●4年前の提案実現…「泉州水防事務組合」解散へ
堺市、高石市、泉大津市、忠岡町で構成する「泉州水防事務組合」は、1950年に高潮対策などを目的に設立されました。50年以上を経て役目を終えているのに、組織だけが残っています。管理者である堺市長、副管理者の高石・泉大津両市長、忠岡町長に給料を払い、各市町議員で構成する水防議会議員にも報酬が支給され、議員たちは毎年1泊2日の「視察」にも出かけています。
これらの費用を負担するために、堺市は毎年3500万円以上の負担金を支出。平均27分で終わる会議なのに1人あたり4万4千円の議員報酬が、仮に欠席でも支払われます。そんな“役得”の維持に税金を使うのは間違っています。私は、報酬減額や正副管理者の無給化を主張。また、2012年6月の議会では、水防組合の解散を提案しました。
一部に強い抵抗があって難航していたのですが、間もなく始まる8月議会に「解散議案」が提出されることになりました。他の市町議会でも可決されれば、今年12月31日で解散となります。「やっと…」ではありますが。
今日も事務所にはたくさんのボランティアが来られ、発送準備作業は完了しました。
▼「泉州水防事務組合」解散を主張(2014.6)
昨日、公園部に対応を依頼した新堀公園造成のための土砂搬入の現場を見に行きました。住宅街のそう広くない道を朝から晩までダンプカーが通る毎日に、住民の皆さんのイライラが募っていることは容易に推定されます。
これまで、この道路の入口と現場にだけ配置されていた「交通整理員」が、経路の中央部にも増員されているのを確認。またこの整理員に状況を確かめたところ、「いつもは3台が往復するが今日は2台」とのこと。また、「走行速度はほんとにゆっくりになっている」と教えてくれました。これらの対応で納得を得られるか。公園部が道路に面する全家庭に説明し、苦情を聴取する必要があると思います。
事務所にボランティアの皆さんが来て下さって、「議員活動報告」の発送準備作業が始まりました。
先週火曜に予定しながら雨で流れた駅前議会報告を、南海・百舌鳥八幡駅前で行いました。この駅では、乗降される方々の数はそう多くないのに「議員活動報告」を受け取って下さる方の比率が他駅よりも高いようです。今朝も、私に直接「がんばって下さい」と激励下さる方や、配布ボランティアに「退職したら市政報告会にも参加したい」などと声をかけて下さる方がたくさんありました。いつものように、車の窓を開けてのご声援もたびたびいただきました。
●泉北ライナーについてご意見
事務所に戻りメールを開くと、駅で議会報告を受け取り、出社後に発信されたメールが届いていました。泉北高速の営業権を獲得した南海電鉄が、ダイヤ改正で走らせはじめた「泉北ライナー」に関するご意見です。登庁してから、交通部に見解を求めました。
●新堀公園の造成工事に伴うダンプ通行への苦情
先日は、大豆塚町2丁の方から、公園造成のために五箇荘今池に土砂を搬入するダンプカーの通行に悩まされているとのお便りをいただきました。公園部と協議し、搬入路に面する各戸への訪問調査を実施すること、搬入車両の速度制限などを提案。夕方には、「早速各戸訪問を実施し、時速20q以下の遵守、交通整理員の増員などの措置をとった」との報告を受けました。
■第100回市民派議員交流・学習会の準備会と記者会見
午後からは、8月4日(木)・5日(金)の両日に堺市議会(12階委員会室)で開催する「第100回近畿市民派議員交流・学習会」の準備会。この間ずっと準備に当たってきたメンバーで堺市政記者クラブを訪問。記者会見も行いました。
▼写真左から、山敷恵・高石市議、高橋登・泉大津市議、長谷川、井奥雅樹・高砂市議、二木洋子・前高槻市議
午前中の百条委員会では、これまでの小林議員と黒瀬議員の証人尋問における証言内容について、正副委員長がまとめた両証言の相違点、疑問点、問題点の報告がありました。このようにして証言の食い違いを見てみると、両議員がそれぞれ自分を庇って有利な証言をしようとしている意図が窺えます。
委員からもさらに補足的な発言がありましたが、真相解明のためには印刷やポスティングを実際に請け負ったはずの業者の証言を得る必要があることが明白になってきました。
委員長が「今後の委員会運営」についての意見を求めたので、百条委員会の設置提案をした折のパワーポイントを抜粋し、小林・黒瀬両証人の証言内容などを加えたものを委員会室のスクリーンに映写。登記簿上の取締役で、小林議員が監査委員に提出した文書にも記載がある・吉田裕美子氏、さらに実質的な経営者と推察される吉田誠也氏に対する証人喚問の必要性を説きました。二人の喚問は、先日の委員協議で合意に至っていたこともあって全会一致で可決されました。
今朝は、JR堺市駅前で議会報告。マイクを握るまで間、駅前付近の路上のゴミを集めてみました。中百舌鳥駅の南側やJR百舌鳥駅付近では、駐輪場の管理員さんが頻繁にゴミを収集して下さっているので私の出番はないのですが、今日はレジ袋一杯になりました。また、演説の合間に「頑張って下さい」のお声をいっぱいただきました。やはり、初当選以来ずっとこの駅前に立ち続けているからなのでしょう。
なお、こんな手紙も届いています。「先日、新金岡の駅にて議員活動報告をいただいたところ、一昨年、御四国を廻ってこられたとのこと。同じ『お大師様』を信仰する者として、弘法茶をお送りします」。同封されていたお茶は、高野山熊谷寺の別院で愛知県蒲郡市にある三谷弘法山金剛寺のご祈祷済みのもの。お参りされた折に授受され、わざわざ私のために下さったようです。
さて、明日10時から、小林議員と黒瀬議員の政務活動費支出に関する百条委員会が開かれます。これまでに実施した両議員に対する証人尋問の内容などを精査し、関係業者の喚問を決めることになりそうです。発言で使用するパワーポイントも準備しました。
南海・百舌鳥八幡駅前で議会報告を行うため、ボランティアの皆さんと共に事務所を出発。駅近くまで来ると雨が落ち始めました。徐々に雨足が強まる気配を感じたので現地で中止判断をしたのですが、正解でした。
午前中に登庁して、大阪腎臓病患者協議会の正副会長らが健康福祉担当の狭間副市長に要望書を提出される場に同席させていただきました。その後、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会の運営について、議会事務局などと協議。
昨夜の集いで皆さんと歓談した後、温泉宿でゆっくりさせてもらいました。ところで、私がこの温泉に宿をとるのは初めてですが、28年前に発覚した事件のことを思い出しました。堺市の校長先生9人が、栃木県宇都宮市で開かれた全国校長会の最終日をサボって日塩もみじラインをドライブし、温泉に一泊したとの情報を得て調査。その結果、同様の旅費の不正請求は当時の校長や教頭などほぼ全員の出張で繰り返されていたことが判明しました。原鶴温泉も、福岡市で開かれた校長会に参加した校長たちによる不正豪遊の舞台だったのです。
なるほど、福岡市内から車で1時間。筑後川のほとりに、十数軒の宿が落ち着いた温泉街を形成しています。昨日は高速道路を利用したのですが、今日は一般道を通って朝倉の揚水車群などを見学。大野城市にある妻の実家に立ち寄ってから、夕方の新幹線で帰阪しました。
▼読売新聞(1988.11.23)
妻の母・小波さんが今年100歳。またその妹・正子さんも90歳の誕生日を迎えました。福岡県の旧山川村で生まれた二人は、嫁いでからも相手を気遣う仲良しの長寿姉妹。お陰で、その縁者も以前から互いに親しくさせていただいており、今日は両方の子や孫とひ孫、それに親族や姻族が福岡県朝倉市の原鶴温泉の宿に集い、お祝い会を開きました。
二人ともとても元気で、大喜び。義母はしっかりと自分の言葉でお礼の挨拶を述べ、また叔母はキーボードの前に座り、譜面なしで「荒城の月」「瀬戸の花嫁」「バラが咲いた」の3曲を奏でました。
ところで、妻の父は10人兄弟で、毎年、「兄弟常会」を開いていたそうです。10人の兄弟姉妹が高齢化した後、集いはそれぞれの子どもたちによる「いとこ会」に引き継がれました。実は、今日のお昼、同じ会場で催されたいとこ会でも義母の100歳が祝福されました。写真上部の横幕どおり「第27回」の会合ですが、前回は10年前、義父の100歳を祝って開かれています。
朝の内に百舌鳥陵南町3丁地域に「議員活動報告」を届けました。1時間半で294部。午後は、市民派議員勉強会の準備と百条委員会(28日)に向けて資料の読み込みなど。
JR百舌鳥駅前で議会報告。やはり「跨線橋の改修工事期間が長い」との苦情をいただきました。「終電と始発の間に実施するから…」との説明ですが、なかなか納得が得られません。午後から登庁して、議会事務局などと打ち合わせ。