clock 2019. 7
2019.7.11
午前中は雨で、午後も少し残りましたがほぼ曇り空。23.5℃〜25.5℃。

午前中は所用で外出し、午後から事務所で仕事。沖縄視察の報告を書き始めました。別件で調査と資料収集の必要があったので午後遅めに登庁したのですが、参院選のためか登庁ランプのついている議員はごく僅かです。

2019.7.10
午前中は晴れて、午後から曇り、夕方には小雨です。23.5℃〜30.0℃。

今朝から何人もの方々が事務所を訪ねて来られました。先週の沖縄旅行でしばらくアクション日記が滞り、「本当に病気?」と心配して下さっていた方が多いようです。申し訳ありません。

ともあれ、久しぶりに賑やかになった事務所で、参院選全国比例区候補の選挙ハガキの宛名書き作業をお願いしました。菅直人さんからの依頼もあって、原発問題を取材し行動している漫才師「おしどりマコ」さん(立憲民主党公認)を応援しています。

※おしどりマコ https://www.oshidorimako.page/

なお、候補者の街頭演説をこちらでご覧いただけます。
※街頭演説 https://www.youtube.com/watch?v=EjUKm7hw7ec

ところで、昨日の日記について、今は神戸市にお住まいのNさんから早速お便りをいただきました。

「ツマグロヒョウモンではないでしょうか。前の家の庭によく来ましたが、植物の柔かい茎に卵を産み、孵った幼虫が茎の中を食べるので、これが来たら追い払っていました」

図鑑で調べてみると、確かにツマグロヒョウモンのメスのようです。また、この春に株分けしたしたばかりの君子蘭の茎に巣くっていた幼虫を退治したら、向こう側に届くほどの穴が空いていました。もっとも、食い荒らしたのはハマオモトヨトウの幼虫だったかもしれませんが・・・。

2019.7.9
未明に雨。日中は曇り空でしたが、夕方からまた雨に。22.5℃〜28.5℃。

今朝の朝日新聞によると、百条委員会の委員長に就任した池田克史議員が「出頭拒否に対する告発を念頭に置いた議事運営を進める」と述べたそうです。
竹山前市長が「政治資金は税金・公金でない」と主張し、「不出頭」を言明していることを質問されて答えたのでしょうが、堺市議会がこの百条委員会を設置した目的は「真相究明」のはずです。

委員会としては、何としても竹山氏に出頭を促し、その証言を得るのが第一義で、証人尋問の実現を図ることが議事運営の要でなければなりません。

また、百条委員会の名称が「竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会」となっているように、この委員会は政治資金全般ではなく市長選挙に関する資金について調査するものです。これは、地方自治法第100条第1項が規定する「当該普通地方公共団体の事務に関する調査」に該当すると考えるべきです。

そして、竹山前市長はこれまで「説明責任を果たす」と言明しているのですから、法律論で拒絶するのではなく、「説明の機会を得た」と考えてほしいと、私は思っています。

いずれにせよ、初めから「出頭拒否」を前提に委員会の進行を考えるのは如何なものでしょうか。昨日の日記に書いた「弁護士選任」のことも含め、大阪維新の会の議員たちの前のめりの対応は、「真相究明」を遠のかせるものだと批判せざるをえません。

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事務所前の花鉢で吸密してしているのは、「ヒメアカタテハ」でしょうか? 今日午後、たまたま花を撮影していたら飛んできました。蝶に詳しい方がいらっしゃったら教えてください。

2019.7.8
22.5℃〜30.0℃。晴れたり曇ったり、不安定な天気ながら昼間の雨はなし。

午後2時から、竹山修身前市長の選挙資金問題等調査特別委員会(百条委員会)が開かれました。

第1回委員会でまず決めるのは正副委員長ですが、正副委員長共に大阪維新の会の議員が選ばれるという異常事態です。このような人事は事前に会派間の調整が行われ、それぞれ別の会派委員が就任するのが通例です。ところが、維新以外の会派はすべて就任を辞退したようで、そうなることは私にも事前に知らされていました。

私も同意するつもりでしたが、一昨日、「副委員長」候補の維新議員から届いたメールを見て驚きました。
今日の委員会の進行を示すメールで、その内容は、@正副委員長は「指名推選」(ご当人のメールは「氏名推薦」と誤記)で選ぶ、A委員会が助言を求める弁護士は、小林・黒瀬両議員のときと同じA弁護士に「内諾を得ています」とのこと。
まだ正副委員長が決まってもいないのに、これは明らかに越権行為です。それに、委員会で弁護士選任の決定をする前に相手方の「内諾」を得るなどは、相手弁護士にも失礼な話です。

●正副委員長選挙では白票、弁護士は各会派から候補者を推薦することに
「正副委員長の指名推選には異議がある」と返信したところ、投票での選出となり、私は白票を投じました。先のメール内容から察して、公正な委員会運営に当たるべき正副委員長としての自覚ができているのかと疑ったからです。

そして、「弁護士の内諾」については、委員会後に開かれた委員協議の席で「誰がどのような権限に基づいて行ったのか」と追及しました。
議会事務局長が「事務局の判断」と泥をかぶりましたが、そんなはずはありません。おそらく、「正副委員長」を独占する予定になって思い上がった維新議員の誰かが事務局に指示したに違いないのです。そのことを認めようともしない卑怯な態度に、いっそうの憤慨を覚えました。

ともあれ、その後の協議を経て、弁護士は各会派が16日までに推薦した後に選任作業に入ることが確認できたので、矛を収めることにしました。

2019.7.7
23.5℃〜30.0℃。沖縄と異なって夜は涼しいので、エアコンなしで眠れます。

息子夫婦に誘われ、堺浜のMOVIX堺で映画「新聞記者」を鑑賞しました。長期政権となった安倍内閣が強引な政治手法で引き起こしているいくつかの事件をネタにしたインパクトのある作品でした。
ダブル主演した韓国人女優のシム・ウンギョンと松坂桃李、それに内閣情報調査室の幹部を演じる田中哲司の演技に魅入りました。

権力の恐ろしさ、しかしそれと闘う必要性と意義をあらためて実感。とは言え、どれほどのことができるのでしょうか。

映画鑑賞から帰り、沖縄訪問中のアクション日記を書き上げました。更新が滞り、「病気か?」とお気遣いのメールもいただいています。ご心配をおかけして申し訳ありません。
なお、明日は午後2時から「竹山前市長の選挙運動費用に関する調査特別委員会(百条委員会)が開かれます。

2019.7.6
北上した梅雨前線が南下して天気は回復が、沖縄では激しい雨のようです。

4日間の沖縄の旅でいささかくたびれました。昨夜の睡眠不足を補いながら体を休め、テレビのニュース速報で「百舌鳥古市古墳群」の世界遺産登録を確認しました。

2019.7.5
沖縄訪問の最終日です。朝から崩れ気味の空は午後から豪雨となりました。

4日間にわたる沖縄訪問の最終日は、午前中に那覇市内にある「対馬丸記念館」と「不屈館」を見学しました。

1944年8月、沖縄県内の各地から集められた学童らを乗せた疎開船「対馬丸」が本土を目指す途中、米海軍潜水艦の魚雷攻撃で沈没。学童775人を含む1418人が犠牲となりました。 対馬丸記念館は、この事件の犠牲者の鎮魂と子どもたちに平和と命の尊さを教え、 事件を正しく後世に伝えることを目的として設置されたもの。平日にもかかわらず、たくさんの見学者が訪れていました。

また「不屈館」は、沖縄の祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った瀬長亀次郎(元衆議院議員)が残した資料や沖縄の民衆の戦いを後世に伝えるために設立された資料館です。亀次郎さんは沖縄の人々が闘いのよりどころとする人物で、沖縄音楽グループ「ネーネーズ」が、「それは海が赤く泣いている/自然をこわす人がいる/約束は守らずそっぽむく/あなたならどうする/愛と涙/おしえてよ亀次郎」と唄っています。

午後は、世界遺産登録のひとつである「玉陵」(たまうどぅん)を見学しました。
また、これらの世界遺産登録に際して、まちなみ保存の構想策定などに関与したコンサル事業者「国建」を訪問。取締役地域計画部長の宮城榮治さん、同部上席研究員の大城涼子さんのお話を伺いました。訪問は以前同社の社員だった崎山さんのお膳立てよるもので、比嘉盛明社長にもご挨拶する機会を得ました。

●帰路便も大幅遅れ
今回の沖縄訪問は3つの目的を持っていました。一つは、那覇市議会の議会改革についての調査。次いで、堺市議会の意見書採択に関わる辺野古埋め立ての現状把握と、自由都市・平和貢献賞を授賞された佐喜眞道夫さんとの懇談。さらに、今日にも世界遺産登録が実現する百舌鳥古市古墳群の今後を考えるため、沖縄の世界資産のいくつかを見ることでした。ガイドを務めてくださった崎山正美さんのお力添えで、その目的を達することができました。

なお、関西空港行きの最終便は往路と同様に1時間の遅れ。帰宅時には日付が変わっていました。

2019.7.4
沖縄訪問3日目。朝から曇り空で直射日光は回避。お昼前後に激雨です。

今回の沖縄訪問でも、3年前にお世話になった元糸満市職員の崎山正美さんにガイドをお願いしました。朝、糸満市内の墓地をご案内いただき、「門中墓」や「亀甲墓」の由来などについ説明を受けました。

その後、世界産登録のひとつで琉球王国最高の聖地とされる「斎場御嶽」(せーふぁうたき) を訪問。最奥部の拝所「三庫理」では実際に祈る人の姿を見ることができました。なお、この写真は現地ガイドをお願いした「アマミキヨ浪漫の会」の副会長・宮里澄子さんの許可を得て撮影したものです。
また、御嶽に至る道路では無電柱化の工事が始まっており、現場におられた南城市都市建設課の西平陽輔さんに工事概要などを伺いました。さらに南城市役所に足を運び、観光商工課の宮城要さん、文化課の山里昌次さんなどと面談。世界遺産登録に関わる同市の施策について調査しました。

その後、同市内にある糸数アブラチガマを見学。壕内に入って、沖縄戦での兵士や住民の大きな犠牲に思いを至らせました。

那覇への帰路で崎山さんは、激しい戦場となった地域で住民らが遺骨を収集して葬った地に立つ「南北の塔」や「山雨の塔」に案内して下さいました。

南北の塔の近くには、最近建てられた生き残り兵士の墓石がありました。崎山さんは、「この地で最後を迎えた戦友と共に眠りたいとの意思に基づいて遺族が建てたのでは」と解説。

また、山雨の塔の近くに置かれた石版には、この地で戦死した息子を偲んで愛媛県西条市から訪ねてきた母親の悲痛な歌が刻まれています。「昭和40年」の文字が見られ、復帰前ですから訪沖にはパスポートが必要な時代でした。

那覇市に戻ると、県庁前で参院選に立候補したタカラ鉄美陣営が集会を開いていました。
この場で、旧知の真栄里泰山さん(元那覇市企画部長)と再会。豊見城市内のレストランにお誘いして意見交換しました。

2019.7.3
沖縄訪問2日目。那覇市の気温は28.0℃〜30.0℃で、堺と変わりません。

沖縄2日目の訪問先は、宜野湾市にある佐喜眞美術館です。
昨年、堺市の「自由都市・平和貢献賞」を授賞された佐喜眞道夫館長のお話を伺いたくて訪ねました。折しも、同館で今日から始まる國吉清尚展のレセプションにもご招待を受けて参加。作家の遺族(母と妹)や同展関係者と懇談する機会を得ました。
続いて、同館設置の目的となった丸木位里さんと俊さんの作品「原爆の図」を、館長ご子息の解説で鑑賞。ご子息の案内で屋上から普天間基地を見ました。

約2時間滞在した同館を館長やご子息に見送られて辞し、名護市辺野古へ。大浦湾の対岸から埋め立て現場を見た後、キャンプシュワブのゲート前で続く座り込みの現場も訪ねました。

その後、埋め立て土砂を搬出する名護市安和の琉球セメント桟橋へ。おびただしい入場待ちダンプカーが道路上に並び、ゲート前で抗議する人々の様子を見ました。暑さ対策のために抗議活動もときどき木陰で休憩するようで、その際、リーダーの山城博治さんからお話を伺うことができました。
堺市議会が昨年2月に可決した「国と沖縄県との誠実な対話を求める意見書」は無視されたようですが、沖縄の人々の粘り強い抗議活動に感服しました。

その後、2000年にユネスコ世界遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つである今帰仁城趾へ。

2019.7.2
関西空港から沖縄へ。梅雨前線の北上で梅雨明けした現地は格段の暑さ。

3年ぶりに沖縄を訪問。関西空港からの航空便は空港混雑による離陸遅れに加え、那覇空港でも上空旋回での待機となり、着陸時刻は定刻から約1時間遅れました。

このため、最初に訪問する那覇市議会には予定に10分ほど遅れて到着。あらかじめ送付した視察項目に応対すべく、議会改革推進会議の政策検討部会長・糸数昌洋市議が待ち構えて下さっていました。

糸数市議の案内で、真っ先に議場を見学。円形の議席配置は「堺市議会を手本にした」とのことですが、全体の造りをフラット化し、段差がほとんどありません。傍聴席も議席のすぐ後ろに柵を設けて配置。2階にもある傍聴席の中央には議場にせり出すように「親子傍聴席」が設けられています。議場スクリーンも当初から設置されており、堺市議会のものに比べて鮮明な画像が映し出されるようです。

議場見学後、糸数市議から議会改革の状況や議会報告会の実施状況について説明を受けました。また、政治倫理条例の検討状況については少し遅れて参加された議会改革部会長の湧川朝渉市議からご説明いただきました。

議会改革の要となる議会基本条例には先進的な改革テーマが示されています。検討中の課題も多いようですが、議員全員での取り組みなど見習うべきことが多々ありました。

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