clock 2020. 2
2020.2.9
2.0℃〜6.5℃。最高気温が1℃下がって寒くなりました。午後には小雪も・・・。

事務所で市政報告会。約1時間、南部丘陵の保全、児童自立支援施設、旅費条例、百条委員会などについて、私から報告。初めて参加して下さった方がお二人、数年ぶりのお顔を見せて下さった方もあって、報告後は活発な意見が交わされました。

やはり、竹山前市長の政治資金問題への関心は高く、百条委での竹山氏の言動や議員の追及力への厳しいお声をいただきました。また、本会議で維新議員が「市長の市教委への『指示』」という発言に対する疑問も。

2020.2.8
1.5℃〜10.5℃。寒さは和らぎましたが、やや不安定な天気。午後に雨も。

元旦から走り続けてきた感がありますが、昨日の百条委での証人尋問が終わってほっと一息。今日は、昨年末の訪問時にご不在で挨拶ができなかった方々を訪ねました。

なお、一昨日の日記に書いた消防デジタル談合の記事が不正確だったので、休日にもかかわらず消防局の担当課長から指摘の電話をもらい、訂正しました。それにしても、「兜x士通」と「富士通ゼネラル梶vという関連会社が入札で競い、「兜x士通」が落札。「談合」指摘を免れようとした形跡も窺えるとんでもない事件でした。

2020.2.7
−1.5℃〜7.0℃。今日が「寒さの底」との報道もありましたが、寒い日です。

今日の百条委員会は、市長選挙の出納責任者だった証人が入室後のインターネット中継はなし。報道関係の録画・録音もできないため、テレビ取材は2社だけでした。証言席は衝立に囲まれ、証人が補佐人に相談するため振り向いたときに、傍聴席から顔を見られないよう配慮した措置です。
それでも16人の開会時の傍聴申し込みがあって、衝立の関係で左右に振り分けた傍聴席に着くことができたのは10人だけ。残りの方々は、別室でのモニター傍聴となりました。

●竹山証人・阪本証人共に、「証言拒否の正当性なし」の決定
なお、百条委員会開会の委員協議では、1月30日の委員会で竹山証人が出納事務に携わった複数人物の名前の証言をを拒んだことについて議論し、百条委で証言を拒むことができる民事訴訟法上の要件に該当しないことから、「正当性はない」との見解で一致。今日の委員会冒頭でその決定を行いました。
また、阪本証人は自身以外に「2人の人物」が出納事務に関わったことを証言しながら、2人の名前を明らかにすることは「当該人物の了解を得ていないから、控える」と答弁。いったん委員会を休憩しての委員協議を経て、再開後の委員会でこの証言拒否についても「正当性なし」と決定しました。

●収支報告書修正の可能性も/現金出納帳などの提出請求を決定
ところで、今日の証人尋問で阪本証人は、「竹山おさみ連合後援会」の収支報告書に掲載されている「コピー機カウンター料」「宿泊代」などについて、「選挙費用に入れることも検討しなければならない」と証言。さらに、「固定電話代」の領収証についても「調査したい」と答弁。堺市選管に提出済みの「市長選挙運動費用収支報告書」が修正される可能性も出てきました。
これらのことを踏まえて百条委員会では、市長選費用の会計処理に関わる現金出納帳などと連合後援会の会計処理に関わる現金出納帳などの提出を求めることを決めました。

▼百条委員会開会前の委員会室

2020.2.6
2.5℃〜6.0℃。朝も冷え込みましたが、昼間の気温も上がらず、寒い日に。

中百舌鳥駅の北側広場で議会報告。冷たい風が吹き、「この冬いちばんの寒さ」かと思いましたが、例年だと「−2℃」なんてこともありましたから、今年はまさに暖冬の中で駅前議会報告を終えることになりました。北日本は記録的大雪とか。お困りの方もあるかもしれません。

さて、午後は2月定例会に提出予定の議案説明を受けるために登庁。まず、来年度当初予算案の概要について聞きました。かねがね議論してきた、子ども相談所の専門職増員、小学校図書室への司書配置、前立腺がん検査の無償化などが盛り込まれています。竹山市政時代にはなかなか実現しなかったことで、財布のひもを締めてきた財政当局にいわくを確かめました。
ただ、これも実現することになったペット遺体のゴミとの別処理については、依頼者が負担する処理経費が他市と比べて高額にならないよう再検討することを求めました。

ところで、2月定例会には、2017年8月定例会で指摘した「消防デジタル無線談合事件」に関して、堺市の契約相手の「富士通梶v、また公正取引委員会から処分を受けた「兜x士通ゼネラル」「日本電気梶v「沖電気工業梶v「日本無線梶v「鞄立国際電気」を相手に損害賠償請求の訴訟を提起する議案も提出されます。この件についての損害賠償請求の時効は本年2月1日でしたが、昨年12月26日に相手方に「催告」し、時効の延長措置をとっていました。請求額は3億4千万円余りです。

※参考(2017.8.22のブログ)
http://blacklynx1.sakura.ne.jp/diary2/diary.cgi?mode=read&y=2017&m=8

2020.2.5
4.5℃〜11.0℃。今日も寒い日ですが、コートを着ずにマフラーで外出。

1月30日の百条委員会で竹山前市長に対する証人尋問の様子が、市議会のインターネット録画中継でご覧いただけます。

http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/committee/video/R02/R020130-60.html

なお、私の尋問は録画下部に表示される「3:25:30〜3:45:30」の所に収録されていますから、ぜひご覧ください。竹山証人に対して、「市民にお詫びする」と言うなら、「公の場で説明責任を果たすべきだ」と迫っています。

さて、次回の百条委員会は2月7日(金)10時30分に開会。市長選挙の出納責任者だった阪本圭氏への尋問を行います。ただ、この尋問風景をインターネット中継でご覧いただくことはできません。テレビ撮影等も禁止です。さらに、証人席と傍聴席の間には衝立が設けられるなどの措置がとられます。これらは、証人の希望を受け入れたもので、その分、十分な証言を期待したいと思います。

●竹山証人の「証言拒否」について、2月7日に協議
ところで、1月30日の証人尋問で委員長の主尋問の際、「市長選の事務所の出納事務を実質的に行っていた人は誰か」との質問に対して、竹山証人は「その方々については、もう事前に言わないでくれと、名前を言わないでくれという ふうにおっしゃっておられましたので、私もそのプライバシーがあるということで、 あえて確認したりすることはしなかったところでございます」と述べ、人物名を明らかにすることを避けました。
これが「証言拒否」に当たるかどうか当日は判断を留保していましたが、「7日9時30分から委員協議を行いたい」旨の連絡が、昨夜、委員長からありました。

▼画像クリック→拡大

2020.2.4
立春。1.5℃〜11.0℃と、朝の気温はさらに厳しく、昼間も少し寒くなりました。

午前中は事務所で仕事。

午後、スタッフの都合で配布が遅れていた府営梅町住宅に「議員活動報告」を届けました。久しぶりの同住宅への配布ですが、高齢者用の補助具が目立ちます。また空き家も増えおり、配布部数は以前より減って510部。所要時間は2時間20分でした。

なお、帰り道にもうひと踏ん張り。黒土町、長曽根町などで配布漏れだった集合住宅にもお届けしました。こちらは、1時間30分で437部を配布。

2020.2.3
3.0℃〜12.0℃。久しぶりに「寒い朝」。それでも例年ほどではありません。

今朝は、JR浅香駅前で議会報告。日記に書き漏らしましたが、先週30日(金)の百条委員会開会前にJR百舌鳥駅前での議会報告を実施済みで、6日(木)に予定している中百舌鳥駅北側を残すのみです。雨天順延はあったものの、どうやら計画どおりに終えることができそうです。ご協力下さったボランティアの皆さんに、心から感謝します。

ところで、1月28日の日記に「三国ヶ丘駅前で、『維新支持者』と名乗る人物との面白い会話があった」と書いたら、市民だけでなく何人かの市職員からも「どんなことですか」との質問がありました。やりとりは以下のとおりです。

●三国ヶ丘駅前の議会報告中、「維新支持者」と名乗る方との会話
▼(相手)細かいこと言うな。文書交通費(注:国会議員に月額100万円支給される「文書通信交通滞在費」のことと思われます)を廃止したら、議員1人200万円(注:本人の思い込み)節約できる。消費税も2%下げられる(注:根拠は不明)」
▽(長谷川)その議論も必要だが、私は堺市議だ。堺市議会では議員の出張に支給される宿泊料を余らせ、そのお金が飲み放題の宴会に使われて、維新議員もずっとその「役得」に浸っている。私は宿泊料の実費を超える出張費は受け取らず、改革を求めている。
▼(相手)維新議員がほんまにそんなことしてるとは、信じられない。〇〇(注:よほど親しいのか、実在する維新市議の姓を呼び捨て)に聞いてみる。

●事務所に戻ると、相手から電話がありました。
▼(相手)〇〇に聞いたけど、「支給された旅費の範囲内で、3000円程度」、それに「今、見直し中や」と言うてた。
▽(長谷川)議会報告に書いたように、支給される宿泊料は「16,500円」。実際にホテルに支払ったのは「7,400円」。残り「9,100円」が宴会代と議員のポケットに消えた。維新議員が委員長だった委員会の視察だ。その上、永藤市長が「宿泊料を実費支給」とする旅費条例の改正案を提出したのに、賛成したのは私と共産党だけ。維新議員たちは、自民党や公明党議員と一緒になって決定を先送りした。12月に議決しなかったから、今年になっての「視察」でも議員たちは宿泊料の差額で飲み食いを続けている。
▼(相手)もういっぺん、聞いてみる。

それきり、電話はかかってきませんでした。〇〇議員は、どのように説明したのでしょうか。なお、私に話しかけてきた方は「文書通信交通滞在費の廃止」を主張しましたが、日本維新の会は「廃止」ではなく、ホームページで「公開」しているだけです。

▼写真=昨年1月、北花田駅前で撮影(画像クリック→拡大)

2020.2.2
東京は今日も13℃。とても冬の気温とは思えません。帰宅した堺は11℃。

石綿問題総合研究会の2日目。
午前中の午前中の最初のプログラム、第7セッション「廃棄物・土壌・災害」から参加しました。@アスベストをめぐる土壌汚染訴訟の現状=井部正之さん、A台風被害に伴う仮置場におけるアスベスト含有建材の管理と課題=寺園惇さん(国立研究開発国立環境研究所)、B新偏光顕微鏡による石綿含有スクリーニングで広げる廃棄物の適正処理管理=榊原洋子さん(愛知教育大学)。

続く第8セッション「国際的な石綿対策、特に除去工事監視、完了検査」は、@アメリカ・イギリスにおける除去工事の監視と日本の現状=亀元宏宣さん(鰍dFAラボラトリーズ)、Aアスベスト除去工事監視を成功させる方法と必要とされる理由=マイケル・C・シャープさん(米国Forensic Analytics社)、Bどのようにアスベスト除去工事監視を成功させるか?=ステファン・ペッパーさん(英国RPS社)。
米英のアスベスト対策事情について、それぞれの国の専門家の発表は大変興味深いものでした。とりわけ、ステファン・ペッパーさんが話の締めくくりで述べた、「石綿除去工事への適切な監視システムがなければ、取り残しが発生し、発注者は追加経費を支払わなければならない」の言葉は、堺市の北部地域整備事務所の例に当てはまります。いったいいくらの追加経費が発生したのか、改めて調べてみなければいけません。

2020.2.1
今日の東京は13℃。昼間は暖かかったのですが、日が暮れると風と寒さが。

朝一番、毎年お招きを受けている私立幼稚園の生活発表会へ。今年は、開会時のご挨拶を終えてすぐ新大阪駅に向かい、石綿問題総合研究会が開催されている東京工業大学へ急ぎました。

会場に到着したら、第3セッションの最後、祖父江友孝さん(大阪大学大学院医学系研究科環境医学)の発表「尼崎の疫学研究」が終わり、質問が続いているさなかでした。

続いて始まった第4セッション「除去工事監視、完了検査最前線」は、北部地域整備事務所の煙突解体から始まった堺市での不祥事に関連するもので、間に合ってほっとしました。
このセッションでの報告は次のとおりです。@煙突における完了検査の提案=木村実牙男さん(一般社団法人環境浄化技術協会)、A完了検査(取り残し問題)=冨田知晴さん(アスカ技研梶j、Bアスベスト除去工事における第三者監視の最前線=三木俊和さん(潟AースアプレイザルGF)、Cドイツのアスベスト漏洩をさせない工夫=加藤千春さん(有限会社deconta)、D韓国における学校アスベスト対策=井部正之さん(ジャーナリスト)。

次の第5セッション「国内における法改正関係の動向」の発表は、@建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会の中間とりまとめについて=高村亜紀子さん(厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課)、A中央環境審議会大気・騒音振動部会石綿飛散防止小委員会での石綿飛散防止の在り方の検討について=秋山幸俊さん(環境省水・大気環境局大気環境課)。
いかにも「お役人さん」らしい発表テーマの長さにも驚きましたが、ドイツや韓国の対策を聴いた後では、日本の遅れが際立ちました。

この研究会の第1日目最後のプログラムは、「ポスターセッション」。堺市民の熊取絹代さんと古川和子さん(アスベスト疾患・患者と家族の会堺対策チーム)も、「石綿運搬に使用した麻袋再生事業による被害」を展示。お二人の説明に、たくさんの研究会参加者が次々と足を止めて聴き入っていました。

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