夢洲でのカジノ建設をめぐっては、大阪弁護士会も2月25日に、計画の撤回を求める会長声明を発表しました。
※大阪弁護士会会長声明
https://www.osakaben.or.jp/speak/db/pdf/2022/oba_spk-273.pdf
また、大阪都構想に反対する市民やNPOが設立した「REAL OSAKA」は「大阪IR計画」の問題点をまとめたビラ(右)を作っています。
経費増のほか、府市の政権を握る維新が主張するカジノ側からの「納付金」が実に危うい計算根拠に基づいていることなどが分かりやすく伝わってきます。
ただ、A3大の実物を縮小して掲載したため、説明の文字は判読いただけないでしょう。「REAL OSAKA」のホームページでご確認ください。
※「REAL OSAKA」ビラ
https://real-osaka.jp/special/ir-project.php
なお、今日は午後から登庁して、予算委分科会に議論について環境局や市教委と協議。
また、今日大阪府が発表した新型コロナウイルス新規感染者は4631人、亡くなられた方は11人(80代5人、90代6人)でした。堺市の新規感染者は586人。先週月曜より10%多く、亡くなられた堺市民は4人(80代1人、90代3人)でした。
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写真左は、咲洲庁舎39階から見た「夢洲」。手前の大きなクレーンが並んでいる場所はコンテナターミナルです。
写真右は大阪メトロの新駅工事の現場ですが、土壌調査により基準値の2〜3倍のヒ素と1.5倍のフッ素が検出されました。同時期に造成されたIR(カジノ)用地(写真下=案内していただいたIR推進局職員が持つ図の赤い部分)も汚染の可能性が高いことが判明。
液状化対策を含めた土壌改良のため790億円の追加支出を松井市長が決めました。他にメトロ延伸工事でも129億円の事業費増が見込まれ、多額の公金投入に疑問の声が上がっています。
IR(カジノ)整備の国への申請期限は4月28日です。府市両議会の議決を控え、「カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会」(市民団体)が運動を始めることを、2月21日に表明しました。
さて、大阪府が今日発表した新型コロナウイルス新規感染者は6707人、亡くなられた方は12人(60代2人、70代4人、80代5人、90代1人)でした。また、堺市の新規感染者は567人で、亡くなられた方は1人(70代)。少しずつ収まる傾向であってほしいと、願うばかりです。
▼カジノ予定地の夢洲(画像クリック→拡大)
このところ「大阪カジノ」について発信している菅直人さんが来阪し、午前中、夢洲の建設予定地の視察に同行。その後、府・咲洲庁舎の39階に上がって、全景を確認しました。
午後は、マイドーム大阪の会議室で開催された野々上愛府議主催の「意見交換会」に参加。阪南大学教授・桜田照雄さん、どないする大阪未来ネット・馬場徳夫さん、NPO法人AMネット・武田かおりさんらのお話を聴きました。
閉会後、菅さんと共に難波駅前へ。「ここでの遊説は初めて」という菅さんは、ウクライナ情勢やチェルノブイリ原発に触れながら、「維新への一票はカジノ賛成に一票」と呼びかけました。
司会の山田けんた府議に促されてマイクを握った私も、この駅前での演説は市川房枝さんの最後の参院選以来42年ぶりです。「その6年前の市川選挙を契機に知りあった菅さんが暴走老人と言われており、私も付き合う」などとスピーチ。話し終わると、「以前、堺市北区に居住。投票した」と語りかけてくださった男性がいました。
なお、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は10407人で、亡くなられた方は49人(50代1人のほかは70代以上)。また、堺市の新規感染者は625人で、亡くなられた方は9人(70代3人、80代4人、90代2人)でした。
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ウクライナ国旗の黄色は「豊に実る小麦」、青は「空」だそうです。映像で見る美しい町並や人々の平和な暮らしを襲う野蛮な暴挙に怒りがこみ上げます。大国の武力による侵略など許せません。
なお、大阪府が今日発表した新型コロナウイルス新規感染者は8534人で、亡くなられた方は47人(60代1人、70代8人、80代17人、90代20人、100代1人)。また、堺市の新規感染者は642人(前週金曜の59%)で、亡くなられた方は8人(60代1人、70代1人、80代1人、90代5人)でした。
▼ウクライナ国旗
大綱質疑の本会議が終わりました。3日目の今日は、自民、堺創志会、維新、自民の各議員が質問。
今議会には、前議会で否決された「お出かけ応援制度適用年齢引き上げ」の焼き直し議案が提出されており、昨日までの議論では、公明、自民、共産、創志会が永藤市長の再提案そのものを厳しく批判しました。再度の否決が確実視されるなか、今日の維新議員の発言は、そのような状況へのいらだちを感じさせるものでした。
大綱質疑終了後、コロナ対応の補正予算案が提案され、所得制限超過や離婚などで給付漏れになっている世帯に対する「子育て世帯臨時特別給付金」の支給議案は即決。このほか、維新市議団から議員報酬減額と議員定数削減の2議案が提出されました。
なお、今日大阪府が発表した新型コロナウイルス新規感染者は5657人、亡くなられた方は28人(50代2人、60代2人、70代3人、80代11人、90代9人、100代1人)。堺市の新規感染者は515人で、亡くなられた方は8人(50代1人、70代1人、80代3人、90代3人)でした。
また今日は、コロナで入院中のご家族への医師の見立てに基づいて、「葬儀に関して教えてほしい」とのご相談がありました。とてもつらいお話ですが、取り急ぎインターネット情報に基づいてお答えさせていただきました。
新型コロナ第6波の到来に伴い、1月20日以来、駅前議会報告の実施を見合わせていました。堺市の新規感染者が連日300人超えとなって決断したのですが、その後も激増して2月9日には1727人に至りました。少し減ったものの今日も昨日を上回り、感染が高齢者に及んでいる様子です。20日までだった「まん延防止等重点措置」は3月6日まで延長されました。
そこで、1月18日以前に実施できた6か所以外の駅前報告は取り止めることにし、スピーカーやのぼり旗などを片付けました。未実施となったのは、北花田@A出入口、中百舌鳥@A出入口、白鷺、三国丘、JR百舌鳥、JR堺市、JR浅香の各駅前と中百舌鳥駅北側ですが、お届けできなかった「議員活動報告」(新春号)は次回実施時に併せてお渡しさせていただきます。
なお、今日の大阪府の新規感染者は11472人で、亡くなられた方は49人(50代1人、60代2人、70代13人、80代21人、90代11人、100代1人)。堺市の新規感染者は966人で、亡くなられた方は9人でした。
本会議の昼食休憩時に会派等代表者会議が開かれ、議員の新型コロナ感染に伴って感染予防対策を強化するための協議が行われました。このため、午後の本会議は10分遅れて開会。前の議員の発言が少し長引いたこともあって、私の登壇は1時50分になりました。
●阿坂墓地における違法5課題の指摘は14年前
質疑テーマは、北区北花田町4丁にある「阿坂墓地」内の市有地を墓地管理委員会に無償譲渡し、当該土地の不法占有に関する損害賠償請求の権利を放棄するという2つの議案です。
2月14日のアクション日記に記したように、この墓地の問題を最初に議論したのは、14年前、2008年3月の総務財政委員会でした。
その折に指摘した5課題のうち、議論の契機となった里道上に造成された5区画の墓地は撤去。入口部分のアーケードは里道使用許可の手続きがとられて、違法性が解消済みです。
●無償譲渡を違法性是正への端緒に
2つの議案が可決されれば、里道北側と市有地の不法占有は解消します。これまでの経緯から双方共に時効取得が認められる状態で、墓地以外にしか利用できないことも明白です。今後の対応を質したところ、中野副市長が「譲渡した市有地を含め、墓地が適切に管理されるよう墓地管理委員会を指導していく」と答弁。
残された課題は、墓地埋葬法で許可された図の黄枠部分(大字船堂外三ヶ大字共有地)以外の墓地の合法化です。17筆の民有地が墓地となっているため困難を伴うとは思いますが、「今回の措置が適法化の端緒となることを期待したい」と発言。併せて、公有財産が有効に活用される方向に向かったという結果を残せるように注視してもらいたいと主張しました。
また、永藤市長には、「14年間にわたって困難な仕事に向き合い、解決に努めてきた関係職員の労をねぎらってほしい」と要請しました。
ところで、今日大阪府が発表した新型コロナウイルス新規感染者は10939人で、亡くなられた方は過去最多の63人(50代3人、60代4人、70代13人、80代24人、90代18人、100代1人)でした。また、堺市の新規感染者は770人、亡くなられた方はさらに増えて13人です。
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今日から3日間は大綱質疑の本会議。維新、公明、自民、共産各党の代表質問に続いて、維新議員が大綱質疑に立ちました。コロナ対応の持ち時間削減により、質疑は4時前に終わって延会。明日は私の出番で、午後1時半ごろの登壇と推測されます。
なお、今日発表された大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は4702人で、亡くなられた方は26人(50代1人、60代2人、70代3人、80代13人、90代7人)でした。堺市の新規感染者は536人で前週月曜の68%だったのに、亡くなられた方が6人と多いのが気になります。また今日は、堺市議1人の感染も判明しました。
午後の晴れ間を利用して、花鉢などの手入れや施肥。事務所前の葉ボタンも並べ替えました。
大阪府が今日発表した新型コロナ新規感染者は8400人(亡くなられた方は22人=70代以上20人)。堺市の新規感染者は732人と減少傾向ですが、亡くなられた方は増えて7人でした。
堺市教委は、児童・生徒の自主的な読書活動を推進するため、「読書ノート」を配布して読書記録の作成などを促しています。関係教員や図書館員の創意工夫を盛り込んだ独自ノートを使ってきたのですが、昨年4月からセレッソ大阪が提供を申し出た「読書手帳」に切り替えました。
しかし、提供された「読書手帳」の内容を点検すると、子どもたちに勧める本の紹介者に永藤市長が登場。この手帳の大阪市バージョンでは松井市長で、ここに政治家を起用する必然性に疑問を抱かされます。また、市教委の「ノート」と比較すると、読書記録欄が薄っぺらく、子どもが申告した読書数に応じてセレッソグッズの景品を与えるなど、ほんとうに読書を深めさせるものか首を傾げるもの。さらに、「ノート」は市立図書館利用への誘いの載せていますが「手帳」にはなく、やむを得ず別刷りを挟み込んでいました。
そのような問題点を、昨年6月の健康福祉委員会などで指摘(アクション日記=6/16、6/17、6/18参照)。昨日、市教委から報告があって、「来年度(今年4月〜)からは従前の「読書ノート」に戻すとのことです。
さて、今日は雨が降り出す前に、アジサイの残り鉢、ツバキ、ムクゲを植え替え、アガパンサスの株分けもしました。なお、今日発表された新型コロナ新規感染者は、大阪府12451人(亡くなられた方31人=50代1人の他は70代〜100代)、堺市925人でした。
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