clock 2020. 12
2020.12.21
2.5℃〜9.9℃。今日もよく晴れて、暖かい日に。雪国では落雪の心配も。

発送作業のため朝から3人のボランティが来訪され、スタッフに加勢して下さったお陰で、午後のうちにすべて完了しました。例年だと23日〜24日の作業なので、その日を空けて下さっていた方々には申し訳ありません。

2020.12.20
2.0℃〜9.0℃。気温は低いのですが、陽射しがあると暖かく感じます。

今日も、スタッフのOさん夫妻が休日出勤してくれ、封入作業がはかどっています。この様子だと予定よりも早く仕上がりそうだとのこと。

私は、午前中に市民相談。また、トップページも更新しました。なぜか遅れていた健康福祉委員会の録画中継もアップされたので、リンクさせました。

2020.12.19
6.5℃〜9.5℃。午前中から夕方まで、ときおり止み間もありましたが小雨。

「議員活動報告」(新春号)は、昨日、印刷所から届きました。事務所スタッフが朝から出勤して、封入作業。この時期は毎年、大勢のボランティアの方々に集まっていただき、賑やかな事務所になるのですが、今年はできるだけ少人数で進めようと思っています。

2020.12.18
3.5℃〜10.0℃。昨夜は寝室のエアコンを稼働。ただ今日は暖かい日に。

最終本会議での私の発言は、4人の元・市立幼稚園長の思いを伝えることから始まりました。
昨日届けられた文書には、日本の幼児教育発祥のころから続く堺市の幼稚園教育の伝統を受け継いできた教員としての自負と、ご自身らの実践と研究を通して培い、発展させてきたものを伝承したいとの強い思いに溢れていました。そして、今回の5園廃園に大きな危機感を抱かれています。

私も、市教委が2007年に「幼児教育基本方針」を策定し、既存園の廃園について言及した際、北八下幼稚園が難病を抱えた園児を受け入れている事例などを紹介して、「公立幼稚園の存続は欠かせない」と主張しました。
ただ、その北八下幼稚園でも、今年度の入園児は8人と減少。3年保育制を実現しない市教委の方針にも問題がありますが、保護者の保育ニーズが変遷していることも見逃せません。園児数減少の現実を踏まえれば、いくつかの園の廃園は受け入れざるを得ないと考えていました。

その考えは、署名集めの相談にこられた元園長にも伝え、署名活動で議案が覆る可能性は大きくないと言い加えました。
そのとき、元園長の一人で私と高校同級だった岩田良子さんから、「高校時代に『老いの入舞』って習ったの覚えてる?」と尋ねられました。岩田さんは「そのつもりでやります」と笑顔で答え、署名集めを続けたのです。そして、各会派議員との面談を試み、本会議や文教委員会の傍聴席に一日中座って議員の発言に耳を傾けておられました。

●世阿弥が残した名言、「老いの入り舞」
「入舞」とは、舞楽などで、いったん舞い終わって退場する前、もう一度舞台に戻って名残を惜しむように一舞いして収めることだそうです。
また、「老いの入舞」は、室町時代に能を大成した世阿弥の言葉で、「老境に入った能の名手が、人生の終わりごろに壮年の役者には及びも付かない芸境の能を演じ、観衆を感動させることを指している」と、あるブログ氏が書いています。
岩田さんらの活動は、議員にその思いを伝えることができ、文教委員会での付帯決議にもつながりました。討論では、そんな、岩田さんとの間のエピソードも交え、元園長らの熱情に市教委が応えてほしいと要請しました。

市教委は今年6月、「幼児教育基本方針」(改定版)を策定し、公立幼稚園の再構築を方向付けるとともに、市内の教育・保育施設に対する助言や支援のため「幼児教育センター機能を構築する」と記しています。
元園長たちは、その幼児教育センターを全市の幼児教育の拠点として位置づけてほしいと提案。必要なら、自分たちもお手伝いしたいと申し出ておられます。もしかしたら、元園長先生たちの「老いの入舞」は、まだまだ続くのかもしれません。

2020.12.17
1.0℃〜8.5℃。朝は冷え込み、ついに「冬日」との境が到来しました。

昨日お目にかかった元・市立幼稚園長の4人の先生から、今回の5園廃止に関する思いを綴った文書が届きました。

堺市の幼児教育は、明治19年(1886年)5月、開口神社境内に創設された「私立堺幼稚園」に始まるのだそうです。1876年の東京女子師範(現・お茶の水女子大学)附属幼稚園、1878年に大阪市に開設された愛珠幼稚園に次ぐ、日本で3番目の開園だったとのこと。一時閉園期間を経て、明治32年(1899年)に再設され、1902年には「堺市立第一幼稚園」となりました。現在その「第一幼稚園」は休園中で、条例改正によって「廃園」となります。

お届けいただいた文書は、長年、市立幼稚園の先生として堺市の幼児教育の伝統を引き継ぎ、自らの実践と研究を通して培い、発展させてきたことを伝承したいとの思いに溢れています。明日の本会議の討論で紹介させていただくことにしました。

なお明日は、人事委員会委員の選任(簡易採決)に続いて、常任委員会付託案件の委員長報告が終わった後に登壇することになっています。10時開会の20分後くらいと予測されます。

2020.12.16
3.1℃〜7.7℃。日に日に寒さが増します。コロナの勢いも衰えず警戒を。

午前中に議会運営委員会。18日の本会議では、市立幼稚園5園の廃止を内容とする学校設置条例の改正議案への討論を行う旨通告しました。午後は、いじめ問題をめぐる規程などについて問題点を指摘された市民と市教委、法制文書課との話し合い同席。事務所に戻った夕方、かつて市立幼稚園の園長をされていた4人の先生たちの来訪を受けて、お話しを伺いました。

●驚いた、憲法規定に抵触しかねない言動
さて、今日の議運では、その記録に残っていない(残せない?)驚くべき議論がありました。今年6月、大阪維新の会の議員が本会議の大綱質疑で、「コロナによる外出自粛期間中、市議4人と市職員4人がマージャンをしていた」と発言。市議4人の実名も挙げました。「真相究明」を求めたので、議員総会を開催して関係者の証言を聴きましたが、議会としての結論は「事実を決定するに足りる十分な客観的証拠を確認することができなかった」ということで、これ以上の議論はしないことに落ち着いたのです。
ただ、最近になって、「疑惑」を名指しされた議員(自民)の1人が、発言した維新議員を相手に民事訴訟を提訴したとのこと。議運の最後に、維新会派からこれに関する問題提起がありました。「当事者の説明を求めよう」などとの意見も出てきたので、私は委員長に発言許可を求めて、次のように述べました。
「憲法32条に、『何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪われない』との定めがある。提訴したことをこの議運で議論することは、基本的人権であるその権利の侵害につながるのではないか」。
議運委員の中からも「当人が求めているのか」との疑問が出され、自民党委員が「求めていない」と答えました。多くの会派が「議論すべきではない」との見解を示したために議論は終結しましたが、維新の会がこのことを持ち出したのは訴えられた議員の求めによるものでしょうか。もしそうなら、司法妨害にも当たるのではないかとさえ思います。傍聴する市民も居た公開の会議の議論が、議会事務局から送られてきた「議運抄」の記録では伝わらないと考え、あえてこの日記に私の発言を追記しました。

2020.12.15
4.5℃〜8.0℃。とうとう、終日にわたって一桁気温の日がやって来ました。

昨日の健康福祉委員会で、新型コロナウイルス感染症の拡大が堺市民の暮らしにどれほどの影響を与えているかについて議論。その実情を探るひとつの要素として、「緊急小口資金」(生計維持のための20万円までの無利子貸付制度)の相談・申込状況の報告を求めました。

この検証は6月の健康福祉委員会でも行っており、下図の3月〜5月はその際に報告を受けた件数です。感染拡大が始まった3月の相談件数は昨年同月の2倍以上。4月4日に緊急事態宣言が発表されて以来の爆増ぶりが一目瞭然です。

昨日は、6月〜11月の状況報告を受けました。10月、11月は漸減状態と言えますが、それでも前年同月比は45倍です。また、3月〜11月の合計では、相談件数25,537件(前年403件の63倍)、受理件数7,796件(前年17件の459倍)となります。新型コロナの影響で生活困窮に陥っている市民の激増は明白で、支援策の強化を求めました。

●保育施策に関する陳情でも発言
さて、堺市は2016年から多子世帯の負担軽減と保育の無償化に取り組んでいます。年々施策が充実して、来年度は「第2子0歳〜2歳児」の保育料無償が実現することになっていました。ところが、コロナ対策などによる財政窮迫を理由に、永藤市長がこれを延期すると決定。保護者に不安が広がっています。
延期の撤回と強行する場合の代替支援を求める署名運動が展開され、市議会に陳情書が提出されました。その陳情審査に当たって、共産党、堺創志会の議員と私が発言。また、自民党、公明党の議員も市長への質問の際に質しました。
私はまず、「竹山前市長が『子育てのまち堺』を掲げて進めた施策が永藤市長になって変わるのか」と質問。さらに、保護者らがアンケートに書き込んだ切実な訴えを紹介しつつ、せめて代替案の実現に全力を尽くすように求めました。

■百条委員会で竹山前市長らの出頭拒否・証言拒否・記録提出拒否の刑事告発を決定
ところで今日は、竹山前市長の選挙運動費用に関して調査する百条委員会が開かれました。
この間の委員会への出頭拒否や証言拒否、また記録の提出拒否について、「正当理由なし」と百条委が決定した案件については地方自治法の規定で告発義務があります。
今日の委員会で告発すべきものを決定。実際の告発は、18日の最終本会議での議決を経て行います。

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2020.12.14
今日の最高気温は午前2時の12.5℃。どんどん下がり夕方は7℃台に。

健康福祉委員会の午前中の議論は、私より1つ前の順番だった議員の質疑で終わりました。このため、私は午後の市長への質問に続いて一般質問を行うというグッドタイミングの出番を得ました。

●感染状況のグラフを使って新型コロナ対策の議論
冒頭、市長に示したのは感染症対策課に作成依頼した3月6日以来の新型コロナ感染発生状況のグラフ。感染拡大の様子を振り返りながら、初当選から1年半だが、9か月を新型コロナ対策を最優先しなければならない市政運営で何を学んだかを問いました。永藤市長の答弁を受け、市民の命や暮らしを守ることは何よりも市政の第一義の課題にしなければならないと強調しました。

●手話言語普及・障害者コミュニケーション手段利用促進条例
続いて質したのは、2016年12月に制定した手話言語の普及などを定めた条例について。条例に基づく推進方針の中に「手話掲載封筒の作成」を定めながら、実現しているのは障害福祉課作成のものだけであることを指摘。ろうあ者福祉協会との懇談でも毎年要望されているのに答えていないと追及しました。障害福祉部長が「これまで気が回っていなかったが、共通物品の封筒作成でも調整する」と答弁。市長も、「きっちり対応する」と答えました。

●手話動画の作成/観光ボランティアへの働きかけを提案
実は今日の発言の際、私は3つの言葉を手話で表現しました。まったくの初体験で間違っているかもしれませんが、ネット上に掲載されていた手話動画で学んだ言葉です。各地の自治体が作成した動画で、印刷物の絵でみるよりもはるかに動作が理解できます。そこで、本市でも動画を作成するべきではないかと提案。障害福祉課長が「有効な手段だ」と認めました。
また、堺市ろうあ者福祉協会会長の妻沼和彦さんが「堺市には有名な観光地がたくさんある。手話でガイドをしてもらえれば」と話しておられることを紹介。堺観光ボランティア協会のメンバーにも手話講習会への参加を働きかけてほしいと、提案しました。

※この他、コロナの市民生活への影響、保育施策に関する陳情についても発言。明日の日記で報告させていただきます。

2020.12.13
9.0℃〜12.5℃。じわりと、気温が下がりました。明日からはどんどん?

ほぼ一日かけて、明日の健康福祉委員会の質問準備。午後の市長への質問に5人がエントリーしており、1人の質疑時間は質問・答弁を合わせて24分以内となります。また、発言(質問)は通常の3分の1で20分。もっとも、保育施策に関する陳情でも発言する予定で、こちらも20分です。
市長への質問と一般質問をどのように時間配分するのか、進行状況に応じて工夫する必要がありそうですが、とりあえずパワーポイント・スライドを3本用意しました。

2020.12.12
10.5℃〜15.5℃。明け方の雨で朝刊が濡れていました。午後も曇り空。

午前中に市民相談。午後、来週からの寒気流入に備えて、花の終わった鉢やプランターなどを片付け、いまだにつぼみを持っているハイビスカスも室内に移しました。

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