clock 2019. 6
2019.6.30
熊本地震の被災地・益城町で川が氾濫。自然災害の追い打ちは酷です。

今日も所用で大阪市内へ。G20警備の警察官があちこちに待機する様子は目撃しましたが、交通規制には遭遇しませんでした。

もっとも厳重警備だったと思われるトランプ米大統領は昨夜のうちに韓国へ。そして今日午後、板門店で金正恩朝鮮人民共和国労働党委員長と会談。「軍事境界線を越えて人民共和国側に足を踏み入れた最初の米大統領になった」と報じられています。緊張緩和は大いに歓迎すべきことですが、来年の米大統領選挙を控えてのパフォーマンスなのかもしれません。

沖縄で、米軍基地に接収された土地の返還を求め、丸木位里さん・俊さんの「沖縄戦の図」を展示する美術館を建てた佐喜眞道夫さんの著作『「アートで平和をつくる―沖縄・佐喜眞美術館の軌跡』(岩波ブックレット)を読みました。「平和」を実現するための地道な活動記録です。

2019.6.29
25.5℃〜30.5℃。雨はなく、梅雨を待ちわびたアジサイを片付けました。

G20で来日中のトランプ米大統領が、会見で「日米安保条約は不公平だ」との認識を示したそうです。従来の主張の繰り返しですが、日本政府はきちんと反論したのでしょうか。

1960年に改定された日米安保条約は、米国に日本防衛義務を課すと共に、日本には米軍への基地提供義務を課しています。
米軍の駐留費用は条約では米政府が全額負担する建前ですが、土地の借料などは日本政府に支払い義務があり、支払う必要のない費用含む約6千億円を毎年負担しているとのこと。さらに、騒音、事故、米兵犯罪などが基地周辺の住民に重い負担を強いています。
とりわけ、全国米軍基地の7割を押しつけられている沖縄の人々の負担は深刻です。日本政府は、これらの事情をきちんと示して、日米安保体制が双務的であることの認識を求めたのでしょうか。それとも、トランプ発言を利用して平和憲法の改定をもくろむつもりでしょうか。警戒が必要です。

2019.6.28
雨は降らなかったものの、蒸し暑さがぐんと高まりました。不快指数も増大。

午前中、所用があって大阪市中央区のマイドーム大阪へ。G20の交通規制を考え、地下鉄を利用して堺筋本町駅から歩きました。本町通は北海道警などの応援警官の姿が目立ち、所用を済ませて帰る頃には車が通行止めになっていたようです。

午後から登庁して、市教委、建設局などと協議。その後、北区役所や北部地域整備事務所にも足を運んで調査しました。

2019.6.27
朝からの雨。花を終えかけたアジサイがとても喜んでいるように思えます。

所用があって神戸市西区役所へ。近畿道、中国・山陽道を経て三木インターまで車を走らせたのですが、意外なほど空いていました。G20の大阪市内規制の影響でしょうか。

2019.6.26
九州北部・中国・四国・近畿がやっと梅雨入り。最も遅い記録だそうです。

6月21日の臨時議会の質疑で、永藤市長に迫った論点の2つめは、特別職や議員の出張旅費の見直しです。

下の表の左は、健康福祉委員会の視察に際しての旅費の精算書。定額で支給される宿泊費は16,500円ですが、実際に支払った宿泊費は7,400円。残額の9,000円が「夕食代」に充当されました。
高額な夕食ですが、はっきり言えば出張先(熊本市)の割烹店での議員たちの宴会経費です。私は、これを税金で賄うことは妥当ではないと考え、その経費分を自前で負担し、「旅費」の請求をしませんでした。
堺市の旅費規程(市長なども同じ)によると、旅費(実額)の他、定額の宿泊料と日当が支給されます。

●大阪府や大阪市は「改革」済み
ところが、下の表に示したように大阪府や大阪市はずっと以上に日当を廃止。宿泊料も最高額を13,200円にしました。この金額では「宴会」をする余地はないでしょう。
ちなみに、堺市では2日分で6,400円の日当が支給され、視察先でのタクシー代や昼食代に充当しています。日当を廃止した府や大阪市では交通費の実費額が支給されるそうですから、税金を食事代に充てることなどできないのではないでしょうか。

※臨時議会インターネット中継
http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/plenary/video/R01/R010621-2.html
■長谷川の質疑(0:47〜1:16) ■長谷川の討論(1:32〜1:42)

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2019.6.25
20.0℃〜30.5℃。どうやら今週後半から梅雨入りらしく、最後の快晴か?

6月21日の臨時議会で、市長給与の30%削減に関する条例をめぐって議論しました。論点の一つは、この問題に関する永藤市長のツイッター発信(6月17日)です。

「産経のこの出し方はどうか。前市長は20%減から2前の市長選を期に50%減とした一方で業界団体から多額の寄付を受けており関連団体も2億以上の記載漏れで辞職。市長には政務活動費はなく公務以外は全て自腹で、今回の30%減(公約)は堺市議の報酬+政務活動費の額よりも百万円以上低いと認識している」

https://twitter.com/nagafujihideki/status/1140796384750137344

●永藤市長の認識する「政務活動費」とは、「レクサス購入」や「印刷費架空支出」?
このツイートの前段は竹山前市長への批判ですから、永藤氏の見解として受け止めます。ただ、後段の「政務活動費」についての認識は誤っています。
議員に支給される政務活動費は、その使途が厳しく制限されており、市長が「自腹」だと言う選挙や私的経費に充てることはできません。また、1円以上の支出について領収書を添付してその内容を報告し、インターネットでも公開されることになっています。支出の多くは、政策立案のための調査研究や市政報告に関わる経費ですが、市長はそれらと同種の活動のために数千人の市職員を使うことができ、また経費も税金で賄われる立場にあります。
永藤市長は、そんな自身の立場をわきまえず、竹山前市長の50%削減を30%削減に改め、実質的増額を行うことへの市民批判をかわす言い訳として、「議員報酬+政務活動費」との対比を持ち出し、新聞記事にも反論を試みたようです。市長を公認した維新の会の議員の中には、政務活動費で高級車「レクサス」を購入したり、印刷費の架空計上で不正収入を図った議員などが続出していますから、きっと自分の主張は「間違っていない」と思っているのでしょう。
臨時議会での私の追及に対して、市長は「自分の認識を示したまで」「撤回しない」と突っぱねました。もっとも、臨時会終了後の記者会見での質問には、「本来、議員の報酬と政務活動費は全く別も のだが、金額的な感覚としてツイッターで述べた。発信には気を付けなければならな い」と述べたそうですから、「あのツイートはまずかった」と気づいているのかもしれません。

さて今日は、中百舌鳥駅北側で議会報告。梅雨入り前に、全日程を終えることができました。

2019.6.24
20.5℃〜28.5℃。他方、東京の最高気温は21℃とか。今週後半に梅雨?

このところ、電話や来訪などでの市民相談が相次いでいます。どうやら、市議選、市長選の間はご遠慮くださっていたために集中しているようで、順次、処理に当たっています。

2019.6.23
午前中は晴れていましたが、午後から曇。夕方には予報になかった雨です。

堺市長選を闘った「市民1000人委員会」の「市長選挙・振り返りのつどい」に参加。サンスクエア堺の会場は、予測の1.5倍(およそ150人)の参加者で溢れそうなほどでした。

各区や各パートの担当者からの報告の後、18グループに分かれて意見交換。まとめの報告では、どのグループも真っ先に、「野村候補が素晴らしかった」「候補者の話が分かりやすかった」などの声が上がりました。その野村候補も出席して挨拶。

今日の会合で、同候補の選挙が幅広い市民層によって支えられていることが見えてきました。いわば、市民運動が「大阪維新の会」という組織政党に挑んだ選挙だったとも言えそうです。後半の激しい追い上げで接戦に持ち込めたこの運動を「今後も継続したい」ということも、各グループ共通のまとめでした。

●沖縄慰霊の日・・・共に悲しみ、共に平和を誓いたい!
さて、今日は沖縄慰霊の日。戦場となり、20万人の戦没者のうち民間人が9万4千人。敗戦後27年も米軍統治下で暮らし、現在も70%以上の米軍基地が置かれる沖縄県の人々の思いに少しは心を寄せたいと思います。昨年の戦没者追悼式では中学校3年生の平和の詩「生きる」に多くの人々が感動。今年は小学校6年生・山内玲奈さんが「本当の幸せ」を朗読しました。

青くきれいな海/この海は/どんな景色を見たのだろうか/爆弾が何発も打ちこまれ/ほのおで包まれた町/そんな沖縄を見たのではないだろうか
緑あふれる大地/この大地は/どんな声を聞いたのだろうか/けたたましい爆音/泣き叫ぶ幼子/兵士の声や銃声が入り乱れた戦場/そんな沖縄を聞いたのだろうか
青く澄みわたる空/この空は/どんなことを思ったのだろうか/緑が消え町が消え希望の光を失った島/体が震え心も震えた/いくつもの尊い命が奪われたことを知り/そんな沖縄に涙したのだろうか
平成時代/私はこの世に生まれた/青くきれいな海/緑あふれる大地/青く澄みわたる空しか知らない私/海や大地や空が七十四年前/何を見て/何を聞き/何を思ったのか/知らない世代が増えている/体験したことはなくとも/戦争の悲さんさを/決して繰り返してはいけないことを/伝え継いでいくことは/今に生きる私たちの使命だ/二度と悲しい涙を流さないために/この島がこの国がこの世界が/幸せであるようにお金持ちになることや/有名になることが/幸せではない/家族と友達と笑い合える毎日こそ
が/本当の幸せだ/未来に夢を持つことこそが/最高の幸せだ「命(ぬち)どぅ宝」/生きているから笑い合える/生きているから未来がある
令和時代/明日への希望を願う新しい時代が始まった/この幸せをいつまでも

2019.6.22
岡は曇りで最高気温27.5℃。堺は晴れて、夕方に一雨あった模様です。

昨夕の新幹線で福岡に向かい、博多駅前のホテルに宿をとりました。今朝、レンタカーを借りて筑紫野市の青蓮寺へ。12年前に100歳5か月で他界した義父の十三回忌法要に参列するためです。

住職の中川正法さんはインド哲学や仏教史の研究家で、長年、太宰府市にある筑紫女学園大学で教育・研究に当たられてきた方。2年前から学長に就任されており、研究実績に基づく法話を伺うのが楽しみです。今日も「阿弥陀如来の『すべての命あるものを救う」という本願は、SDGsに通じる」など、とても興味深いお話でした。

2019.6.21
午前5時に21.5℃、正午に30.0℃。湿度もどんどん高くなっているようです。

臨時議会での永藤市長の所信表明は、やはり維新色に富むもので、「民間の力」が強調されていたように思います。ただ、選挙戦のマニュフェストよりも踏み込んだ施策充実への書き込みも多少見受けられます。じっくり読み込んで、今後の市政執行を監視したいと思います。
また、特別職の報酬削減についての条例は、市長の給与を30%削減するもので、竹山前市長の50%削減からみれば増額になります。市民の率直な思いがメールで寄せられたので議場で披露しました。さらに、市長のツイッターでの主張も取り上げ議論したのですが、詳細な内容は後日まとめて報告したいと思っています。

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