午後から登庁して、予算委員会分科会での議論に向けて情報収集。少し寒気を感じたので、早めに帰宅しました。夕方に発熱。大事をとって休みます。
今日の大綱質疑で最初に議論したのは、堺市職員に関するハラスメント発生状況です。昨年12月議会では、2022年度まで10年間の相談・認定件数を確認しました。2023年の発生状況について報告を求め、提供された12月末までの数字をグラフに書き加えたところ、2020年をピークに下降気味だった相談件数や認定件数が昨年を上回っています。現在調査中で未認定の案件が含まれますから、年度末までに認定数がさらに増える可能性もあるのです。
●上下水道局職員からの訴え
12月議会での議論の後、上下水道局職員(Aさん)から、同局のパワハラ担当課がきちんと対応してくれていない旨のメールが届きました。経過を確認すると、3月28日にパワハラ被害を記した相談申出書が提出されているのに、関係職員のヒアリングが始まるで8か月も要しています。さらにその間、Aさんの病気診断書などセンシティブな情報が本庁人事課の職員全員が閲覧できるメールアドレスに送信されるなど、相談対応への不信感を募らせる事態も生じています。
●産業振興センター職員からの訴え
12月には、市の外郭団体である産業振興センターの職員からも相談メールが届きました。7月1日に採用されたXさんは、公募時に示されていた採用期間を3か月短縮した雇用契約書に押印を求められて拒否したところ、「正式採用しない」として、8月9日から自宅待機を命じられました。しかし、弁護士相談でそのような解雇通知は無効だと指摘されたセンター側は、Xさんに合意退職を迫りました。Xさんは納得せず、10月2日に職場復帰したのですが、雇用契約をめぐる不当行為やその間の面談時におけるセンター管理職の言動でパワハラを受けたと主張されています。
このような具体的な相談事例を紹介しながらの議論は、また明日の日記で報告します。
▽画像クリック→拡大
大綱質疑本会議の二日目です。堺創志会、共産党、水ノ上議員、公明党、自民党の順に質疑が行われ、夕方6時すぎまでかかりました。
最後に立った自民党・池尻秀樹議員の発言(通告テーマ=「2025大阪・関西万博関連出資金について」)に注目しました。「関西万博はするべきではない」、「建設工事はいま、能登半島地震被災地の復興にあてるべきだ」、「開催の延期を決断してほしい」、「夢洲を会場にしたことも疑問だ」などの言葉が耳に残ります。「重機オペレーターもできる」という専門的見地からの発言にうなずいていた議員は、私だけではなかった気がします。明日は私の出番です。
大綱質疑本会議の一日目。まず、大阪維新の会と公明党が代表質問。予算・決算議会に限って行える会派を代表する質問ですが、その他の会派は回避したようです。小さな会派は発言時間が少ないからかもしれません。その後の一般質問では、維新、公明、自民の各議員が質問に立ちました。
なお、私が明後日に予定している質問をめぐって市当局との事前協議が続いています。「想定答弁」なるものが示されるのですが、持ち時間は答弁を含めて40分。もしかしたら二つ目のテーマに入る時間がなくなるのではないかと心配しています。
▽画像クリック→拡大
一日中、大綱質疑のパワーポイントスライド作成作業に打ち込みました。明日の正午までに提出することになっています。
ただ、メインテーマにしている「ハラスメント」については、28日の最初の発言者・渕上猛志議員が先に質疑するため、そのやりとりを踏まえての議論になります。同日3番手の私の発言は午前中になると予測され、休憩中に手直しすることもできません。頭を悩ませながら、かなり多めのコマを用意して提出。明日、あさってのうちにシナリオを固めながら最終版をつくることにしました。
▽画像クリック→拡大
2年前の今日、プーチンロシアがウクライナへの侵略を開始しました。21世紀の今、核をちらつかせたこんな暴挙は許せないと抗議の声を上げました。しかし、2年経っても戦争は終わらず、ウクライナの人々はもとより、ロシアの善良な市民にも大きな犠牲が及んでいます。そしてさらに、4か月前からはイスラエルによるガザ侵攻が始まり、数多くのパレスチナの人々が命や暮らしを奪われています。
小さくても抗議の声を届けたいとの思いで、正午から在大阪ロシア領事館前(豊中市)で行われた抗議活動に参加しました。豊中市議の木村真さんが流ちょうなロシア語で読み上げた抗議文を旧友の山本健治さん(元大阪府議)が領事館に届けましたが、応答がないためポストに投函しました。
その後、午後3時から扇町公園で催された集会にも参加。集会後に実施された梅田OS劇場前までのデモもいっしょに歩きました。
▽画像クリック→拡大
午前中、事務所で市民相談。その他の時間はひたすらパソコンに向かい、大綱質疑のパワーポイントスライドの作成に打ち込んでいます。
今日も午後から登庁して、大綱質疑に関する答弁予定局との事前協議。また、関係する資料の提供を求めました。
「平和」についての議論を追加したので、市役所玄関前に立っている広告塔を改めて見に行きました。円柱の3面に掲げられた文字は、@「非核平和宣言都市・堺市」、A「人権擁護都市宣言・堺市」、B「守ろう人権ゆるすな差別」。@は1983年市議会決議、Aは1980年市議会決議に基づくものです。
▽画像クリック→拡大
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2年前の2月議会で、ウクライナからの避難者受け入れなどについて質問しました。間もなく3年目に入る事態を受け、大綱質疑のテーマに「国際平和への貢献と責任について」を追加することにしました。先に通告した「ハラスメント事案」に関する質疑の後、残り時間を勘案しながら、「堺市への避難者の支援状況」や「本市の平和施策」について改めて質すつもりです。
朝のうちに議論テーマの追加を通告。午後から登庁して、市教委、産業振興局、文化観光局、市民人権局、上下水道局、総務局などと協議しました。
午前中は所用で外出。お昼前に大綱質疑の議論テーマを通告し、午後からパワーポイントスライドの作成にかかりました。