clock 2021. 12
2021.12.11
うれしいことに、風もない穏やかな快晴が続きます。6.5℃〜16.5℃。

5日ぶりの大泉緑地は落葉が進み、金岡口のイチョウもほぼ散り果てていました。また、我が家ではこドウダンツツジが紅葉しています。
事務所前の壁面を覆うフウセンカズラがいまだに元気だったのですが、さすがに季節はずれの感が強くなったため撤去しました。寂しくなった白壁に飾っているリースは、昨年採取した琉球アサガオのツルを利用した妻の手作りです。

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2021.12.10
今日も日中はよく晴れ、穏やかで暖かい日となりました。7.0℃〜16.0℃。

大綱質疑が終わり、来週は常任委員会が開かれます。私が所属する健康福祉委員会の開会日は15日(水)。
今議会には、和歌山県日高町にある市立日高少年自然の家を廃止する議案が上程されており、審議はこの委員会に付託されています。

※堺市立日高少年自然の家 https://www.city.sakai.lg.jp/yoyakuanai/bunrui/koen/yagai/hidakashonen.html

廃止は「財政危機脱却プラン」に基づくもので、大阪維新の会の議員から「その是非について討論する」と、委員間討議の申し出がありました。
この施設は1975年に開設され、堺では海水浴ができない市内の学校が臨海学校などに利用してきました。
開設時期は、私自身が1978年の創設に関わった「新金岡親子剣道クラブ」の創生期と重なり、当時180人ほどいた会員の子どもたちと共に、1983年と84年の夏季合宿で宿泊して経験もあります。

2021.12.9
数日ぶりのすっきりした快晴。気温も上がってくれました。5.5℃〜16.0℃。

40分の持ち時間をフルに使って「アスベスト対応」を議論した、一昨日の大綱質疑。東雲公園予定地や学校での対応検証に続いて、アスベスト疾患患者と家族の会からの問題提起を取り上げました。

その一つは、中区のNさんの石綿健康被害が認定されたことです。「著しい呼吸困難を伴うびまん性胸膜肥厚」との認定結果に、申請を手伝った患者と家族の会の古川和子さんは「衝撃だった」そうです。職業被曝は考えられないNさんの発症原因は、麻袋加工現場で遊んだ子ども時代にあります。

●石綿検診=さらなる啓発・PRが必要
しかし、Nさんの発症は堺市が行う石綿検診(実施主体は環境省)で発見されたのではなく、古川さんらが奔走して受診した医療機関で分かりました。事態をどのように受け止めるかを健康福祉局長に質したところ、「今後も広報さかい、その他より効果的な手段により、(石綿検診の)周知に努める」との答弁がありました。

●患者と家族の会の要望書への回答遅れ
もう一つは、アスベスト疾患患者と家族の会が9月13日に提出した堺市への要望書のこと。提出時には「10月中に回答する」と言明していたのに、回答書が送付されたのは12月1日。遅れた原因は学校アスベスト事案の発生で、環境局長が「お詫び」の答弁をしました。

●アスベスト条例の制定要望への回答は従前と変わらず
また、患者と家族会の要望事項には「アスベスト条例の制定」があります。この間の記者会見でアスベストへの理解を深めている様子の永藤市長に、「堺市の先進的取り組みなどを基にして、シンボリックな条例を作らないか」と水を向けましたが、答弁は以前と変わらず消極的です。

さて、今日は午後から議会運営をめぐる会派協議が開かれ、出席しました。「緊急性」や「議員名を出しての発言」などに関する申し合わせを作ろうというのですが、結論は出ませんでした。

協議終了後、健康福祉委員会での議論に向けて関係課と協議。また、「日高少年自然の家」を廃止する議案に関して、所管する子ども育成課からヒアリングしました。

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2021.12.8
昨日から雨が明け方まで続き、夕方からは気温低下。13.0℃〜9.5℃。

昨日の大綱質疑で議論した4小学校のアスベストは、重層構造体育館の3階教室天井裏にある鉄骨の耐火被覆材。日置荘小では天井点検口の蓋がないまま7年以上、八田荘小では天井ボードが損傷したまま6年以上も放置されていました。これらの部分からアスベスト飛散が発生した可能性もあります。

■校長に知らせた翌日から立入禁止
各校でこのフロアには、学童保育室、理科室・家庭科室など特別教室、多目的ホール、低学年図書室などが設置されています。そして、校長に初めて知らされた翌日(9月17日)からは、立入禁止になりました。

昨日も書いたように、コロナの影響で夏休み明けの新学期は8月25日から。文科省HPで「校長への情報伝達」の重要性を説いている日渡教育長に、「児童や職員をアスベストの危険から守るという意識はなかったか?」と質問。私の再度の問いには、「ひとえに私の認識不足だった」としか答えませんでした。

■狡猾な発表シナリオは誰が描いた?
学校アスベストの発見から公表に至る経過を並べ、その間に9月議会での私の発言機会を挿入したら疑念が浮かんできました。つまり、教育長や校長への報告は、決算委員会で東雲公園予定地のアスベスト問題を質した3日後や翌日に行われています。
「学校アスベスト事件が長谷川の耳に入ったら、必ず追及テーマに加えられる」。その懸念は当たっています。「何とか避けて、時間を稼ぎたい」という狡猾な役人の知恵だったのではないでしょうか。さすがに、市当局は否定しましたが、疑いは消え去っていません。

そんなことも含め、アスベスト事案への行政対応の検証を求めたら、永藤市長が「私自身が責任を持って対応する」と答えました。

※続きは、また明日の日記で。

ところで、今日の本会議にはコロナ対策支援給付金支給の補正予算案が追加提案されて即決。また、長期欠席議員に対する報酬減額などの条項を加える議員報酬条例の改正案も、全会一致で可決されました。

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2021.12.7
明け方からの冷たい雨が一日中降り続いて、夜もなお。10.5℃〜11.5℃。

大綱質疑の私の登壇は、10分ほど早まりました。傍聴席には、アスベスト疾患・患者と家族の会のメンバーのほか、クボタショックの被害者救済などに取り組んでいる元尼崎市議・飯田浩さんの姿も見えました。

■公式に「間違い」を認めた建設局長
はじめに指摘したのは、前議会で追及した東雲公園予定地のアスベスト問題。堺市は当初の発表の際、アスベストが見つかった現場の状況について2つの間違った見解を示していました。その後、現場を見た市民やジャーナリスト、またこれに基づく私の議会での追及によって、1か月後に「訂正」を発表。今日改めて、「なぜ、発表が迷走したのか」と質したところ、建設局長が「指摘を受け、間違いに気づいた」、「調査時に高い危機意識を持つべきだった」と反省の答弁をしました。

■見過ごせない市教委幹部の責任意識
続いて取り上げたは、市立4小学校で見つかったアスベストのこと。「発見から公表まで約3か月を要したのはなぜ?」「市教委幹部が認識した後も、各校校長に知らせるまでさらに半月を要したのはなぜ?」。
まったく信じがたい事態についての私の質問に、教育次長は「校長の役割に対する認識不足があった」「危機意識が不足していた」と答弁。また、教育長は「組織の危機意識不足は、私の危機意識不足」と認め、児童・保護者への謝罪を語りました。

教育長は今年度新たに就任した日渡円氏。同氏が兵庫教育大学在職時のレポートが、文科省のホームページに掲載されています。

※日渡氏のレポート https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/suishin/detail/1313920.htm

その一節に、「校長が本来の職務を遂行するために」と題して、「校長には洗練された情報が伝わり、ほとんど完成された答えが用意された中で判断を行うようにさせなければならない」と記されています。
ならば、8月25日から新学期が始まっていた学校で見つかったアスベストの危険から子どもたちを守るとため、とりもなおさず当該校の校長に直ちに連絡することをなぜ怠ったのでしょうか。

※続きの議論は、明日の日記で報告します。

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2021.12.6
日中はほぼ晴れていました。なお、明日は雨の予報です。6.5℃〜15.0℃。

今日から3日間は、大綱質疑の本会議。朝、登庁しようとしたら車のドアが開きません。スマートキー内蔵の物理キーを使ってドアを開けてもエンジンが始動せず、やむなく息子の車を借用しました。ディーラーに連絡したところ、すぐに点検に来てくれ、ルームライトの消し忘れによるバッテーリー上がりと判明。冬本番を控える時期でもありますから、思い切って交換を依頼しました。

さて、本会議では、大綱質疑の前に議案質疑が行われ、「おでかけ応援制度」の適用年齢を引き上げる条例改正に全会派が言及。公明、自民、堺創志会、共産が「反対」の意思表示をしました。永藤市長が選挙公約で「拡充する」としたにもかかわらず、「財政危機」対策のやり玉に挙げたことへの批判が高まっています。各会派が態度を変えない限り、この議案は否決される見通しです。

なお、明日の本会議は私の出番。4人目の登壇で、午後1時半ごろ(早まれば1時)と見込まれます。議論テーマは「改めて、本市のアスベスト対応について」。

2021.12.5
大泉緑地の金岡口は、もうすっかりクリスマス模様です。4.0℃〜11.0℃。

先日は「養生中」だった大泉緑地のゴリラが、サンタクロースの衣装をまとっていました。道端には、11月23日に催された「切り株サンタを作ろう」の作品が並べられており、12月2日〜25日の同園は「クリスマスファンタジー」で彩られるとか。
周回路を歩いていると、大綱質疑の議論シナリオが浮かんできます。締め切り時間前にとりあえず提出したパワーポイントのコマを整理して、シナリオに合わせた並び替え作業に取り組み始めました。

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2021.12.4
昨夜は冷え込みが緩み、日中も気温差が少なめです。9.0℃〜12.0℃。

先週、半分だけになっていた琉球アサガオの撤去を完了させました。長く伸びたツルを丁寧にはずして採取するため、朝から夕方まで脚立に乗っての作業。いささかくたびれましたが、隣家との境をすっきりさせてお正月を迎えることができそうです。なお、玄関前にはやや気の早い葉ボタンも飾っています。

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2021.12.3
晴れていましたが夕方にわか雨。東の空に虹を見ました。5.0℃〜14.0℃。

一昨昨日の大綱質疑通告の際、質問項目に「アスベスト患者と家族の会の要望への回答はなぜ遅れているのか?」と記しました。その「回答」が、今日10時に島田副市長から家族の会の古川和子さんに手渡されました。

懇談の冒頭で、副市長は回答の遅れについて謝罪。前回の懇談後に小学校でのアスベスト発見が公表され、その事案も含めての回答となった旨を述べました。また、懇談には環境局長、建設局長、教育次長をはじめとする関係職員が同席。
古川さんらからは、学校事案に関するアスベスト曝露の可能性や健康リスクの検証委員会の委員人選についての要望、さらに、アスベスト対策推進本部会議の公開やアスベスト条例の制定を求める意見が出されました。

午後は、3時が提出期限となっているパワーポイント作成に専念。提出後に、建設局、環境局、保健医療課などと協議して、大綱質疑の答弁内容を深めました。

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2021.12.2
今日は晴れました。ただ、気温はぐんと下がっています。4.5℃〜11.5℃。

午前中は事務所でパワーポイントを作成。
お昼に登庁して、環境局、市教委、建設局、健康福祉局と答弁調整。なお、健康福祉委員会での議論に備えて、生活福祉部、長寿社会部、障害福祉部のいくつかの課に資料提供を求めました。
事務所に戻って、またひたすらパワーポイントづくりに打ち込んでいます。今夜は、夜なべです。

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