clock 2015. 6
2015.6.10
朝から快晴ですが、本会議での発言に備えて駅前議会報告は見送りです。

今日の大綱質疑では、私が最初に質問に立ちました。発言時間は前議会よりも2分増えて40分となったものの、3テーマの答弁を含めてのことです。用意したパワーポイントスライドは48コマで、やはり早口になりましたが、何とか時間いっぱいに収まりました。

●「危うさを感じている」と竹山市長
最初の議論テーマは「大阪市で行なわれた住民投票」。開票結果判明後の記者会見で、橋下大阪市長は「いくさを仕掛けて、たたき潰すと言って、たたき潰された」と述べる一方、「民主主義はすばらしい」とも言いました。昨日、大阪維新の会の議員は「一連の取り組みは民主主義を向上させた」と発言しているのですが、果たして「都構想」の住民投票に至る手順は「民主主義」と言えるのでしょうか。
私の質問に対して、竹山市長は「都市の合併や分割といった市民生活に影響が多いことは、市民がじっくり時間をかけて合意形成を図るべきだ。住民投票による多数決は究極の民主主義的手法かもしれないが、代議制による熟議、市民が諸々の争点を理解して選択することが大切だ。民主主義ではプロセスがいちばん大事なことで、今回の大阪市の住民投票には一種の危うさを感じる」と答弁。
そこで私は、もともと「都構想」は大阪市5分割、堺市3分割に加え、周辺9市を含む構想だったこと、それが一昨年の堺市長選挙で挫折し、以後、「大阪市解体」だけの中身になったこと。維新と他政党の対立で法定協議会が開催不能となり、橋下氏が出直し市長選という奇策に打って出たこと。維新単独で決定した「特別区設置協定書」が府議会と大阪市議会で否決されて頓挫後、公明党の態度変更で息を吹き返して住民投票に至ったという経緯を語りました。
そして、議会と対立した権力者が局面打開のために国民の直接投票を利用したヒトラーやナポレオンの事例などを紹介。自立した個人が利害や価値観の違いをの認めながら、時間をかけて合意形成を図るのが民主主義であって、橋下氏や維新の会が仕掛けたことは、およそ民主主義とは程遠いと結びました。

●市民活動へのきめ細かな支援を求める
2番目に取り上げた「大規模災害被災地等支援基金の活用」については、基金の補助金を利用した2つの市民活動を紹介しました。「ニコニコ連さかい保養プロジェクト実行委員会」は、今年3月24日〜31日、福島県から2家族6人を招く保養を泉北ニュータウンの民家を借りて実行。また、「かしましちくちく会」というグループは、毎月催している「第1日曜市」の収益をもとに、岩手県大船渡市の仮設住宅を訪問し、炊き出しと手芸指導の交流を実施し、今月にも再訪を予定しています。それぞれのグループが活動実施にあたって抱えている悩みや問題などを堺市が十分に把握し、より積極的な支援を行なうように求めました。
また、交流事業としては、今年8月9日〜12日、市教委が福島県いわき市の中学生を堺市に招いて、J−GREEN堺でのサッカー交流を実施。被災地の子どもたちの震災ストレス軽減、リフレッシュを図るという計画も質疑を通して明らかになりました。

●全組織あげての点検と業務改善が必要
3番目のテーマは、今年2月議会で「水道行政のイロハを忘れている」と指摘した岩室高地配水池の事故を反省したばかりの3月31日、美原区の菅生配水場で発生した事故です。すでに上下水道局内部での自己点検が進んでいますが、私は、11年前の水道局と下水道部の組織一体化の目的が生かされていないと指摘。上下水道局長は、「上水・下水のさらなる融合を図りつつ、仕事を通じて人を育てることを基本に自らが職員と対話し、アイデアと情熱を持って新しい局の文化を作り上げる」と答えました。

2015.6.9
雨は午後まで続き、駅前議会報告の順延は正解でした。でも、木金も不安。

今日から3日間は、大綱質疑の本会議です。初日はまず、公明党とソレイユ堺が議案質疑。その後、大阪維新、公明党、ソレイユ堺、自民党、共産党の順に一般質問を行いました。私が質問通告している「大阪市の住民投票」については、維新と自民の議員も質問。竹山市長は、「市民生活への影響を十分に説明されないまま、大阪市民は苦渋の選択を迫られた。そして、市民は、一昨年の堺市長選挙と同様に『大阪市は一つ』との民意をしめした」と答えました。また、やりとりの中で維新議員は、(自分たちの)「一連の取り組みは民主主義の向上につながった」と主張しています。明日いちばんの私の議論は、これらの発言を踏まえて始めるつもりです。
ところで、今日の本会議では、発言者の全員が通告した予定時間よりも10分〜20分早く質疑を切り上げました。とても聞きやすかったし、会議も早く終わりました。

2015.6.8
朝から曇り空が続き、午後には雨。正午の25.4℃もウソのように感じる日。

JR浅香駅で議会報告。さすがにこの時期になると、「家に配られているのを読みました」とおっしゃる方が多くなりました。それでも、「堺区に住んでいますが、がんばって下さい」と握手を求められる方、当選祝いの言葉をかけて下さる方など皆さんの雰囲気が温かいのは、この駅で乗降される方々の数が少ないからかもしれません。なお、当初予定の日が雨で明朝に順延していた三国ヶ丘駅前での議会報告は、朝まで雨が残る予報のため11日(木)に再順延。12日(金)の中百舌鳥駅北側で終えるつもりですが、どうでしょうか…。
さて、今朝は浅香駅から事務所に戻ってから所用で大阪市内へ。午後、大綱質疑のパワーポイントスライドを仕上げて議会事務局に提出しました。また、市教委を除いて、質疑に関する関係部課との折衝も済ませました。

2015.6.7
爽やかな日曜日。25.7℃まで気温は上がりましたが、暑さはさほででも…

朝、地元自治会の町内清掃活動に参加。その後、本会議の発言に関する調査のため、北区東雲東町の「トムさんアトリエ」で催された「第1日曜市」を見に行きました。会場は予想以上に盛況で、この日曜市での収益をもとに、被災地支援の活動が行われています。午後は、発言のためのスライドづくり。

2015.6.6
雨は未明に降り止み、好天に。ただし、気温は23.5℃止まりで暑さは緩和。

10日の大綱質疑で使うパワーポイントのスライド作りを始めました。最近は、この作業をしながら議論のシナリオも考えます。午前中に大体の方向が定まり、午後は、昨日雨で中断した黒土町の残り地域に「議員活動報告」を届けました。
1時間足らずで完了したので、事務所前の壁面にフウセンカズラのネットを設置。ついでに花鉢の並べ替えもしましたが、今年はアジサイの花付きがよくありません。選挙準備のために施肥や植え替えを怠った結果で、花たちは正直です。

2015.6.5
朝16.6℃。9時に18.6℃になって、以後下がりました。お昼前から雨です。

今朝は、JR百舌鳥駅前での議会報告。出発時、半袖では寒くてジャケットを着用し、配布ボランティアの皆さんのため選挙時のスタッフジャンバーも用意しました。
事務所に戻り、「議員活動報告」をお届けするため黒土町に向かったのですが、予報よりも早く雨が降り始めたため途中で切り上げました。午後から登庁。大綱質疑の各テーマについて関係部課と協議。資料も集めました。

2015.6.4
朝も涼しく、陽射しが和らぎました。野遠町では田植えが始まっています。

南海・百舌鳥八幡駅前で議会報告。踏切待ちの車の窓を開けてエールを送って下さる方がたくさんありました。終了後、野遠町と北八下の全域に「議員活動報告」を配布。約4時間歩いて、完了です。なお、大綱質疑のテーマは、「@大阪市で行われた住民投票、A大規模災害等被災地支援基金の活用及び避難者等の支援、B重ねての水道事故」を通告しました。

2015.6.3
昨夜から激しい雨。中央環状線のアンダーパスが冠水して通行止めでした。

10時から議会運営委員会。大綱質疑の発言順序が決まり、私は10日(水)10時に、2日目のトップバッターして登壇します。議運の前後に関係部局と協議。また、関連する住民グループの方々とも昨日から懇談を重ねて、資料の提供を受けています。

2015.6.2
朝から21.8℃。駅前議会報告も、半袖シャツで行わせていただきました。

JR堺市駅前での議会報告。東側エレベーターの設置はすでに終わり、工事関係者の方が地上階の乗り場ドアを開け、かご内部の点検などをされている様子です。そのせいか、ご通行中の方から「長谷川議員、ありがとう」とのお言葉をいただきました。
事務所に戻り、北区役所に立ち寄ってから登庁。先日ご相談を受けた事件について市教委幹部から事情を聞きました。午後1時からは本会議です。終了後、上下水道局、消防局、危機管理室、農政部などと協議。来週9日〜11日に予定されている大綱質疑で議論するテーマの検討を始めました。

2015.6.1
今日の最高気温は28.2℃。陽射しがまた一段と強くなったように感じます。

朝6時に事務所を出て、10時過ぎまでひたすら歩きました。この時間帯はまだ陽射しが柔らかく、住宅地では日陰もできています。お家周りの道路を掃除をされている方や花の水やりをされている方などにご挨拶しながら、船堂町1丁・2丁と北花田町2丁の全域に「議員活動報告」をお届けしました。事務所に戻ると、お読み下さった方から電話があって、内容に関するご意見が…。「政治への不満吸収…『やっぱり維新』」の記述に異論があるとのこと。その方は、「何も考えない人のファン心理だ」と主張されます。いずれにせよ、政務活動費を充てた広報活動に関心を持っていただけるのは嬉しい限りです。夜は、市政・法律相談。

※昨日、孫たちがやって来たので完熟のビワを収穫。甘さも増していました。

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