clock 2020. 9
2020.9.10
昨夜も23.0℃でエアコン不要でした。また、お天気は一日中、不安定です。

午前中に登庁して、決算委員会の総括質疑に向けて調査。行政部、政策企画部、土木部、市教委学校教育部などと協議しました。また、10時から決算委員会理事会に出席。全会派から総括質疑と討論の通告がありました。私の質疑・討論は15日(火)になると見込まれます。

2020.9.9
明け方は23.0℃。エアコンなしで眠り、朝方は窓からの「冷気」に掛け布団。

昨日の決算委員会分科会で午後からの議論となった学校図書館への司書配置については、昨年の決算委員会(下の左図)で、文科省が2017年に示した「学校図書館等整備5か年計画」や「学校図書館ガイドライン」などの記述を紹介しつつ、小学校への司書配置を求めました。
今年3月の予算委員会でも議論し、市教委は「学校図書館教育推進事業」として、22名の司書を雇用し、全小学校に週1回(半日)配置すると答えました。

■全校配置の予定が、10校未配置
昨日、その実施状況を確認したところ、92校中、なんと10校が未配置となっています。原因を問うと、司書・司書補などの資格要件を満たす人の応募が採用予定数に満たないのだそうです。不安定で厳しい勤務条件が敬遠されていることが推測できます。
そこで、市立図書館の非正規職員の採用状況を確かめたら、72人の採用に145人の応募があったとのこと。ならば、図書館所管の教育次長と学校所管の教育監の間で調整して、人材配置の工夫をすべきだと提案。教育次長が「中央図書館基本指針に学校図書館との連携をうたっている。採用面で協力できるところもあるし、教育監と連携体制を協議したい」と答えました。

■日本語教育指導員の登録も減少
3月の予算委員会では、外国人児童・生徒への日本語教育の充実についても議論。市教委が示した指導体制の見直し方針では、「仕事時間を1.5倍にしながら謝礼金(報酬)の据え置きはモチベーションを低下させる」と指摘しました。実際の登録状況を確かめたら、昨年度よりも6人減っているとのこと。対策を質すと、人権教育課長が「謝礼金変更の影響もあると考えられ、次年度の予算編成に向け、他都市の状況を調査するなどして処遇を検討する」と答えました。

■論外だった「中央図書館基本方針」めぐる答弁
最後に市立図書館について議論。しかし、中央図書館長や総務課長の答弁があまりにもお粗末で、質疑を途中でやめました。

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2020.9.8
エアコンOFFで就寝したものの、窓からの湿風にたまらずON.。明け方に雨。

学校での体罰を防止するために、堺市教委は『体罰根絶のために』という冊子を作って全校に配置しています。1990年9月議会での私の提案に応えて、翌91年4月に刊行。現在は「第3改訂版」が運用されています。

しかし、「根絶」はならず、2013年の予算委員会で5年間に発生した29件の体罰事件を調べたところ、保護者(下の左表赤丸)や児童・生徒自身(同青丸)からの訴えで判明した事案が多く、「即刻」と定められいた校長から市教委への報告も、数ヶ月遅れさえありました。

■改まらない申告・報告の遅れ
今日の決算委員会では、13年の調査以後8年間の体罰35件を点検。指摘直後の2013年度の6件だけは、当該教師から体罰が申告されていました。しかし、14年度以後の大半は保護者が校長や市教委に申し出たもので、他の教員からの通報も4件ありました。

改訂版『体罰根絶のために』でも、教員は「直ちに管理職へ報告」、校長も「教育委員会へ直ちに報告」と定められています。にもかかわらず、依然としてこの冊子が生かされていない実態が判明したのです。2013年予算委員会で、当時の芝村教育長は「抽象論や建前論で終わらせずに、教育委員会総体の反省事項として教訓にする」と答えました。なのに、その決意はまったく継承されていません。

私の指摘に、現任の中谷教育長が答弁。
「長谷川議員の質疑に際し、これまでの委員会や本会議の議論を確認した。指摘を受けるたびに頑張っていくと言いながら繰り返されるのは申し訳なく、悲しい思いをしている。教員や校長から『認識が甘かった』という言葉が出るが、これほど教委から学校現場に伝えているのに、それは通用しない。今後、私自身の言葉も伝えて校長の意識を促し、教員にも子どもの人権尊重を意識づける。(発生後は)速やかに報告し、市教委と一体になり、体罰を受けた子どものケアに当たることが大切だ」

※体罰をめぐる議論で午前中の決算委が終了。午後の議論(学校司書、日本語指導員、図書館運営)は、明日の日記で報告します。

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2020.9.7
25.5℃〜31.5℃。未明から明け方に雨。台風の影響か、昼間も一時小雨。

決算委員会第2分科会の1日目。今日は産業環境委員会の所管事務に関する審査です。
決算分科会をこのような形式で行うことになったのは、所属する常任委員会以外の事務についても発言機会が得られるようにしたもので、3委員会の委員(合計24人)で構成されています。

私が取り上げたのは、過日の大綱質疑で指摘した「循環型廃棄物処理施設」(クリーンセンター臨海工場」の運営に関すること。
まず、永藤市長が本会議で「透明化を図るルールを設けながら実際に履行されていないのは大問題」と答弁したことを確認。また、「PFIガイドライ」や「マニュアル」に記載されている「透明性原則」と「モニタリング結果の公表」への認識を問いました。

■「透明性原則」を認識できていなかったこと反省。早急に事業者と協議を開始する
その上で、ならば「大綱質疑後、どのような方針を定めて取り組んでいるか」と質問。環境施設課長が「モニタリング結果の公表については、その必要性を改めて認識し猛省している」「契約事業者の技術的ノウハウや競争上の不利益を与えないことを踏まえ、早急に事業者との協議を開始し、協定等が締結でき次第公表する」と答えました。また、環境局長も「PFIの根本原則である透明性の認識ができていなかったことが問題で、早急に対応する」と付け加えました。

その答弁を得た後、当該施設について「堺市廃棄物減量等審議会」の吉田弘之会長が2011年に指摘した課題などを確認。今後も引き続いて議論することを示しました。

なお、今日の発言時間は4分42秒。写真を見ると、他の議員の皆さんもスクリーンに注目して下さったようです。

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2020.9.6
昨夜はエアコンなしで睡眠。台風接近の影響か、断続的な雨です。ご用心を。

決算委員会分科会の議論に備え、パワーポイントスライドの作成にかかりました。明日の環境局への質問はほぼ完了。明後日の教育委員会へ質問の整理に入っています。

台風の進路や被害も気になります。

2020.9.5
26.0℃〜35.0℃。、未明から明け方に雨。そして、夕方に豪雨が来ました。

明日、和泉市議選が告示されます。6期目に挑む小林昌子さんは、初当選の前から、私が1994年に創設した都市政治研究所が翌95年から始めた自治体議員勉強会に参加。多くの市民派議員の仲間と研鑽に励まれてきました。
前回までの選挙は、出発式で激励挨拶をさせていただいていたのですが、今年はお声がかかりません。「もしや」と思い、告示前日の今日ご自宅に伺うと、やはり新型コロナ感染防止のため、出発式はしないことにされたそうです。
また、事務所の窓も開け放って必要最小限の人だけが集い、選挙カーの乗員も候補者と運転手のほか1人に絞って運行するとのこと。
もちろん、個人演説会なども催さずに、ひたすた選挙カーからの訴えを続けられるようです。「他の候補はどうするか分かりませんが、とにかく、コロナ発生に最大の用心をしたい」。小林さんらしい心遣いと決意で選挙運動に臨まれます。

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2020.9.4
26.0℃〜31.5℃。夜が明けてから気温が下がりました。朝から昼前に雨。

来週、月〜水は決算委員会の分科会が開かれます。私の持ち時間は3日合わせて20分。例年なら30分ですが、コロナ対応で3分の2となりました。1日の使用時間の上限の取り決めもあるため、7日(月)産業・環境委所管事務に5分、8日(火)文教委所管事務に15分を充てようと思っています。

なお、委員会の質疑では、持ち時間に答弁は含まれません。この仕組みをどれほどうまく利用して議論を深めるかに知恵を絞るつもりです。午後から登庁して、答弁にあたる環境事業部や教育委員会学校教育部と協議しました。

2020.9.3
28.0℃〜34.1℃。今日は朝方に小雨。雨があると建物の熱が冷やされます。

大綱質疑のインターネット中継録画が、市議会ホームページに掲載されました。前後を含め、わずか27分ほどです。ご覧ください。

※ネット中継 http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/plenary/video/R02/R020831-5.html

さて今日は、午前中に百条委員会の委員協議と委員会が開かれました。

竹山前市長に対する前回の証人尋問とその後に判明した事項との食い違いなどを質すため、百条委員会は竹山氏と市長選の会計責任者に対する再度の尋問を行うことにして、出頭日時の調整を行っていました。
ところが、両氏の代理人弁護士から文書が届き、百条委は「調査権限を逸脱して濫用している」から、「証人出頭や日程調整には応じない」と、両氏の意思を伝えてきました。

竹山氏側の責任回避的法論理に対しては、前回の委員会で、あくまで法に則った措置をしていることを示しました。今日の委員会では、出頭日などを決め、竹山氏に通知することを決定。

なお、委員長から意見を求められたので、「非協力な証人に対する百条委の限界と考えざるをえない。今後、調査の終結に向けての委員会運営を行うべきだ」と発言しました。最後に問われるのは、仮にも「市長」という堺市トップの座にあった人物の政治的・人間的責任です。

2020.9.2
27.5℃〜34.5℃。昨夜、エアコンなしで就寝。豪雨の恩恵です。午後また雨。

大綱質疑余話。一昨日の大綱質疑の際、緑道中央に植栽された「天の川」という品種の桜をめぐって、本会議場が3度爆笑に包まれる場面がありました。

この苗木が下写真の右のような見事な姿になるには20年かかるでしょう。
当日の視察にいっしょに参加していた信貴市議に、「そのとき私は100歳(正確には99歳10か月)。生きていたら花見をしたいから車いすを押してくれる?」と問いかけると、「きっとまだ大綱質疑をしてはりますよ」と返されました。
その話の紹介で、まずドッと湧きました。

「間違いない」とのヤジも飛び、私が「それほど長生きしたいと思っている強欲な人間だが、妖怪ではないから議場にはいない」と付け加えたら、2度目の爆笑が。

なお、この問題で答弁に立った建設局長は、私が朝の通行状況を調査するために緑道を歩いたことを知って、その日の午後に現地の確認に赴いたそうです。

そこで、「とは言え、運転免許証は返納してる。局長は退職されているだろうが、花見は共にしたい。ご近所のよしみで車に同乗させてもらえないか」と発言。3度目で、最大の笑の渦が広がりました。ちなみに、大きくうなずいてくれた建設局長の自宅は、我が家とそう離れていない北区内にあります。

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2020.9.1
27.5℃〜36.0℃。今日も夕方に豪雨。事務所前の道路は冠水したそうです。

昨日の大綱質疑で議論した2つめのテーマは、PFI手法で再整備された泉北ニュータウンの原山公園です。
とりわけ、栂美木多駅からプールに至る緑道を調査して気になった、次の2点を指摘しました。

@再整備の結果、樹木の少ない道路となっている。新金岡団地の緑道(下図の右)などと比べれば一目瞭然で、さらなる植樹が必要ではないか。
A再整備前の道路は、歩行者道と自転車道が明確に区分されていた。道路拡幅で見通しは良くなっているが、安全確保のための措置が必要ではないか。

この質問に対して、建設局長が答弁。
@植栽した樹木の生育状況を見ながら、適正に維持管理するなかで、事業者と協議して、よりいっそう豊かな緑が形成されるよう必要な植樹を行う。
A緑道を分離構造としなかったことで、自転車と歩行者の交錯や自転車のスピード超過などの危険が予測される。「歩行者優先・自転車徐行」の啓発看板を設置し、路面標示も改善する。

なお、私が現地調査した朝、多くの児童が自転車道を歩いて登校中でしたが、この子たちとしては「人は右」が正しいと信じているでしょうし、駅に向かう通勤者に配慮して反対側を歩くのは間違っていません。

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