clock 2020. 9
2020.9.20
21.0℃〜25.5℃。朝方の気温が下がって、掛け布団をしっかり被りました。

昨夜、寝床に入ってから「市長への質問」のシナリオがまとまり、起き出してパソコンに向かいました。そのため目覚めも遅く、大泉緑地への出発はいつもよりおよそ1時間の遅れ。また、今朝はゆっくり歩いたので、林の中に白い曼珠沙華を見つけることができました。

午前中は、鉢花の手入れ。遅れて挿し芽したアジサイも植え替えました。ちなみに、6月末にした挿し芽は、その全部をうまく根付かせることができませんでした。

お昼前から、健福委でのその他の質問の準備を始めたのですが、うまくまとまりません。とりあえず、素材とするスライドは作りました。後は、いつも押し詰まったら浮かんで来る話の展開に合わせて、委員会の前日(23日)に再整理することに決めました。今夜は「半沢直樹」。

2020.9.19
大泉緑地の「頭泉池」に渡り鳥。「桜広場」では、花をつけているサクラも。

昨日は休んでしまった大泉緑地へ。歩きながら、「10分間で市長への質問をやるにはこれしかない」と思えるシナリオが浮かびました。パワーポイントの作成にかかったのですが、うまくまとまりません。4連休あるとの「ゆとり感」が思考を鈍らせています。

2020.9.18
28.5℃〜32.0℃。昨夜は「熱帯夜」でしたが涼風が入り、エアコンOFF。

午前中は所用で大阪市内へ。午後から、来週24日の健康福祉委員会の準備にかかりました。夕方、議会事務局からの連絡があって、「市長への質問」に6委員がエントリーしているそうです。新型コロナ対策で通常の半分としているため、質問・答弁の時間はたった10分。この時間内で有効な議論ができるよう、組み立てを考え直さなければなりません。すでに通告しているテーマも、取捨選択と再整理が必要になりそうです。

2020.9.17
25.5℃〜31.0℃。また「真夏日」に戻りました。それでも、やはり秋の気配。

実は、決算委員会で議論した体罰問題を昨日の日記に書いていて、2つのことに気づきました。

一つは、体罰発生時に教員自身が校長に報告した件数です。2013年3月に検証した29件では14件(48%)。また、その折の指摘で同年は4件全部だったのに、2014年以後の23件ではたった5件(22%)。体罰マニュアルに対する教員の認識低下の甚だしさが表れています。

もう一つは、今回の検証事例で校長から市教委への報告遅滞は減りました。にもかかわらず、R1(2019年)bSのケースを見ると、12月21日に教員から報告を受けた校長が市教委に伝えたのは翌年7月10日。マニュアルの「即刻」に半年以上も違背し、まさに言語道断です。

とは言え、これらのことは決算委員会での議論前に気づいて、指摘すべきでした。「何年も議員をやっていながら、まだまだ分析力が甘い」と、猛反省。今日午後、健康福祉委員会での議論に備えて登庁した折、市教委の担当課長にその旨を伝えました。

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2020.9.16
23.0℃〜29.0℃。今朝、近頃にしては早く目覚め、5時半から大泉緑地へ。

昨日の決算委員会総括質疑の後半で、8日に第2分科会で質した体罰問題で補足的議論をしました。
市教委が作成した『体罰根絶のために』と題するマニュアルは、発生時の対応として、加害教員が@児童生徒の治療、A校長への報告を行うなどの手順を定めています。
2007年に体罰問題を議論した折、同年以前5年間の29件を検証すると、教員自身から報告されていない事案が14件あることを指摘しました。そのためか、2013年度に発生した6件体罰では、すべて教員からの報告があってマニュアルの指示が守られました。

■2014〜2019年度に発生した体罰事件ではがどうだったか
今回の議論では、それ以後6年間に発生した23件について検証。下図のとおり加害教員が校長に報告したのは5件(22%)だけでした。およそ6割は保護者からの申し出で判明しています。また、同一教員が体罰を繰り返した事案も2件ありました。
さらに、マニュアルには、校長は「即刻、体罰発生の報告を、口頭で教育委員会に行う」と定めているのに、半年以上経ってから市教委に報告されるという甚だしい事例さえあったのです。

■2013年の教育長の決意は、組織的に継承されたか
2013年にもマニュアルが生かされていないことを指摘し、その際、当時の教育長が「体罰根絶を抽象論、建前論に終わらせない。教育委員会総体としての反省事項として教訓にしたい」と決意を述べています。
しかし、その言葉が組織的に継承されていないことは明らかです。私の重ねての指摘に対して、教育監が「8日の教育長の言葉を全校長に指示した。体罰根絶をめざし、学校の組織改革、意識改革のためにマニュアルを生かした対応を徹底できるよう、研修のあり方を考える」と答弁。「今度こそ」、と願うばかりです。

■決算委員会開催時にも、コロナ対策のため透明パネルを机上に設置
下の写真のように、決算委員会出席者の机上に透明パネルが設置されています。コロナ感染対策として、本会議場の議席間に設けたものを移設しました。
なお、多くの委員の皆さんが、窓側にあるスクリーンのパワーポイント映像に視線を向けてくれていることも分かります。

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2020.9.15
19.0℃〜25.5℃。未明から気温が下がり、寝床を離れて窓を閉めました。

決算委員会総括質疑の2日目。私の出番は11時少し前になりました。最初に取り上げたのは、土木部の測量業務発注にかかわる不手際です。

■最低制限価格の積算間違いでは?
下の図は、9月7日に公表された道路舗装改修に関する測量業務の入札結果です。A社が最低制限価格と同額で入札して落札。その次の14社(B〜O)がすべて同じ入札額で、またP社はそれより高額で入札し、Q社は制限価格以下で失効しました。
この結果に疑問を持った入札参加社が担当の地域整備事務所に問い合わせたら、「最低制限価格の積算は間違っていない」と返答したそうです。

■再検討で誤りを発見、入札は取り止めに!
9月9日に情報を得て、翌日建設局に調査を依頼したところ、積算システムの不具合で正当な最低制限価格よりも1000円低額となっていることが判明しました。このため、土木部は入札各社に謝罪の上、昨日、この入札の取り止めを発表。近く再入札を行います。

■ほんとうに、原因は「積算システムの不具合」か?
今日の総括質疑で指摘したのは、積算システムを扱う職員の基本技量の問題です。自治体が発注する事業の積算方法はほとんどの資料が公開されており、経験ある業者が最低制限価格の積算を容易に行える仕組みになっています。
このため同額入札が増え、昨年度の土木部入札案件134件のうち91件(約7割=スクリーンにグラフ表示)が「くじ」で落札者を決定しています。しかも、測量業務に限れば8件すべてが同額入札による「くじ」決定となっているのです。
ならば、入札参加17社のうちの14社が同額となった今回の入札状況を見て、積算システムの異常を疑い、検証の必要に気づくべきでした。それを怠った上、3件あった入札社からの問い合わせに対して、「間違いない」と突っぱねるという二重の過ちを犯しています。

■建設局長が謝罪/副市長にも防止対応を求める
私の指摘に対して、建設局長が謝罪と再発防止の決意を答弁。また、北部整備事務所のアスベストがれき飛散事件の折に担当局長だった副市長には、「民間委託が増えたことで建設技術職員が基本的技量を育む機会がなくなった。それをカバーする施策推進が必要ではないか」と問いかけ、併せて、「《民間活力導入》が持論の永藤市長にも進言してもらいたい」と結びました。

(第2テーマ「体罰」についての議論は、明日の日記で報告します)

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2020.9.14
22.0℃〜27.5℃。9月半ばにして、やっと酷暑から脱却できそうな気配。

決算委員会の総括質疑。今日は、大阪維新の会、公明党、自民党、堺創志会までの質疑が終わりました。質問時間を通常の3分の2としているため、時間を余らせたのは維新が約33分、公明党が約5分だけで、自民と創志会は目一杯使ったようです。明日は、共産党に続いて私が質疑に立ちます。おそらく11時ごろから始まると思いますが、持ち時間は8分です。

さて、昨日投開票があった和泉市議選で、小林昌子さんは6選を果たしました。24人定数の第5位で、3005票。順位は前回選挙と同じですが票数は35票伸びており、厳しい市政チェックと日頃の地道な活動に多くの有権者の支持が集まったようです。おめでとございます。

2020.9.13
未明から朝まで雨。その後はずっと曇り空でした。気温25.0℃〜28.5℃。

昨夜は湿度が高くなったので、就寝途中からエアコンを使用。目覚めたら雨だったため、大泉緑地歩きは取り止めました。全米オープンテニスのテレビ中継を探したのですが、これもだめ。ともあれ、差別への強烈なメッセージを携えて臨んだ大坂なおみ選手の2度目の優勝を祝福したいと思います。

さて、今日の仕事は決算委員会の総括質疑のためのパワーポイントづくり。議論するのは土木費の「測量業務発注」と教育費の「体罰発生時の対応」。もう一つ、「PFIマニュアル」のことなども予定していましたが、たった8分の発言時間では無理なようです。

2020.9.12
24.5℃〜33.0℃。昨夜もエアコン不要。昼間は厳しい陽射しが戻りました。

このところ、ずっと続いている早朝の大泉緑地歩き。土曜日のせいか、やや人出が多かったようです。
また、午前中は琉球アサガオの手入れ。しばらくぶりなので、伸びて絡み合ったツルの処理で汗びっしょりになりました。もっとも、厳しい暑さで花は咲いていません。

午後は体を休めながら、日本記者クラブ主催の自民党総裁3候補の討論放送をテレビで見ました。石破氏の説得力ある語りに学ぶものが大いにありましたが、辺野古問題では沖縄県民に寄り添う姿勢を誰からも感じることができません。

少し気温が落ち着いてから、日陰に避難させていた花鉢のうち、盛夏の間は休んでいた花を咲かせはじめたハイビスカスなどを事務所前に飾り、暑さで枯れてしまったものは思い切って処分。

2020.9.11
数日続いている大泉緑地散歩。道端のドングリや虫の音に秋を感じます。

一昨日の決算委分科会で議論した学校司書の配置について、文科省の「学校図書館等整備5か年計画」(2017年)は、「概ね1.5校に1名の配置」としています。
堺市教委は「全校配置」することになったと言うものの、実際の司書の勤務は、中学校で週2回(1回あたり4.5時間)、小学校では週1回(4.5時間)だけです。

文科省が別に示す「学校図書館ガイドライン」には、「学校教職員の一員として、学校司書が職員会議や校内研修等に参加する」とも示されています。堺市の現在の配置状況(1司書が2校〜4校担当)では、そのような役割を学校司書に期待することは極めて困難だと言えるでしょう。

政令市20市のうち、小中学校ともに司書配置率が100%なのは15市。堺市もほぼそれに近いのですが、問題は勤務状況です。岡山市などのように「1校1司書」をめざして、さらなる充実が必要です。

とは言え、昨年実際に視察した西区の津久野中学校(下写真)では、「学校司書の配置で(図書館の)活性化が進んだ」と校長先生が認めていました。まずは、充実への一歩。今後も議論を続けます。

■市内児童施設における 新型コロナウイルス感染症のクラスター事象の発生
上記表題を付けた健康福祉局長名の文書が、夕方、メール添付で送られてきました。全国的には第2波が収まりつつあるかに見える新型コロナウイルスの感染拡大ですが、堺市では初めてとなるクラスター発生です。
発生したのは「堺市内の民間児童施設」。市の発表では「陽性者判明状況 =職員等6名、 利用者18 名」とのこと。「患者・ご家族等の人権尊重と個人情報の保護及び施設の風評被害に留意する必要があるため、施設の意向を踏まえたうえで、施設名の公表は差し控えます」と付け加えてありますが、18人の「利用者」は子どもたちです。
「今後の対応」として、「当該施設は消毒を実施し、当分の間休園します。 必要な方への検査、また、感染された方や濃厚接触者の健康観察等の疫学調査を行っており、関係機関と連携し、まん延防止に取り組んでまいります」とのこと。
新型コロナ対応の補正予算を審議した臨時議会で保健所の体制強化について指摘しましたが、このような事態発生によって業務はさらにいっそう多繁になっていることでしょう。

さて、今日は午前中に運転免許証更新に必要な高齢者講習を受講。受講料5100円の割には運転技能への講評もなく不満でした。その旨を自動車学校の担当職員に告げたら、「運転講習中に指摘がなかったら、問題がないということ」だそうです。


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