clock 2018. 6
2018.6.30
午前中は晴れていたのですが、午後に雷雨があるなど、不安定な天候です。

三井化学の火災に関する昨日のヒアリング風景の写真を、山敷めぐみさんが送ってくれました。ご自身のブログにも掲載されています。

※山敷市議のブログ http://yamashikimegumi.com/

さて、「議員活動報告」79が昨日納品され、早朝のうちに新金岡町5丁の東側部分に配布。午後は雨が降り止んでから配りはじめたのですが、40分ほど歩いたところへ、「孫たちが誕生日祝いに来てくれる」という連絡が入って中断。今日の配布部数は、朝=505部、午後70部でした。

2018.6.29
九州北部で大雨、滋賀で竜巻の被害。堺でも一時、大雨強風注意報が…。

以前にも書きましたが、昨年5月議会での諸役員選考の折、小林・黒瀬両市議と合わせて3人分の割り当てがあった役職は、両市議の辞職に伴って、残り任期をすべて私が担うことになりました。お陰で、今日は大忙し。午前中に堺市美化推進協議会の役員会、午後は「交通事故をなくす運動」堺市推進協議会の総会が開かれ、出席しました。

さらに、美化推進協の役員会が終わるの見計らって、三井化学の火災への対応状況を調べるため、消防局、危機管理室、環境保全部、市教委学校教育部からヒアリング。すでにこの問題に取り組んでいる高石市議の山敷めぐみさんに同席してもらいました。山敷さんは、昨日の日記で紹介した西区浜寺公園町への飛散物も持参。市民の不安に対応するため、堺市が飛散物の安全性を確かめるよう、私からも市当局に要請しました。

なお、夜は、立命館大学出身の堺市職員が集う「わだつみ会」の総会に招かれて参加。つい先日の議会で論戦した職員とも懇談する機会を得ました。今年の総会には、学校法人立命館の校友・父母課課長補佐(立命館大学校友会副事務局長兼務)も出席。来年度、大阪いばらきキャンパスに「グローバル教養学部」(16番目の新学部)を開設することなどをPR。見事なセールストークぶりは、私が在学した半世紀以上前の立命館とはまったく異なる経営戦略。舌を巻かされました。

2018.6.28
かなり強い風が吹き、今日も植木鉢が倒れました。蒸し暑さはさらに増大。

高石市議・山敷めぐみさんのブログに、三井化学の火災の際、堺市西区の浜寺公園町3丁に落下した飛散物の写真が掲載されています。大きいものは3〜4pくらいありそうで、住民の方は不安に思われたのではないでしょうか。

堺市消防局からの報告によると、発災施設は定期整備中で稼働しておらず、当該事業所では化学物質など毒性のある物質を取り扱っていないことを確認。また、燃えたのは煙突内のコーティング剤(FRP=繊維強化プラスチック)で、毒性ガスは発生しないとのことです。

さりとて、写真の飛散物質の安全性が確認されている訳ではありません。引き続き、山敷さんに協力して調査を進めるつもりです。

2018.6.27
午前0時頃から強い風。お陰でぐっすり眠れましたが、植木鉢が倒れました。

昨日の日記に「市教委の素早い対応に感服」と書いたら、「とんでもはっぷん。ブロック塀に危険箇所はなかったのか。調査結果の張り紙でもしたら…」とのご指摘がありました。6月18日の地震で高槻市の女児が死亡した痛ましい事件で、行政の責任が問われています。地震直後に、金岡南小学校の保護者の方から通学路のブロック塀に関してのご相談もありました。
調べたところ、堺市教委は地震発生当日の9時10分、全学校園(149校園)に対して教員の目視による安全点検を指示。ブロック塀に関して報告があった6校について、同日中に施設課職員が調査し、傾きが生じていた1校のブロック塀は撤去。残り4校は、ひび割れが見られたものの倒壊の恐れなしと判断したそうです。
その後、上記6校を含め、ブロック塀のある93校について詳細な調査を順次行っています。結果の発表は来週になる見込みです。

●「万引き家族」を観ました
議会の会期が終わって一息ついている私を、息子が映画鑑賞に誘いました。堺浜えんため館のMOVIX堺で上映中の「万引き家族」。カンヌ最高賞を受賞した是枝作品は、とても重い課題を突きつけてきます。日本の経済繁栄の陰で何が起こっているか。改めて、議会で語るべき責任も感じました。
ちなみに、私と妻のチケットに加え、ポップコーンとコーラは息子からの誕生日プレゼントだそうです。明日、77回目の誕生日を迎えます。

2018.6.26
昨日よりも蒸し暑さが増し、30.8℃。今朝、琉球アサガオが一輪咲きました。

元那覇市企画部長で旧知の真栄里泰山さんに、自由都市・堺 平和貢献賞」の授賞団体に佐喜真美術館が決まったことをお知らせしたら、メールが届きました。「嬉しい話ありがとうございます。堺と沖縄の仲はこれで一段と密接になります。友好都市バークレーとの共同歩調の沖縄支援ですね。私からもお礼を申し上げます」。ちなみに、堺の友好都市である米バークレー市議会は、2015年9月、「辺野古への新基地建設に反対し、沖縄県民と連帯する決議案」を全会一致で可決しています。

※バークレー市議会記事 https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-249016.html

●三井化学大阪工場の火災で調査
今日の最終本会議は30分余りで閉会。その後、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会の委員協議が開かれました。会議の合間に、6月21日に発生した三井化学大阪工場の火災について調査を始めました。この問題は、高石市議の山敷めぐみさんが自身のブログで取り上げているのを知り、堺市教委や消防局の対応を調べる必要を感じました。

※山敷市議のブログ http://yamashikimegumi.com/
 
市教委からの報告によると、当日の夕方、西区の小学校校長から「プールにすすが浮いている」との連絡があり、危機管理室で三井化学の火災を確認。すべての市立学校園にプールの状況確認を指示したそうです。21校園から「すすらしいものを発見」との連絡があったため、改めてメールで、すすが浮いているプールは水抜き入れ替えを行うこと、その他の校園も始業前に点検することを指示。結局、翌日にすすが発見された1校を加え、22校中の17校で水の入れ替え、5校がオーバーフローにより安全確保を図りました。また、プールで採取した水は、堺市衛生研究所に水質検査を依頼し、「異常なし」との結果を得ているとのことです。
なお、水の入れ替えに伴う水道料金などについて、三井化学に賠償請求することも検討しているらしく、このところ失態が続く堺市教委の素早い対応にいささか感服しました。

2018.6.25
まるで梅雨明けを思わせるような快晴。31.4℃は7月下旬の暑さとか…。

うとうとしていたら、キックオフに起こされました。眠かったけど、見応えのある試合運びに感激。身体能力の差を乗り越える作戦は、議会活動でも参考にさせてもらいます。

ところで、今年の「自由都市・堺 平和貢献賞」の授賞団体に沖縄県宜野湾市の「佐喜真美術館」が決まったそうです。同館には、一昨年11月に訪問。その折も、丸木位里・俊夫妻の「沖縄戦の図」の前で東京の高校生らが平和の尊さを学んでいました。美術館の屋上では、フェンスを隔てて隣接する普天間基地の中に沖縄の伝統的墓地があるという基地問題の実状も学びました。

2018.6.24
昨日からの雨は今朝まで残ったようです。しかし、お昼ごろから快晴です。

長かった5月定例会も、26日(火)の最終本会議を残すだけになりました。一昨日の議運で協議したところでは、市長提案の議案はすべて全会一致で可決の見込みです。発言予定はなく、また7月から配布する「議員活動報告」bV9の校正も進んでいるので、今日は一息つかせていただいて、季節が過ぎた事務所前のアジサイを片付けました。さて、深夜のセネガル戦まで、眠らずに待てるでしょうか。

2018.6.23
沖縄「慰霊の日」。病と闘う翁長知事が、「辺野古移設は逆行」と強く批判。

20日の健康福祉委員会での議論が多方面に及んだので、3日連続で報告させていただくことになりました。

この間、昨日は議会運営委員会の終了後、アスベスト関係市民団体と堺市当局との意見交換会に同席。
また、今日は恒例の南高梅取り次ぎを午前中に終えて、「アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会」に参加しました。

集会のために用意された資料『クボタショックから13年…“緩慢な惨劇”に立ち向かう』には、被害の状況や被害者の手記などが綴られています。また、子ども時代の被爆が数十年後に発症し、苦しい闘病生活を送る被害者の方々発表も聞きました。

会場には、堺市の健康部職員の姿がありましたが、休日返上で勉強してくれたようです。

2018.6.22
朝から快晴。気温は18.7℃〜31.1℃。蒸し暑さが増し、「真夏日」です。

健康福祉委員会で児童虐待について議論した際、厚生労働省が設置している3桁の通報ダイヤルについて質しました。昨年7月から実施されているのに、堺市はあまりPRに努めていないように見えます。
「堺市ホームページにも掲載されていないのではないか」と質問したら、「いや掲載してる」との答弁。私の見落としかと思っていたら、翌日、担当課長が釈明にきました。「あまりにも小さい記載で気づきにくいので、改善します」とのこと。今日、確認すると、すでに手直し更新されていました。

※こちら http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/hughug/mokuteki/sodan/gyakutai/gyakutaidial.html

●受動喫煙防止条例制定の陳情で質問
今議会には、「受動喫煙防止条例」の制定を求める陳情が提出されています。陳情者は、かつて議会フロアの喫煙所廃止請願も行った野上浩志さん(南区在住)です。
この陳情に対して、堺市の回答は「大阪府とも協議し、受動喫煙防止対策の強化を検討する」とのこと。確かに大阪府知事も条例制定を表明しているのですが、その時期は万博誘致を試みている2025年と思われます。国会では健康増進法の改正が6月19日に衆院本会議で可決されています。また、東京都議会では、国よりも厳しい規制内容の条例が6月議会で審議されており、可決される見込みです。
2025年では遅すぎます。大阪府に対して、制定への作業を早めるように働きかけるべきではないかと主張したところ、健康福祉局長が「できるだけ早く対策が進められるよう、適切に意見を申し述べる」と応じました。

●がん対策推進条例の「受動喫煙」定義
ところで、健康福祉委員会で最初に質問した公明党議員が三国ヶ丘駅前での路上喫煙を取り上げ、市当局は受動喫煙対策の観点から対応する旨の答弁をしました。至極妥当な答えです。
しかし、だとすると「がん対策推進条例」の第7条3号で「受動喫煙」を「室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう」と定義している規定が誤っていることは明らかです。実は、6年前に同条例を議員提案で制定する際、私はそのことを指摘して修正案を出しました。当時の府立成人病センターの医師の助言などに基づいてのことでしたが、他の議員は誰も同意してくれず、修正案は否決されました。
「実際に行う施策と矛盾しないか」と質したら、健康部長が「条例の改正を含めて検討する」と答えました。

2018.6.21
今日は夏至。午前中は曇りがちでしたが、午後から晴れて暑くなりました。

昨日の健康福祉委員会で「ギャンブル依存症対策」について議論する際、日経新聞の記事に掲載されていた表を使いました。厚労省研究班が発表したギャンブル依存症の疑いがある人の国際比較です。20〜74歳の約3200万人(3.6%)が該当するという日本の実態は、他国に比して格段に多いことが分かります。また、厚労省調査では男性だけなら6.7%ですから、その差はさらに倍近くに拡大します。

●身近さと借金のしやすさが依存症を増大
異常ともいえる日本のギャンブル依存症の増大は、パチンコやスロットなど、すぐ手を染められるギャンブル場が身近にあること。それに、ATMなどによる借金のしやすさが大きな原因となっています。
次に示したのは、厚労省データを基に堺市で依存症を疑われる人の数の推計値と、対応窓口となる心の相談センターでの相談件数です。アルコール依存症、薬物依存症と比べ、ギャンブル依存症の相談はほんの僅かしかありません。毎年少し増えていますが、当人も家族もなかなか「依存症」だと気づかないのでしょう。

●回復に大きな力…「自助団体」
ギャンブル依存症に気づかず、また回復・脱却が遅れるのは、家族による借金の尻拭いが常套化しているというのも一因です。依存症からの回復には、それを経験した人たちの手で運営されている自助団体が大きな役割を果たしています。
毎週木曜の夜、堺市健康福祉プラザでミーティングを催している「ギャンブルラーズ・アノニマス」(GA)の世話人の方から話を伺う機会がありました。参加者がギャンブルから離れた期間に応じ、30日、60日、90日、6か月、9か月のキーホルダーが用意されています。1年経ったらメダルを授与。これは毎年更新され、お目にかかった方は11年メダルをお持ちでした。

●啓発・自助団体などとの連携強化
健康福祉委員会では、このような調査結果を示して議論。市当局は、相談体制や市民啓発を拡充し、自助団体や医療機関などと連携を深めると答弁しました。

今議会でギャンブル依存症を議論したのは、国会で「カジノ法案」が強行採決され、カジノ誘致に走る大阪府や大阪市の動きがあるからです。なお、児童虐待をめぐる議論で指摘したことについて、今日、市当局から改善方向が示されました。受動喫煙防止条例の制定を求める陳情に関する質疑でも重要な答弁を得ています。これらのことについては、また明日の日記で…。

Page: | 1 | 2 | 3 |
2018/6
Su Mo Tu We Th Fr Sa
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
前月   翌月

- Old Index -