clock 2018. 5
2018.5.31
今日も午前中から雨。堺市に大雨注意報が出ました。19.4℃〜21.8℃。

10時から議会運営委員会。役員選考が終わり、通常の定例会日程が始まりました。
議案が提案される6月4日本会議の議事運営などについての協議を終えた後、「議員の処遇(議員報酬)を議題にすべきではないか」と発言しました。

このテーマは、大阪維新の会が議会力向上会議で議論を仕掛けたのですが、議運で協議することを確認しています。ところが、維新の会は、最近配った宣伝ビラで「維新提案(20%カット)に賛成する政党はなく」と他会派を非難。報酬削減の実現ではなく、自己宣伝の材料にしたいだけではないかと疑われます。
しかも、そのビラにはお得意のフェイク情報も掲載し、「市長などの報酬(注:正しくは給料)を削減する条例が全会一致で可決」と、私が反対討論している事実を平然と無視。「議会議決に関するウソは許されない」と指摘して、訂正を求めました。

2018.5.30
朝から、終日の雨。19.5℃〜20.3℃で、このところでは寒い日となりました。

雨の日はアジサイが元気です。事務所前を通る子どもたちの、「わぁ!アジサイや」との声が聞こえます。

今日の本会議は10分で閉会。その後の特別委員会で正副委員長も決まりました。

2018.5.29
今日もずっと曇りで、ときには雨粒も…。梅雨入りが近づいているようです。

午後1時からの議会運営委員会で、今年度の議会役職がすべて確定しました。

私は、引き続いて健康福祉委員会に所属します。長年務めているので、他の委員会を選ぶことも考えたのですが、結局、変えないことにしました。

また、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会委員、堺市精神保健福祉審議会委員、堺市保健所運営協議会委員、堺市美化対策推進協議会役員、「交通事故をなくす運動」堺市推進協議会理事を務めます。

常任委員会と特別委員会の他に、審議会などの委員がいくつも重なっています。これらの役職は、昨年度の選出の際に小林・黒瀬両議員と分け合ったものです。ところが、両議員が辞職し、今年は改選期ではないので、議会の慣例によって全部を私が引き受けることになりました。

なお、所属委員会などは明日の本会議で正式に決定しますが、23日の本会議ですでに決定している議会運営委員会委員を含め、任期の最終年はかなり忙しくなりそうです。

2018.5.28
朝からどんよりした曇り空。19.9℃〜25.8℃で蒸し暑さが増しています。

北部地域整備事務所の煙突アスベスト除去工事について、昨日の検証作業の結果の報告を受けました。一般社団法人「建築物石綿含有建材調査者協会」の調査により、危惧したとおり、除去残しがあることが判明しました。しかも、測定会社が指摘した場所以外からも除去されなかったアスベストが発見されたとのこと。

報告を受けて、私のコメントを次のようにまとめました。

@測定会社が指摘した煙道部分だけでなく、横引きダクトの接続部分でもアスベスト残存が見逃されていたことが判明した事実は非常に重い。

A当該除去工事において堺市が「工事完了」と判断したのはなぜか?について、5月議会であらためて質さざるをえない。

B測定会社の指摘を顧みることなく、「工事完了」として工事代金の支払いに至った事務の執行についても検証が必要となった。

C上記状況を踏まえれば、「測定結果報告書」の一部抜き取り、隠ぺいは意図的であったのではないかとの疑いが生じる。この点においても検証が必要である。

D今回の検証結果により、アスベスト除去工事の「完了検査」の必要性が確定した。市が発注する公共工事はもとより、市内の民間工事における完了検査の仕組みづくりに取り組むことが、堺市の責務となる。前議会でも指摘しているが、引き続き、議論を深めたい。

2018.5.27
泉正徳さんの葬儀式。好天は、参列者への故人の思いやりかもしれません。

昨夜は、田辺市内に宿をとり、正午から行われた泉正徳さんのご葬儀に参列させていただきました。
泉さんは、5月23日午後2時頃、ご自宅で仕事中に倒れ、緊急入院した新宮市立医療センターでその日の7時過ぎに永眠されたとのこと。治療が困難な脳出血だったそうです。

本宮町議だったご父君の泉幸徳さんが私を初めて訪ねて来て下ったのは、1985年7月17日でした。その後の交流の中で、1998年に堺市と旧本宮町は友好都市提携に至りました。
下の写真は、提携に尽力した元堺市議・辻林幸雄さん、同・菅原隆昌さんと共に訪問した泉家の玄関前で、2012年5月19日に撮影したもの。左端の正徳さんは、当時、会社勤め。3年後の2015年県議選で2期目の当選を果たされました。

このように、ご父君の時代からご親交いただいてきた正徳さんですが、1997年の町議選で初当選し、2年後の1999年には町長選にも当選されました。なお、本宮町との姉妹都市提携は、同町が田辺市と合併後に一旦解消していたのですが、2014年に改めて田辺市との間で友好都市提携が結ばれています。

ともあれ、故人には私が主宰していた自治体議員勉強会にもご協力いただくなど、ずっとお世話になってきました。にもかかわらず、温もりのあるご親交が突然に途絶えることになって残念でなりません。心から哀悼の意を表します。

2018.5.26
雨の心配がない曇り空が続きました。気温27.7℃。蒸し暑さ増しています。

午前中は大阪市内で所用を済ませ、午後から新金岡小学校で催された体育大会を見学させてもらいました。

帰り道で北部地域整備事務所に立ち寄ると、煙突内のアスベスト除去工事を巡って測定会社が指摘した「除去残し」などを検証する作業の準備中でした。検証は明日実施されます。

●泉正徳さん(和歌山県議)のお通夜
さて、和歌山県の旧本宮町議から町長となり、田辺市との合併協議を整えた後、和歌山県議に当選して活躍しておられた泉正徳さんの突然の訃報が届きました。今夜の通夜式にお参りするため、田辺市芳養の葬祭会館へ。参列者は式場の外まで溢れ、後で確かめたら、およそ1500人だったそうです。

2018.5.25
16.0℃〜28.2℃。最高気温は日ごとに高くなり、少々蒸し暑さも感じます。

午前中の本会議で、まず議長選挙。その後、副議長の辞職許可を行ってから副議長選挙に。予想どおり、ソレイユ堺の山口議員が議長に、公明党の芝田議員が副議長に選ばれました。
正副議長ともに得票数は33票でしたから、公明(11)、自民(8)、ソレイユ(8)に、共産党(6)も相乗りしたと推察されます。
なお、私は、議長選では自分の名前を書き、副議長選では白票(無効)を投じました。

ところで、副議長選の開票結果が発表された折、議場にどよめきが起こりました。議長選でまとまっていた維新票(13票)が、副議長選では米田議員(12)、三宅議員(1)と割れたのです。
「誰かが書き間違った」、「いや本人が入れたらしい」…と憶測が広がっていますが、真偽のほどは定かではありません。いずれにしても、維新会派内の結束の緩みがはしなくも露呈したことは否めないでしょう。

本会議終了後、議運で所属委員会の割り振りや正副委員長の人選協議に入りましたが、公式協議の再開は28日10時となりました。

2018.5.24
未明まで残った雨は上がり、快晴になりました。気温は、18.6℃〜26.2℃。

10時から再開された議会運営員会では、正副議長選出についての会派調整は成立しなかった旨が報告されました。一体どのような調整協議が行われたのか、その経緯は明かされません。例年のことですが、市民だけでなく、当事者である会派以外から見ると、不透明この上ありません。
結局、正副議長も「選挙」で選ぶことになったのですが、私が提案した「議長や副議長になろうとする議員の所信表明」については、「実施しよう」という会派は皆無でした。

●どの会派にも、「議会改革度=第1位」の自覚はないようです。
各会派の見解を聞きながら私が残したメモは、次のとおりです。

▼大阪維新の会=悪くはないが時期尚早だ。今回は見送る。
▼公明党=内容的に調べてみなければならない。役員選考のあり方が課題の根幹で、全会一致になるような仕組みを検討すべきだ。
▼自民党=(長谷川提案は)検討に値するが、じっくり議論したい。
▼ソレイユ堺=議会改革は積極的に進めるべきだが、どういう制度設計をするか時間をかけなければいけないから、今回は実施できない。
▼共産党=今回は見送って、今後の検討課題としたい。

堺市議会では、毎年1回、5月議会で役員改選を行うことになっています。議長などの選挙は地方自治法第118条に基づいて行うのですが、同条第2項に「議員中に異議がないときは、前項の選挙につき指名推選の方法を用いることができる」との規定があります。
会派間の事前協議がまとまれば、よほどのことがない限り、私も「指名推選」に協力することにしています。その理由は、民主主義の原理は「多数決」ではありませんから、円滑で充実した議論を実現するために円満な議長選出も必要な手段だと思うからです。

●議員は、「堺市議会議会基本条例」の規定を忘れてはいけません。
しかし、市民の皆さんからは、「まるで談合だ」との批判があるかもしれません。ただ、「選挙」になっても結果はほぼ見えています。会派間の事前協議は、正副議長と正副議運委員長をセットにして行われているようで、昨日の議運選挙への対応から推測すると、公明党・自民党・ソレイユ堺の3会派は「議長=ソレイユ」「副議長=公明」とする話し合いを整えていると推測できます。また、今回はその結論に大阪維新の会が納得しなかったから「選挙」となったはずです。
せっかく選挙するのですから、「候補者」に推された議員がそれぞれの所信を述べ合った後で投票を行うことにすれば、市民の皆さんにも選挙過程をオープンにできるのです。堺市議会の議会基本条例は、「議会の活動原則」として、「議会活動の公正性及び透明性を確保すること」(第3条第1号)と定めているのに、議員自身がこれを忘れ去っているように思えます。

●いつも思うのですが、「維新の会」って、ほんまに「改革政党」なんでしょうか?
今日の議運での各会派の見解を聞いて、最後に発言の機会を得た私は、開口一番、「がっくりきた」と述べました。まったく予測しなかった訳ではないのですが、すべての会派のあまりにも消極的な態度には怒りすら湧いてきます。
とりわけ、「古い政治を壊す。新しい政治を創る」と標榜している大阪維新の会が、「時期尚早」として反対したことには、「本当に改革政党なの?」と疑問を投げかけました。自党の議員を選出することにこだわって選挙となったのですから、堂々と所信を語り合い、市民の皆さんに選挙過程と結果を示したいとは思わないのでしょうか? それとも、議論に自信がないでしょうか。

2018.5.23
朝から雨になりました。19.5℃〜20.8℃と、気温も変化しませんでした。

午前10時に開会された本会議は、会期決定、議運委員選任、議長辞職許可などの日程を終えて、7分間で閉会。直ちに、議会運営委員会が開かれ、選挙の結果、委員長は自民党委員、副委員長は公明党委員が選ばれました。正副委員長とも得票数は7票でしたから、公明(3)、自民(2)、ソレイユ堺(2)が示し合わせて投票した結果と推察されます。

●正副議長を選挙する際の「所信表明」を提案
続いて、正副議長の選考についての協議が始まりました。各会派とも「候補者あり」と表明。そこで私は、「もしも選挙を行うのなら、議長や副議長になろうとする議員が所信表明する機会を設けてはどうか」と提案しました。2016年版の『議会改革白書』によると、全国の93市町村が本会議での実施を実現しており、政令市でも、さいたま、千葉、新潟、静岡、広島、仙台、名古屋の7市が全員協議会などでの所信表明を行っています。堺市議会は、早稲田大学マニフェスト研究所の「議会改革度ランキング」で5年連続「第1位」。日経新聞の2014年調査でも政令市トップでした。「この分野での遅れを取り戻そうではないか」と、各会派に呼びかけました。

2018.5.22
東京の最高気温は26.8℃。照りつける太陽は、段々夏に近づいています。

新議運予定者による協議は、今日の午後1時に再開することになっていたました。しかし、私は従前から会派間の協議には加わっていないので、慣例でまとめ役を務める議長の了解を得て、時間通り始まるのかさえ定かでない会議は欠席させてもらうことにしました。

実は今日、NPO法人情報公開クリアリングハウスが主催する「自治体議員セミナー」が、中央大学駿河台記念館(お茶の水)で開かれるので、これに参加したかったためです。10時30分から始まったセミナーは、午後5時40分まで続き、各地から参加した自治体議員ら40人と共に、しっかり勉強しました。
ちなみに、このセミナーのテーマは、「公文書管理条例制定の課題とポイント」で、次のようなプログラムで進行しました。午前=「公文書管理の条例化に向けた制度上の課題とポイント」(早川和宏さん・東洋大学教授)。午後=「自治体はなぜ公文書管理条例を制定したのか…制定自治体調査から」(渡邊健さん・潟fータ・キーピング・サービス常務執行役員)、「公文書管理の条例化を進めるステップを議会活動でどう作るか?」(三木由希子さん・情報公開クリアリングハウス理事長)。

●会派協議は決裂→議運の正副委員長は選挙で…
なお、セミナーが終わって東京駅で新幹線に乗車する間際、議長から電話連絡がありました。結局、会派間の協議は調整がつかずに決裂した模様で、明日、10時開会の本会議で議会運営委員の選出と議長の辞職許可が諮られた後、新しい議運委員によって正副委員長の選挙を行うことになったとのこと。委員長選出までは、年長委員として私が仮委員長を務めます。

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