午前中、北区民評議会を30分ほど傍聴。午後、大綱質疑のパワーポイントスライドを完成させてから登庁し、議会事務局に提出するとともに関係部課と協議しました。
扇町公園での「大阪大集会」。広場を埋めた人々が「戦争アカン」を掲げました。また、創価学会有志の皆さんのアピールには大きな拍手が…。
空模様が怪しく「参加者が減るのでは?」と心配して、大綱質疑準備の手を止めて参加しましたが、杞憂でした。会場では、かつて「しんかなおかこどもぶんこ」の世話をされた方々のお顔も拝見。西梅田公園までのデモ中、雨は降り止んでいました。
追手門学院大阪城スクエアで開催された「第17回関西がんチーム医療研究会」に参加しました。
まず、第1会場で、濱卓至さん(厚労省健康局)の講演「日本におけるがん対策と今後の展望」を聴講。第2会場に移動して、濱本満紀さん(大阪がんええナビ制作委員会)が司会する「就労支援」の部会での発表を聴きました。
再び第1会場に戻って、ランチョンセミナー「チームで考える大腸癌支持療法」(NTT西日本病院・大西直副院長)の講演と、続いてのシンポジウム「がん地域連携パスの振り返り」で学びました。
その後、第1会場では教育セミナーが催され、第1部は古河洋先生(元・市立堺病院長)が司会。また、第2部では井岡亜希子先生(琉球大学医学部附属病院がんセンター)が「都道府県がん対策推進計画(第二期)の中間評価方法…沖縄県での取り組み」と題して講演されました。井岡先生は今年3月まで大阪府立成人病センターに勤務され、堺市のがん対策推進条例制定の際にもご指導いただいた方です。沖縄県のがん対策推進のために大きな力を発揮されている様子を伺いました。
なお、これらの合間に、がん医療に関する様々な取り組みを学習。閉会後の懇親会では、古河先生、井岡先生、濱本さん、発表者の関恵子さん、片山環さん、三谷勇一さん、「どうするBOKS」の江川浩司さんと中辻史記さん、八尾市の医療法人「光誠会」の栗岡宏彰さんと武田裕和さん、中外Oncology学術振興会議の有沢幹雄さん、仁平新一さん、加藤成尚さん、「ええナビ」制作メンバーの池上英樹さんなどと懇談しました。
朝からずっと事務所のパソコンに向かい、大綱質疑(9月2日)での発言のためのパワーポイント作成にかかっています。最近は、この資料づくりを通して質問のシナリオも出来上がるようになりました。ただ、シナリオに沿って議論が進むと、やや迫力に欠けているのではないかとの反省の念も抱いてます。さて、この点をどのように補えるのか。わずか40分とは言え、議員として皆さんに納得していただける質疑を目指したいと思っています。
午後は、大阪市内の弁護士事務所へ。1月に交通事故にあったKさんの闘いを支援しています。
午後から登庁して、大綱質疑の発言テーマを通告しました。@『竹山おさみ・マニフェスト』における「区民ボード(区民評議会)」の設置目的とその検証について。A会議公開原則に基づく傍聴者への資料提供と職員の「市民目線」について。B“大人気だった”(?)…「堺市プレミアム商品券」について。9月2日(水)10時の開会後、最初に発言します。
なお、発言テーマに関して都市再生部などからヒアリング。夜は、東区役所に足を運び、東区民評議会を傍聴しました。同区の評議会は今日が3回目。聴いていたのは初めの40分余りでしたが、なかなか興味深い議論が行われていたように思います。
大綱質疑本会議の議事について協議する議会運営委員会が開かれました。私の出番は2日目、9月2日(水)のトップと決定。10時に登壇します。なお、3日目に議員提案する大阪維新の会と自民党への質疑も通告しました。議運終了後、市民生活部、商工労働部、堺区役所などと協議。また、北区役所にも立ち寄って、大綱質疑のテーマ整理にかかりました。
今日は、午前中に議会力向上会議。まず、「議会報告会」について協議しました。参加される市民の数が減っていることへの対策として、各常任委員会ごとにテーマを決めて少人数での意見交換をするという案が示されました。とりあえず試みることとし、10月25日(日)午後1時開催を決定。なお、私は従来から、市民の皆さんの身近な場所での開催が必要だと主張しています。せめて各区役所での開催を検討すべきだと発言しました。次に、「委員間討議」について議論。議会基本条例に盛り込まれながら、これまでに1回しか実施されていない状況を改善するため、各常任委員長がテーマを設定して実施することを確認しました。
さて、午後は本会議。いつも通り、市長から昨年度会計決算について説明があり、その他の議案は所管局長が説明しました。また、本会議にはテレビ2社のカメラが入っていましたが、どうやら特定議員への取材だったようです。
堺市議会の8月定例会は、明日、午後1時に初日本会議を迎えます。新任期になって2回目の定例会で、初日本会議に市長が提案する議案は43件(議案35件、報告8件)の予定。議案のうち9件が条例、4件が工事請負契約の締結、この他、土地や物品の買い入れ、損害賠償の額の決定、指定管理者の指定、町の区域変更、関西広域連合と大阪府都市競艇組合の規約変更、市道路線認定、共有地処分、補正予算(2件)と昨年度会計の決算認定(10件)です。
さらに、職員の政治的行為制限条例、大阪戦略調整会議条例の改正が議員提案となりますが、これらは大綱質疑終了後の9月3日本会議に上程される予定です。48議席のうち、維新14、公明11で過半数。自民8を加えれば33で、3分の2議席を超えます。3会派が結束すれば、竹山市長の「再議」も否決される厳しい議会構成となりました。
姫路市での「全国政策研究集会」では、「平和」をテーマとする分科会も設けられていました。参加した人から「講師の山中光茂さん(三重県松坂市長)の話に感銘を受けた」と聞き、会場で販売されていた著書を購入。初日の全体集会でのお話も興味深かったので、読み始めました。
「たかが一内閣の閣議決定ごときで」の書名には、「亡国の解釈改憲と集団的自衛権」との副題が付いています。国会で違憲証言した憲法学者の小林節さん(慶応義塾大学名誉教授)との共著の形をとっていますが、中味は2人の対談です。松坂市長は、慶應義塾大学法学部に在学中、小林教授の憲法講義に皆勤した「優秀な学生」(小林さんのあとがき)だったそうです。
■読みかじり著書=「まえがきに代えて」の一節…
「戦後の日本の平和は、決してアメリカとの軍事同盟」を通じた『抑止による平和』『核の核の傘』により守られてきたのではありません。(中略)『徹底した平和主義』をうたった日本国憲法とその根幹にある国民意思が、厳しく国家権力を抑制し、そしてその意思を国際社会に明確に提示し続けることにより、それぞれの時代背景に応じた国際社会や国内の政治情勢も振り回されることなく、世界に誇れる『平和国家』を、平和への具体的思いと行動の積み重ねにより創り育ててくることができたのです」
「そのような歴史的背景のもとで、七〇年にわたって『現実としての平和』が守られてきたという世界に誇れる日本のかたちが、安倍内閣という憲法の枠を乗り越えようとする『愚かなる為政者』の登場によって、今まさに壊されようとしています。
■小林名誉教授による「あとがき」の一節には…
「山中君の目線は、ヴェテラン政治家にありがちな、驕った、上から目線でも、また、大衆政治家にありがちな、大衆に阿る(おもねる)ものでもない。彼はあくまで優しい。だから、彼の回りには人垣が絶えない。今回は、この優しい山中君が本気で怒っている。彼は権力者こそが遵守すべき憲法を蔑ろ(ないがしろ)にしている安倍総理に対して本気で怒っている」
■「違憲確認」の提訴意向…他方、議会との対立で市長辞職へ
山中市長は、現在39歳。慶大法学部卒業後、群馬大学医学部に学士入学して医師免許を取得。2004年から「NPO法人少年ケニアの友」の医療担当専門員としてケニアでエイズプロジェクトの立ち上げなどに関わった後、2007年に三重県議当選。2009年、現職の3選阻止を掲げて松坂市長選に当選(全国最年少)し、2013年に再選されました。ところが、市立図書館の改修計画で市議会と対立。関連予算も否決されたため、今年3月に辞職を表明しました。市民の間で市議会解散請求の署名集めが行われたものの法定数に満たず不成立。そこで今月13日に辞職願を市議会議長に提出し、9月30日に辞職することになっています。
なお、昨年7月、「集団的自衛権を行使を容認する閣議決定は国民の平和的生存権を保障する憲法に反する」として、違憲確認を求めて提訴する意向を表明。その後、市民団体「ピースウィング」などの活動を始めています。
なお、昨年7月、「行使集団的自衛権を容認する閣議決定は国民の平和的生存権を保障する憲法に反する」として、違憲確認を求めて提訴する意向を表明。その後、市民団体「ピーウィング」などの活動を始めています。
※ピースウィング http://www.peacewing.jp/
「全国政策研究集会」の2日目は、第3分科会「議会改革」に参加。中央学院大学教授の福嶋浩彦さん(元・千葉県我孫子市長)の分かりやすい講義で、地方議会の明確な位置づけや期待される機能について、改めで学習できました。また、予定されていた富野暉一郎さんに代わって地域公共人材開発機構の定松功さんが、兵庫県議の丸尾牧さんが「号泣議員から進んだ兵庫県議会の議会改革」について報告。
正午までの政策研究集会が終わると、4年前、共にがん治療を受けたSさんが待ち構えて下さっており、お互いにほぼ完治したとも言える経過を語り合いながら昼食。一緒に姫路城入口まで歩きましたが、入場待ち時間を要したので天守閣の見学はあきらめました。
姫路駅から大阪駅までは「新快速」で1時間。帰宅後、お招きいただいていた新金岡校区連合自治会の夏祭りへ。金岡北中学校吹奏楽部のオープニング演奏を聴き、「ブラボー」の声援を送りました。その後、新金岡五丁自治会の盆踊り大会にも参加しました。