出頭に従う」との通知があった市長選挙出納責任者の男性に対しても、出頭日時の調整を行うことを確認。続いて、大阪維新の会からの提案により、竹山氏次女の証人尋問について議論しました。
●百条委員会の権限と人権配慮
百条委員会は地方自治法第100条第1項に基づいて、市の事務に関して調査するために設置されたものです。同項には、「当該調査を行うため特に必要があると認めるときは、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる」との定めがあり、証人尋問はこの規定によって行うことになります。
なお、「特に必要があると認めるとき」の条文は、2012年の自治法改正の折に挿入されたもので、その改正経緯を調べてみました。すると、改正法案を審議する衆院総務委員会で、自民党委員から「百条調査権の濫用」とか「百条調査委員会が政争に使われている」などの指摘があったことが議事録から窺えます。このため、政府提出の改正案を修正して「特に必要があると認めるとき」が書き加えれられ、可決に至りました。
また、国政調査権に基づく衆参両院での証人喚問は、議院証言法によって多数決で決定できるものの、1976年のロッキード事件の際に衆院予算委員会で「証人喚問は全会一致の場合に行う」旨が確認され、それがその後の国会慣行になっています。
●百条委での証人尋問に関する総務省通知
そしてまた、2012年の地方自治法改正の後、総務省が次のような通知も出しています。
「普通地方公共団体の議会が当該公共団体の事務に関する調査において選挙人等の出頭等を求めることができるのは、公益上の必要性と選挙人等の負担等を総合的に勘案し、公益が上回る場合であると考えられる。各議会においては、これまで以上に説明責任を果たすことが求められることを踏まえ、適切に運用されたいこと」(H24.9.5通知)
これらの経緯などを踏まえて考えると、公人または公人であった人物ではない「私人」に対する証人尋問を行うには、その必要性が充分に吟味され「公益性が上回る」ことの立証が必要だと私は思います。そこで、法改正の経緯などを披露した上で、竹山氏や会計責任者の証人尋問の結果を見て、次女の尋問の必要性を判断するのが適切な対応だと主張。私の見解に賛意を表してくれる委員が複数あったため、今日の委員会での決定は見送られました。
■事務所の発送準備作業は終了
さて、私が百条委員会での議論に集中している間、事務所での発送準備作業は午前中に完了したそうです。年末のご多忙の中、ご協力下さった皆様に感謝します。
今日の事務所は、選挙以来の賑やかさ。年末発送作業のために来て下さったボランティアの方々が8人。スタッフ3人も加わって、作業はぐんぐんはかどったようです。お陰様で、どうやら明日で作業は完了できる見込みです。
●竹山前市長から、「1月30日に出頭希望」と連絡
さて今日午前中、「竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会」が証人としての出頭を求めていた前市長の代理人弁護士から、「回答書」のファックスが送られてきたようです。
同文書によると、前市長が「出頭」の意向を明らかにし、出頭日は「1月30日」を希望すること、また「補佐人」の同伴も希望すると記されています。
ただし、百条委員会が提出を求めた資料については、竹山氏及び関係政治団体等の会計責任者(竹山氏の妻と次女)の代理人としても、「提出することを拒否」する旨の意向を示しました。
●代理人弁護士による百条委員会への枠決め
送信された文書を読むと、まず、百条委員会の権限が「当該普通地方公共団体の事務に関する調査」に限定されることが強調されています。
また、堺市選挙管理委員会が選挙運動の収支報告書の提出を受けるので「堺市の事務」に当たるが、選管の調査権限は収支の中身(実態)までは及ばないから、百条委の調査権も形式的な調査に限定されるとの見解です。
さらに、資料提出を拒否する理由も、政治団体の収支報告書は府選管の事務であって堺市選管の事務と無関係であること、選対組織図や構成員名簿は掲載されている個人の「憲法上の権利を侵害する」としています。
●百条委員会としての対応は、明日の委員協議や委員会で
竹山氏が、証人としての出頭意向を示したことは評価できます。ただ、上記のような代理人弁護士の見解からすると、市民が期待している真相解明に関して、どれほどの協力を得られのか疑問も湧いてきます。
明日、午前10時から百条委の委員協議。午後2時から委員会です。
午前中、八下校区まちづくり協議会が主催する「北八下歴史講演会」に参加。
松原市文化財保護審議会委員の西田孝司さんが「河内の国と北八下」と題して、享保20年(1735)、明治18年(1885)、大正元年(1912)年の古地図を紹介しながら講演。
また、元長尾中学校長の巽正憲さん(中村町出身)は、「ふるさと北八下の歴史とみりょく」をテーマに、この地域が長尾街道と竹之内街道の中間に位置すること、河内木綿の産地で、ため池の多い地域だったことなど、興味深い歴史の話をされました。
なお、講演前に北八下幼稚園児が「やしモンダンス」を披露。講演後のアトラクションでは、八下中学校生徒が英語スピーチを交えた寸劇を演じ、北八下小学校児童の合唱もあって、それぞれの保護者や地域の方々が楽しめる催しでした。